スーパーエボ2の仕上げにかかります。
まずは、エボ10の余ったパットを付け替えます。
雪はブレーキがロックしやすいのでロックしづらいパットがお奨めです。
スーパーエボ2はノーマルパットを入れていました。
ウインターラリーでもノーマルパットを入れていました。
雪はスパイクでも履かない限り、ブレーキの熱が上がらないので
ノーマルでも有効です。
で、何故エボ10のパットを付けるかと言うと、もっとロックしづらくて
コントロール制の良い方法がマスターバックレスにする事です。
御存知の通りエボ10のパットはマスターレス仕様です。
今のラリー車はMOTECでアンチラグを使うと負圧が発生しないので、
マスターバックが使えなくなる為、マスターバックレスの
ダイレクト制動に変更しています。
この方式だと、ブレーキのコントロール制が非常に良くて
ほとんどロックしません。
なので、エボ2もマスターレス仕様にしたいとは思っていました。
マスターバックが付いていると、左足ブレーキを使っていると
負圧の変動でブレーキの踏力が変わってしまい、逆に乗りづらいのです。
ですが通常マスターバックレスにするには色々変更、加工が必要です。
ただ、エンジンからの負圧を来なくしただけでは、マスターバックの
機構が逆に抵抗になってしまってまったくブレーキが効かなくなります。
それでも、物は試しにやってみようと思ってホースを塞いだだけのお手軽
マスターレス仕様にしてみました。
次ぎにブーストアップです。
いままで雪遊びに使っていただけなので、ノーマルブーストでした。
0.8kg位です。全然スーパーエボ2では有りませんでした
ラリーオブ嬬恋に出るので有れば、さすがにもっと力が欲しいですからね
これも、お手軽ブーストアップで行きます。
バッテリーを外すと
ソレノイドバルブが出てきます。ここにオリフィスを
入れてあげます。
スーパーエボ2はB車両になるので、問題無いはずです。
サクション側からのホースを外して
手持ちのオリフィスの中から良さそうなのを選びます。
取りあえず1番径の小さい物を入れています。
ちなみに、こういうスペシャルツールで好みの内径を
作っていきます。無い物は作るです
またホースを繋いで元に戻せば出来上がりです。
さあ、いよいよ試運転です。
まずは、ブレーキです。
あれ?けっこう効きます・・・
というか、エボ10より効きます・・・
何もしてない、ただホース塞いだだけのお手軽仕様なのに・・・
やはり、重さなのか・・・
エボ10より300kg以上は軽いからな・・・
それなのに、同じブレーキなのがおかしいよな
これ位効けばこのお手軽仕様でもいけそうですね
よし、ブレーキが効く事を確認したから次はブーストだ
(これ逆の順序はないですよね)
アクセル全開
あれ、ブースト1,5kg越えそう・・・
ヤバイ、アクセル戻しました・・・・
ノーマルECUで1,5kgはヤバイでしょう・・・・
オリフィス違うのに交換します・・・
1,2kg位を目標にしましょう
ラリコンもきちんと作動することを確認出来たので、
あとは助手席のバケットシートだな~
今はリクライニングが付いているのでこのままだとナビが
可哀相ですよね
でも、助手席のシートレールが無いんだよな
何処かに無いかな