ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

焼却炉で。

2013-08-31 06:18:01 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト

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〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
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発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。

皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

No456
一昨日、福島県白河郡鮫川村に作られた放射性廃棄物焼却炉の
仮設小型焼却炉が爆発事故を起したと友人からメールが入った。
これにより「周辺での空間線量が上昇!」と・・・。
原発関係のニュースは、ホントにいいことが無い。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/07/...より。

こんな事が知らないところで起きている。
放射能とか放射性とか?もう、うんざりだ。
東電の汚染水漏れにしたって、国の対応は遅すぎる。


毎日新聞社記事より。
東電構内に並ぶ汚染水タンク。

原発事故がどれだけ大きな事故だったか・・・・。
この先何十年と苦しむ大地・故郷・住民たち。
国は今、汚染水問題で原発再稼働に舵を取ることは出来ないだろう。
海外からも海洋汚染を追及されていると思う。



原発事故で故郷を追われ、避難しつつもこれからどこで生活すればいいのか決められない。
そんな被災者の代弁もしたいと、いつも思っている。



殺処分に反対する畜主さん数人から牛を託された松ちゃん。
彼の苦労や大変な作業はこれからも続くのだ。



彼は、被災地に残された動物の保護・飼養のために無人の町富岡に残った。
完全に被曝したものの彼はしっかりと生きている。
鉄人松ちゃんの旅はまだこれからも続く・・・。





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2匹のおかげ。

2013-08-30 05:18:50 | 日記
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No455
全国の皆さん、早速のご支援本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。

昨日は、一日かかって設定変更を教えてくれた友人のおかげで少し前進。
試行錯誤の上、便利な使い方を習得!本当に助かった。
友人にありがとうと言います。

今日は松ちゃんの仕事の範囲外の事でも書きます。

松ちゃんは牛の世話やダチョウたちの餌やりの他にも色々とやることが多い。
前回とても助かった事がある。

彼の家は道路から25m~30mくらい下に降りていかないといけないのだが、いつもは左右から延びる木々や草で僕の車はいつも傷だらけになっていた。

傷だらけと言っても、コンパウンドで擦れば元に戻るのだが、いつもの事なのでもう気にしなくなった。
それが前回行った時に、道路の両側がとてもきれいに刈り払われていて、坂を下りていくのに気分が良かった。

今までは松ちゃんの軽トラック1台分のスペースしかなかったから、その倍くらいの空間が出来て安心して下りれるようになった。
他の場所も刈り払われていたから、多分一日かけてきれいにしたと思う。


この子たちのおかげである。
シロとさびに感謝。


猫に注意!の看板。
前々回は草ぼうぼうで、この看板が見えずらく慎重に下りて行った。
それは本当に恐る恐ると言った方が正しい。
誤って子猫たちを轢いてしまったら?・・・と、それはぞっとする想像だ。


こんな感じで飛んでお迎えしてくれるシロ。
可愛くてとってもありがたいのだが、帰る時も少し怖い。
いや少しではなくかなり怖い。


この看板通りで、必ず車の下を覗き込んでからでないとエンジンを掛けられないし、エンジンをかけてからも車から降りて何度ものぞいてからでないと発進出来ない。

僕がいつも車を止める定位置がこの場所だから、松ちゃんがいるときは見てもらって帰るようにしている。
松ちゃんがいなかったら、とても車を発進出来なくているだろうなぁ。


今日の最後の写真は、草を食べながら同時におしっこできるお母さん牛。
変な写真でごめん。
この母牛さん器用だなぁ~と思った。(笑)
普通はどっちかなんだけどなぁ。

牛がおしっこする姿はしょっちゅう見て来たけど、草を食べながらおしっこ出来る牛は初めて。
僕は草を食む母牛の写真を撮っていたのだけど、この一頭が偶然カメラに収まった。
たくさん撮る中で、こんな事もあるから面白い。

それでは、みなさん今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。












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みなさんへ感謝。

2013-08-29 06:37:53 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 




No454
皆さん、被災地の命を繋ぐ松村直登の活動をご支援頂き、本当に感謝いたします。
これからもみなさんのご理解ご協力を頂きまして進んで行きたいと思います。



ご支援下さっている方から、「まだ知らないみなさんがいらっしゃると思うので、URLを貼ってお知らせした方が良いのでは?」とアドバイスを頂き素直にそうしました。

上のブログと公式ツイッターは不定期でありますが、現地の出来事をお知らせいたします。
是非、これからもときぶ~の時間と共に宜しくお願いいたします。





以前から、何が欲しいかお知えて下さいとリクエストされていましたが
みなさんにご支援頂きたいものは、こちらです。

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パソコンに詳しい友人にバナーの貼り方を教えてもらったら、gooブログの無料版を使っているので制約が色々とあり、バナーが貼れない事が分かり・・・・・(青)

皆様に日々のご支援に感謝いたし、代表に代わってお礼を申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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cobra!

