授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

教師は身体をメンテナンスしよう

2019-11-16 23:47:07 | 仕事術
教師がブラック企業と言われて言われるようになってだいぶそれが定着してきた。

若い頃は7時8時は当たり前、行事の前になると10時11時とまで仕事をしたこともある。

20代はとにかく、先輩方の真似をして当たり前のように残業していた。

30代は主任の仕事を任されるようになり、その仕事を完全に完璧にやろうとして、どんどんどんどん仕事をつぎ込んだ。

睡眠時間は少なかった。20代30代は夜の1時2時まで起きていて、朝6時には起きて学校に行く。30代後半から40代は毎日4時間睡眠で体育主任や生徒指導主任研究主任の仕事をこなしていった。

もちろん昼間はほとんど空きなしで授業があり子供たちに100%の力で当たり、楽しくもありたくさんの実践も残して残してきた。

そうなると、疲れや疲労が体に溜まってくる。僕は小学校だったから、土曜日日曜日の休みの日にまとめて休養とっていた。

朝は9時10時まで寝て、その後その後も1日ぐうたらしている日が多かった。

そのうち、週に1日はドライブや買い物で気晴らしをするようになった。月に一回ほど趣味の山登りで近くの山日帰りできる山を登りまくったこともある。

しかし、そういった無理は確実に体を蝕んでいた。

30代後半で、高脂血症と、脂肪肝が発覚。40代前半で糖尿病が発症。この持病はいまだに毎月の通院を必要としている。

30代の半ばで学年の指導をしているときに倒れ、6年生の児童に肩を担がれて保健室へ、その後救急外来に運ばれ点滴を打って絶対安静な状態になった。ちょうど体育主任をやっていて毎日睡眠時間が4時間だった頃である。

40代のある荒れた学校で、モンスターペアレント、パワハラにやられ、肺炎を発症した時夢がある。レントゲンを撮って、即入院となったのだが、その時の校長は両々療養休暇をせずに年休で処理をしろと命令してきた。

少しでも筋肉や体力をつけようと、40代はジョギングマラソンに取り組んだ。しかし40代後半で運動会前日に肋骨を骨折し骨折し、また引越し等で両肘の腱を壊し、肩こりは病院通いすることになっている。

今思えば、20代30代の頃にきちんとライフワークバランスを考え、将来のことを考え健康でいられるような仕事の仕方をすればよかった。

ついでに言うと、仕事だけのせいではないが結婚も40を過ぎてからになってしまった。また50代になった今でも妊活をしている。

だから、今は自分なりの働き方改革をして、仕事だけではなくプライベートでも充実できるようを、そしていつまでも元気で健康にいられるよう、食生活、運動を行いライフワークバランスをとるよう心がけている。

問題行動の対策には、特別支援教育の視点を

2019-11-16 01:00:05 | Weblog
問題行動のある子を、ただ生徒指導の観点から対応しようとすると、うまくいかないことが多くなって来ています。

問題行動の対応には、特別支援教育の視点を取り入れると、対策が見えてくる場合があります。

通常学級に通う子の1割以上は、発達障害があると言われます。30人クラスで3人以上はいる計算です。

さらに、発達障害と言っても、ピンからキリまであります。前に聞いた例えでは、真水にカルピスの原液を一滴ずつ垂らしていき、最後はカルピスの原液になる。真水の人も、原液の人もいない。途中のどこかに全ての人がいるのです。線引きは出来ず、濃いか薄いかなのです。発達障害は。

だから、ある意味で、全ての人が大なり小なりの発達障害を抱えているとも言えます。

例えば反抗挑戦性障害が疑われれば、対策の方針が立てられます、

それから愛着障害、ADHD、ASD (昔のアスペルガー症候群)などなど要因が考えられれば、対応ができます。

このような形で一つ一つの事例を、その原因はなんだろうと突き詰めていくと、子供のやってやっていることや特性が細分化でき、その特性がわかると、対応方法が見えてきます。

例えば、ADHDの場合、不注意(注意が1つのことだけに向けられてしまう)多動、衝動性と言う3つの特性が挙げられます。

例えば、人を笑いながら叩いてしまうような人、人の気持ちが読めない人、善悪の判断ができない人は、ASD(自閉症スペクトラム、昔のアスペルガー症候群を含む)かもしれません。

例えば、家庭の生育歴の中で、愛着障害を引き起こしているのかもしれません。例えばネグレクトつまり方放置されてきた子や、逆に虐待を受けて受けている子などは、通常の発達段階で正常な発達が獲得できておらず、発達障害のような症状を起こします。

このように、問題行動だけに目を向けるのではなく、特別支援教育の視点で、その子はどんな特性があるか見ていくと、対策の糸口が見つかって来るのです。