昔と比べて、子供たちが黒板のノートに書かなくなってきたように思います。
その理由の一つとして、黒板の書き方がいい加減になってきた先生方が増えてきたように感じます。
「これは書かなくていい」「これは書きなさい」などと授業の途中で言うので、何を書いていいのかわからず混乱しているクラスがあります。
また、学年に合わない量の板書する先生もいます。低学年なのにたくさん書いたり、高学年なのに全然黒板を書かない先生がいたりします。
小学生なのに「ノートは自分で工夫して書くんだ」「板書をそのまま写すんではなく自分で考えて書くんだ」なんて言う先生もまれにいます。
これでは子供たちもノートに何を書いていいかわかりません。
そこで、変な教師の僕がうまくいった、3つの方法を紹介します。
1.ノート計画=板書計画=授業計画
まずノートに書かせる内容は、すべて黒板に書いてやるのが基本だと思います。
ですので、黒板をノート見開き2ページと見立てて、学習問題から、まとめまで、ちゃんと板書の計画をノートに書いておくことが必要だと思います。
教科書や指導書を見ながら、何をどの順序で書くか、ノートに書きます。
そのノート計画が、授業の1時間の流れの計画でもあり、板書計画でもあります。
ノート計画は、慣れれば10分ほどで書けるようになります。
そして授業の時は、その板書計画通りに授業をし板書するのです。
そしてその板書した通り子供たちにノートに書かせればいいのです。
ノートを書かせるタイミングとしては、板書を全部書いて、授業の終わりにまとめて書かせるのではなく、学習問題を板書したら、例題が終わったら、練習問題が終わったら、まとめが終わったら、などといくつかのコマに分けて書かせるのが効果的です。
そのほうが子供たちも飽きずに板書することができます。
2.ノートを持って来させる
全員が確実に書けるようになるまで、授業の途中と最後などでいちどノートを持って来させ、教師が見る時間を作るのが効果的です。
例えば、算数だったら、「練習問題を3問目までやったら持ってきなさい」などと言って教卓に持ってこさせて、○をつけることでノートのチェックをします。
これは国語の漢字、作文等でも応用ができます。
理科では、実験の準備が必要なものが全部ノートにかけたら、「班全員で持ってらっしゃい」といいます。
一人ひとりにしてしまうと書くのが嫌だいい加減な子が、書かないままになってしまいます。
班全員でと言うと、書かない子も飯班の仲間に言われて書かざるをえなくなります。そして全員合格しない限り、実験道具を貸さないようにするのです。
そして、授業の最後に「班全員で持って来なさい」をどの教科でも言います。
書いてあれば花丸を書くか、合格ハンコを押して、終わった班から休み時間にします。
書かない子が1人でもいると、その班は休み時間がなくなるので、書いた子は、書かない子に必死で書かせようとします。
こういった手立てを積み重ねていけば、全員がノートを書くようになります。
3.赤鉛筆で薄く書いてなぞらせる
それでも書かない子は、赤鉛筆で薄く書いてなぞらせる指導をします。机間指導の時に、あらかじめノートを書かない子に目星をつけておき、まずその子のところに行って赤鉛筆で薄く書いてやるのです。そして「なぞってごらん」と声をかけます。
その際には「なぞることも勉強です。なぞっていくうちに、できるようになります。1番いけないのは、何もしないことです」などと声をかけて励まします。
それを毎日繰り返していくうちに、自然とその子はノートを書くのが習慣化され、書けるようになっていきます。
特別な支援が必要な子にこれを行うと驚くほどノートを書くようになっていきます。
今教えている子の中には、赤鉛筆で薄く書いてとねだる子もいます。
「どうして」と聞くと「なぞると、字が丁寧に書けるから」とか「おうちで褒められるから」と言う返事が返ってきました。
これは本当に効果絶大です。
授業の中の1分か2分でできることです。
ぜひ取り組んでみてください。
その理由の一つとして、黒板の書き方がいい加減になってきた先生方が増えてきたように感じます。
「これは書かなくていい」「これは書きなさい」などと授業の途中で言うので、何を書いていいのかわからず混乱しているクラスがあります。
また、学年に合わない量の板書する先生もいます。低学年なのにたくさん書いたり、高学年なのに全然黒板を書かない先生がいたりします。
小学生なのに「ノートは自分で工夫して書くんだ」「板書をそのまま写すんではなく自分で考えて書くんだ」なんて言う先生もまれにいます。
これでは子供たちもノートに何を書いていいかわかりません。
そこで、変な教師の僕がうまくいった、3つの方法を紹介します。
1.ノート計画=板書計画=授業計画
まずノートに書かせる内容は、すべて黒板に書いてやるのが基本だと思います。
ですので、黒板をノート見開き2ページと見立てて、学習問題から、まとめまで、ちゃんと板書の計画をノートに書いておくことが必要だと思います。
教科書や指導書を見ながら、何をどの順序で書くか、ノートに書きます。
そのノート計画が、授業の1時間の流れの計画でもあり、板書計画でもあります。
ノート計画は、慣れれば10分ほどで書けるようになります。
そして授業の時は、その板書計画通りに授業をし板書するのです。
そしてその板書した通り子供たちにノートに書かせればいいのです。
ノートを書かせるタイミングとしては、板書を全部書いて、授業の終わりにまとめて書かせるのではなく、学習問題を板書したら、例題が終わったら、練習問題が終わったら、まとめが終わったら、などといくつかのコマに分けて書かせるのが効果的です。
そのほうが子供たちも飽きずに板書することができます。
2.ノートを持って来させる
全員が確実に書けるようになるまで、授業の途中と最後などでいちどノートを持って来させ、教師が見る時間を作るのが効果的です。
例えば、算数だったら、「練習問題を3問目までやったら持ってきなさい」などと言って教卓に持ってこさせて、○をつけることでノートのチェックをします。
これは国語の漢字、作文等でも応用ができます。
理科では、実験の準備が必要なものが全部ノートにかけたら、「班全員で持ってらっしゃい」といいます。
一人ひとりにしてしまうと書くのが嫌だいい加減な子が、書かないままになってしまいます。
班全員でと言うと、書かない子も飯班の仲間に言われて書かざるをえなくなります。そして全員合格しない限り、実験道具を貸さないようにするのです。
そして、授業の最後に「班全員で持って来なさい」をどの教科でも言います。
書いてあれば花丸を書くか、合格ハンコを押して、終わった班から休み時間にします。
書かない子が1人でもいると、その班は休み時間がなくなるので、書いた子は、書かない子に必死で書かせようとします。
こういった手立てを積み重ねていけば、全員がノートを書くようになります。
3.赤鉛筆で薄く書いてなぞらせる
それでも書かない子は、赤鉛筆で薄く書いてなぞらせる指導をします。机間指導の時に、あらかじめノートを書かない子に目星をつけておき、まずその子のところに行って赤鉛筆で薄く書いてやるのです。そして「なぞってごらん」と声をかけます。
その際には「なぞることも勉強です。なぞっていくうちに、できるようになります。1番いけないのは、何もしないことです」などと声をかけて励まします。
それを毎日繰り返していくうちに、自然とその子はノートを書くのが習慣化され、書けるようになっていきます。
特別な支援が必要な子にこれを行うと驚くほどノートを書くようになっていきます。
今教えている子の中には、赤鉛筆で薄く書いてとねだる子もいます。
「どうして」と聞くと「なぞると、字が丁寧に書けるから」とか「おうちで褒められるから」と言う返事が返ってきました。
これは本当に効果絶大です。
授業の中の1分か2分でできることです。
ぜひ取り組んでみてください。