2013-08-28 06:31:28 | 日記
No453
今日は、松ちゃんちで見た珍しい蛇が入ったお酒の事を書きます。
コブラ!!!
皆さん、コブラです!!!
僕は少し固まりました。
小さいけどグロテスクで、とても飲めないと思った。


これもみなさんからの支援物資だと思うけど、コブラ酒にびっくり。
凄すぎて思わずブログネタ帳に入れました。(笑)
小さいけど立派なお姿!

マムシ酒を造っていた知人がいましたが、知人曰く「これを飲むと全く夏バテしないし、冬も風邪ひかないよ!」って言われ頂いたことがありましたが、飲む勇気が無くてそのまま家に置いてある。

瓶の底でとぐろを巻いた赤マムシを見て飲むのが無理。
僕にどうしてもって持って来てくれたから、断ることも出来ずに頂いたんだけど・・・。
オオスズメ酒は平気で飲めたんだけどなぁ~。


珍しいので角度を変えて2枚目の写真をアップ。
赤マムシ酒とかハブ酒とかは見たことがありますが、コブラ酒は初めてでしたね。

コブラ酒は赤マムシ酒より効き目があるのだろうか?と、少しだけ興味があります。
皆さんは凄いものを送ってくれるなぁ~とただただ感謝です。
松ちゃんがこれを飲んだら、後で効能を聞いてみようと思います。(笑)

いつも牛の餌やり前の光景。

彼が手にしてるのはすすきの葉。
尾花とか茅(萱とも書く)と言われているイネ科の植物で、細かく切って与えます。
長いままだと飲み込む事が出来ず、ずっと口をパクパク動かしてる。


ダチョウも生きた葉は大好きで、ダチョウの柵の周りの草や葉はきれに食べてしまい、こうして松ちゃんにもらわないと食べられない。


その頃、さびたちはわら餌を積んだ彼のトラックの下で「涼しいニャ~」って感じ。
シロもさびも石松も車の下が好きで、本当に今年の夏は車の下にいた。
今年は福島も本当に暑かったです。


牛たちも午前中は木陰の出来る涼しい第二の柵へ。
この木陰は本当に涼しいんです。
風が吹くと尚更涼しさを感じる。

今週も何やら忙しいのだけど、出来れば福島に行きたいと思ってます。
それでは今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。









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これから。

2013-08-27 06:00:27 | 日記
No452
八月もあと五日で終わる。
福島の松ちゃんの所も朝晩めっきり涼しくなってきて、秋の気配が漂っていた。


石松君とシロとさびの食事光景。
石松はイノブタとの戦いがあるから寝不足でばてている。
めっきり涼しくなったから寝られると思うのだが、イノブタがやって来るとやっぱり寝られない・・・。


いきなりで申し訳ありませんが、松ちゃんちの牛の背中の虻。
牛の血を吸っているところです。
この虻を松ちゃんは、手を横にすくうようにして捕まえ潰しちゃう。

自分で保護している牛が、血を吸われているのを見てられないのだと思うが、蜂に似ていて僕は怖くて出来ません。


僕たち人間の悩みなどつゆ知らず、草を食みのんびりと暮らす松ちゃんちの牛たち。
この牛たちのように、何も考えずにのんびりしてみたいものだ。


牛の水飲みについて行った時の写真。
実はこの時、牧場で牛の糞を踏んでしまい靴を洗いに行った。
松ちゃんが糞を踏んだ事を教えてくれた。

糞を踏んだことを知らずに車に乗り高速道路に入ってしまった時に、途中下車出来ず困った事がある。
パーキングに入ることもトイレも入ることも出来ずひどい目に遭った。

糞まみれの靴で歩く事と、あの匂いを振りまいて歩く勇気はとても僕にはない。
おしっこも我慢しました。(笑)


みんなが草を食むのに、一頭だけ日よけ屋根の下に移動した牛。
日よけ屋根のそばに、きれいな緑の草があるのをしみじみと見た。

牛たちはとにかくよく食べる。
お腹いっぱいになるまで食べる。
お腹いっぱいになると寝そべって休むが、やはり大食漢だ。


二つ目の柵にいる時の牛の写真。
今までロールわら餌と配合飼料とふすまを与えて来たから、一つ目の柵も二つ目の柵も少しだけど草が伸び、牛たちは適当に移動しながらその草を食べている。

