忙しくて塗料を買いに行けないので、今日はブレーキのメンテナンスをします。
ランサーはスライドピンが固着しやすいので点検&グリスアップです。
まずはゴムブーツが破れていないかチェックします。破れていたら
根本的に何をしても無駄です
キャリパーのピストンではなくこのキャリパーサポートの
スライドピンが固着しやすいので要点検です。
去年までは、ダートや舗装で使っている熱に強いタイプの
グリスを使っていましたが、逆にスライドがしづらく、油分も
飛んでいます。雪ではブレーキの温度も上がらないので
熱に強いタイプは必要無いようです。
なので、今回から水や潤滑性能に優れた耐熱シリコーングリスを
塗ってみました。
一般車ではこちらのタイプの方が主流ですが、競技車は
もっと熱に強い物を使っています。
外したスライドピンの状態からシリコン系のグリスの方が
雪シーズンにはよさそうです
次はリアです。エボ1~3はリアブレーキの分解が面倒でイヤですね
サイドブレーキワイヤーを外さないとキャリパーが開きません!
こちらもブーツ切れをチェックします。
リアもキャリパーサポートのスライドピンを要チェックです。
上のスライドピンが少し油膜が足りないですね。
そう言えば、車検の時、左のリアの制動が右より若干低かったの
ですが、キャリパーの動きが悪い為だったのかも知れませんね!
下のスライドピンはきれいな状態でした。
この中をスライドするので、この中にもシリコングリスを入れます。
これはキャリパーの石かみ防止のフラップのボルトです
(赤いフラップの写真)こういう部分にはこの水に強く
高粘度の潤滑剤を塗っておきます。水飴みたいに
粘るグリスなので塩カルや雪にさらされても固着しません。
フロントもバンパーフラップもほつれている箇所を補修します。
あまり見栄えは良くないですが、本番車ではないので
ご勘弁ください
廃材利用のエコ仕様です
前側はボルト止めですが横はタイラップを通して固定します。
何かあった時にすぐに作業しやすいようにです。
僅かな隙間もフラップで塞ぎます。
裏から見るとこんな感じです。
なぜこんなにガードするかというと、雪は想像以上に
エンジンルーム無いに入ってくる為です。
ノーマル車で雪遊びをしていて雪が詰まって電動ファンが
止まってしまいオーバーヒートした車もあります。
なので、雪遊びをするにはどんな車でもいいですがアンダーガード
かそれに類じた(整流板など)物が必需品です。
それと、バンパーの下を開けておくと、そこから雪が詰まり
インナーフェンダーを押し下げてすぐにタイヤに当たってしまいます。
そのまま走るとすぐにインナーフェンダーも取れてしまうので要注意です。
ランサーの用にそこにオイルクーラーの有る車は雪の
圧力でオイルクーラーが壊れてしまうので雪が入らないようバンパーに
対策が必要です。
よく、冬はオイルクーラーを外してしまう人も多いですが、
自分はあえて外しません。
何故かというとそこにオイルクーラーが有るので
ぶつけてはいけない という緊張感を持って運転出来るので
走りが雑にならないようにする為です。
雪だからぶつけてもいいや!と思って走ると、雪以外でも
ぶつけてしまうような運転になりそうなので気を付けています