福興浜団の活動に。

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No534
鹿島町から南へ向かい富岡に戻る道筋で、色々と寄り道しながら初めて見る光景に一喜一憂しながら富岡に着いた。

いい話題は、福島県南相馬市萱浜・雫地区の再生をめざし、今では福島県、東北、日本の復興へと情熱と力を注ぐ福興浜団さんの活動を見れたことだ。

福興浜団さんの活動は、津波などでお亡くなりになられた方の捜索活動やがれき撤去が主であったと聞いていたけど、その活動はさらに広がっているようだ。


津波被害の大きかった萱浜に希望のイルミネーションを設置していた。

福興浜団の代表　上野敬幸さんにはお会いすることが出来なかったけど、ボランティアさんの活動を垣間見る事だけでも感じるものがあったから行って良かった。


10人くらいのボランティアさんがいらっしゃったが、岡崎ナンバーの車を見て驚いた。
上野さん所は、本当に全国からみんなが集まっていた。

上野さんは震災でご家族の方を失くされ、今でも息子さんとお父さんを探している身の方だ。
TVで上野さんの活動を知ったのは、いつ頃だったか？僕の脳裏にとても強烈に残っていた。


夜になると「わらいあえるところにします」という文字が浮かび上がるイルミネーション。

今では東北の各地に飛び、お亡くなりになった方の捜索をしている。
富岡海岸でもその活動をして下さった。
また僕の町の富岡高校の応援などして下さっている。

富岡高校のサッカー部は、県大会で5年ぶりに優勝し全国大会行きの切符を取ったが、資金不足から全国大会行きに黄色信号が。
上野さんはそんな富岡高校の応援までしてくれている。

僕は富岡高校のサッカー部のOBではないが、富岡高校を応援したいのでもちろん支援します。
富岡町民の僕は、今、上野さんにありがとうございますの一言でも言えたらと思っている。

この同じ場所で上野さんの活動を応援している絆ジャパンの有田代表とボランティアの皆さんがいる。


津波による塩害があった田畑を掘り起こして農作物を作っていた。
絆ジャパンの有田代表が、東京から毎週駆けつけ作っていると聞いた。

TVで見たが菜の花の迷路を作り近所の子供たちが、無邪気に遊んでいる光景を見てお子さんを失くした上野さんの気持ちが痛いほど分かった。


これは、玉ねぎを植えてますと女性のボランティアさんが教えてくれた。
今回二人にお会いすることが出来なかったけど、いつかまた萱浜を訪れた時には是非お会いしたいと思った一日でした。