散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

鎌倉散策 ー材木座寺社めぐりー

2013-03-17 22:16:06 | 散歩
散歩するのにちょうど良い気候になって来ました。
ひさしぶりに鎌倉でも散策しようと思い立ち昨日からコース選択。
北鎌倉から鎌倉の観光コースや朝比奈へのコースは何度か歩いた事があるので、ほとんど行った事がない材木座周辺を散策する事にしました。
目についた寺社をピックアップしてiPad miniにインストールしてある「Navitaime 旅行計画ナビ」にスポットを登録してコース検索して散策ルートは決定。
多少は現地に着いての変更はありで出発。
JR鎌倉駅から若宮大路に出て海の方へ下ってJRの高架手前で横断歩道を渡って、左斜めの道に進み細い路地に入り線路際を歩き踏切を渡って駅から15分程歩いて元八幡バス停近く。
元八幡に入る細い道の入口に「元鶴岡八幡宮」と刻まれた石柱が立っているのでこれを目印に入って行くと由比若宮(元八幡)があります。
鶴岡八幡宮に比べると質素。
非常に狭い境内です。
鳥居近くに書かれていたんですが、元八幡近くにあった大正時代に小山別荘と呼ばれた敷地内に芥川龍之介が大正7年3月から大正8年3月まで住んでいたそうです。
境内には源義家「旗立の松」という空洞になった松の幹があります。

水道路の交差点を左折して東へ進むと長勝寺。
途中、左右に分かれる道があり、辻には道標(右 大師道と刻まれてました。)と馬頭観音の石板。
メインの道と平行して車の通りが少ない右の小径を進んで長勝寺の堀が始まるところで車通りと合流。
かなり長い堀で日蓮宗の大寺だけのことはあります。

帝釈堂手前には四天王に囲まれた日蓮の銅像があり、この姿が本物としたら日蓮はかなり立派な体格をされていたんですね。
左手石段の上には法華堂(県指定重要文化財)と本師堂の裏手の中腹に「赤木圭一郎」の像があります。
奥までは墓地なので行きませんでしたが、俳優赤木圭一郎のお墓があるそうです。
帝釈堂の右手、水行場の奥に脇からの出入り口があったので、そこから出て次の目的地を目指します。
次に目指すは来迎寺。
源頼朝の旗揚げの頃の重臣、三浦大介義明公のお墓があるお寺。
長勝寺に来る途中に通った脇道を戻る訳ですが、来る時には気付かなかったですが、庚申塔があったので撮影。
先程の馬頭観音の石板の手前を左折して住宅街を進んで行くと駐車場の角に「鎌倉十四番 子育観音 時宗 来迎寺」と「三浦義明公の墓」と刻まれた2つの石柱。
山門をくぐり本堂右脇に「三浦義明公之墓」と「多々良三郎重春公之墓」の五輪塔が並んで建っていました。
また、三浦大介公家来の墓という案内表示に従って本堂裏に進むとたくさんの小さい五輪塔がありました。

来迎寺から海側に下ってすぐに五所神社。
材木座一帯の氏神である村社です。
御由緒によれば、「明治初期に乱橋村と材木座村が合併し、乱橋村にあった三島神社と八雲神社、金比羅社と材木座村には諏訪社と視女八坂社が三島社に明治41年に四社が合祀され五所神社と改称した」
祭神は大山祇命、天照大御神、素戔嗚尊、健御名方命、崇徳院霊。
境内には国指定重要美術品、市指定有形民俗資料である「石造板塔婆 板碑」(弘長二年銘)があり、その他にも庚申塔や多くの石柱・石塔があります。


小町大路に出て山に向い右手に日蓮宗の妙長寺がありますが、このお寺は檀信徒以外の立ち入りはご遠慮願いますと書かれていたので外から門のみを撮影。
海側に下って向福寺。
小町大路と来迎寺-五所神社の小径とを行ったり来たりしつつ、五所神社から海側に下って実相寺。
山門には「日昭尊者濱土法華堂霊跡」と木札が掛かってます。
裏山からは鶯の鳴き声。
広くない境内ですが、人通りも少なく落ち着いた感じのお寺でした。

再び、小町大路に戻って九品寺。
何やら土地問題でもめているようで、駐車場や境内の見苦しのは近くのお店が土地を所有しているのでお寺としては清掃ができないからなどといった掲示があったり、山門をくぐったところにここは道路などと書かれていたり・・・。
ナンなんでしょうね。ただ、小町大路と裏道の行き来で、ルート案内ではある道が民家の塀で切られたりしてますので、以前は私有地を共有道として使っていたのが建替えや所有者移転に伴って塞がれたりしてるんでしょうかね?

再び小径に入って海側に下って民家の間を縫うように歩いて補陀洛寺。
判りにくい道というかルート案内が酷い道を選んだというか、気付くとどこかのお宅の庭を横切って到着。
長い間に劣化して読みにくいのですが入口脇の石柱には「源頼朝公○祈願所 補陀洛寺」と刻まれています。
多分、○は御。

ここからは最後の目的地。光明寺を目指します。
補陀洛寺から海岸近くまで行き、バス通りにぶつかったところで左折。
逗子方面に歩いて進んだところで光明寺の案内が出て来ますのでその案内表示に従って光明寺へ。
かなり立派な山門です。
境内も広く鎌倉有数の大寺ですね。

本堂の右側から回り込むように裏手に出て、緩やかな坂道に沿って石柱・石塔。
更に石段を上って光明寺駐車場を左手に見ながら上って行くと石の鳥居。
秋葉三尺坊大権現。
細い石段には石仏が多く鎮座していたのでそれぞれを撮影。




戻る途中、中学校との間の場所で見掛けた「浄土宗三祖 光明寺開山 良忠上人御廟参道」の石柱。
この奥に廟があるそうなのでついでに寄り道。
突き当りの建物の手前左に上りの石段があり、上った先に歴代のお墓。

神奈川の景勝50選の風景。

坂を下って右手の一角にあった石柱・石塔群。
ひとつひとつがかなり大きく、こんなにたくさんあるのを見るのは始めて。
光明寺と蓮乗院、どちらのものなんでしょうかね?

ひたすら鎌倉駅を目指しての帰り道。
お寺を見つけたのでついでに撮影。「啓連寺」

帰りは鎌倉散策の締めくくりとして毎回お馴染みの豊島屋で鳩サブレを購入して改札を入ってすぐ右手にある蕎麦屋で食事。
今回は新メニュー(企画もの)、大船軒とのコラボである鯵の押し寿司の端を利用したミニ鯵丼セット。
押し寿司の時には気にならない酢も普通のご飯に載せているとちょっと酢が強く感じました。
コメント
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