先日、娘のお習い事の発表会がありました。
娘は新体操を習っています。
コロナ禍で、途中休校になったり、私の理由でもお休みしながら、なんとか続けられたお習い事。
発表会も延期になりながら、お教室の方でコロナ対策をいろいろと考えましたとのことで、ようやっとこさ実施してもらえました。
正直、私が驚くほどの感染対策をしてくれました。
1週間もの検温表の提出(観覧予定者全員分の検温表)。
生徒も観覧の保護者も、飲食禁止。
保護者も2名までに制限され、観覧席は市松模様座りでしたが、それも1列おきみたいな感じで、すっかすか。
会場も扉を開けっ放しです。
滞在時間も滞在人数も短く少なくなるように、発表会を3部に分けてくれました。
我が子のこうした発表会は大変に久しぶりでした。去年は運動会なども全部なかったので。
私は我が子の行事や発表会は今まであまりまともに参加できませんでしたので、今回は何かとっても楽しみにしていました。
最近は自分の体調が悪くなっても、対処に慣れてきました。
今回も、朝からまさかの具合の悪さを見せまして。でも薬足して、お風呂入って体温上げて万事オッケー。
今日見にきてもらえないかも、と不安そうに私を看護する娘に
「あー、大丈夫。これなら2時間後くらいには回復するわあ。」とか冷静に言っちゃう私。
なんかえらい進歩したな!私成長してるぞ!と、あとからふと嬉しくなりました。
夫も一緒に行けましたので、3人でのこのこ会場に行きました。
そして席が遠いので、夫と話すこともなく、ひとりの世界に浸って発表会を堪能しました。
他のクラスの発表も含めて、なんか見ていたらとても暖かい気分になりました。
このような習い事をさせてもらえる子どもたちはきっと幸せな子達なんだろうと思います。
でも、その幸せな境遇に甘んじることなく、頑張っていたり、楽しんでいたり。
少なくとも適当だったり、不貞腐れている子なんかひとりもいません。
先生たちも必死で、でも楽しみを見つけながら、とにかく愛情をもってお教室を運営してきてくださったのだろうと思いました。
そして我が子は、去年から比べてまた一段と成長しました。
私にとってはなんだかあっという間の、ばたばたしただけの1年間でしたが、娘はこんなに成長していたのかと驚きました。
思い返せば、私もいろいろあって変化の多い年でした。いろんな意味で死の淵から生還したような1年でした。
どうしてこんなに簡単に忘れちゃうんですかね!
変化というのは1日単位だと小さいですけれども、1年で見るとあったりなかったり。
こんな歳ですけど、もちろん子どもに比べたら小さな変化かもしれませんが、どこかは成長しているような気がしてきました。
そんなことも教えてくれる、発表会でした。
子どもたちから、先生方から、スタッフさんから、そして娘から、いろんなパワーと優しさをもらった素敵な発表会でした。
親の自己満足?
そうです。そうなんですけど、それでいいんです。
自己満足できるなんて、最高の幸せじゃないですか!
本当に感謝感激の発表会でした。