松ちゃんは、今よりもっと広い場所で牛を保護したいと考えている。
牛の事や餌となる牧草の事を考えれば、それに越したことは無い。
これから。
そう、これからだ。

NPO法人がんばる福島 公式ツイッター

 @GBR_fukushima 
こちらも宜しく。





















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捕まらねぇべ。

2013-08-26 06:06:25 | 日記
No451
先週松ちゃんに会った時に、彼は町の中で「20頭くらいで子牛を数頭連れている牛の群れに遭った」と言った。
続けて「富岡にまだ30頭以上の放れ牛がいるぞ!」とも言った。


友人からの電話に笑顔の松ちゃん。

殺処分の魔の手から逃れ、生きている牛たちがいることを知って正直嬉しかった。
彼は「多分、捕まらねぇべ」と言ったので、僕は彼にその訳を聞いてみた。

今は田んぼと言う田んぼに、セイタカアワダチ草が生い茂り牛の姿も隠れて見えなくなっているが、「牛たちは山をねぐらにして生きているからだ」と教えてくれた。

そして「夜に山から出て来て草を食べ、昼には山に入り寝る。それをしたら捕まえる事なんてできねぇ~べ!」と。(納得)
とてつもなく広い山に入ったら、間違いなく捕まりっこないと思う。
探すことも大変だろうなぁ。


牛たちも草がある今はいいのだが、冬になったら放浪牛はまた町にやって来て見つかって殺されてしまうだろうか?

松ちゃんの親友に共同通信社の原田さんがいるのだが、原田さんが撮った富岡町の冬の写真で、雪の中を群れで逃げて行く牛たちを思い出した。

だから、牛たちは今年の冬も生きられると思う。


水をたくさん飲んで群れに戻る子牛。

今は松ちゃんも放れ牛より野生のイノブタたちとの戦いが先にあり、イノブタたちの攻撃をどうかわすか?考え中。


イノブタを追い払うのに、まとめてホームセンターで買ったロケット花火を使ってくれていた。

でもダメ出しされた。
「これ中国製だべ。使えるのと使えないのがあって、ここぞという時に火がつかねぇのがある。」・・・・・

「えっ」・・・・

「箱入りでなくて袋に10本くらい入った日本製がいいんだ!」・・・・・

「・・・・」  

これしか売ってなかったんだよね~と言い訳し一言。

「ごめん。」・・・

まっ、そんなことがありましたが、まだ富岡に牛がいることが分かった。
それで良しとしよう。

今週もがんばるべ~。
みなさんも良い一週間のスタートを切って下さい。


















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元に戻らない。

2013-08-25 06:02:50 | 日記
No450
東電の汚染水漏れの事を、報道がこの所盛んに書いたり放送してるので書くこともないが、本当にひどい状況だと僕は思っている。

僕は東電を全く信用していない。
今までが今までだったから。
自分の都合のいいように弁解し、嘘もつき隠蔽体質のまま成り立っていた企業だもの。
僕だけでなく地元住民も信用していないだろう。


被災地の松ちゃんも東電を信用していない。
反原発をしゃべらせたら、熱く語る。
彼の故郷は様変わりしてしまった。
もう元の姿になることは無いだろう。

彼は住民が帰って来て、元の町の姿になることを夢見ていた。
すでに避難先で、避難疲れから1300人以上の方がお亡くなりになっている現状を考えれば、この時点で元に戻らない。
また避難先で、新しい家を建て暮らし始めた人たちは、そこでの生活に追われ帰還することは無いだろう。


ポニーのヤマが餌箱に溜まった雨水を飲むのを、シロとさびが何してんの?って感じで見ている何ともほほえましい光景。
動物たちを生かす松ちゃんの活動をずっと書き続けているが、遠い先にあるものは何だろうか?
僕にも分からないが、今、彼の目の前に命がある。


犬も猫も牛もダチョウもイノブタも共に生きている。
重機のキャタピラの間から草が出ていて、その草を不思議そうに見ているさびの写真。


第二の柵に午前中だけいる牛たち。
日差しをよけられる木蔭があり、日陰になっていてとても涼しく感じるのだ。
今はいいが、もうすぐ東北には秋が来て冬の準備が必要になって来る。
今は草が生え牛たちものどかな時間を過ごしているが、冬の厳しい季節を前にたくさん食べて太っていて欲しいと思う。


午後は太陽が真南の空に上り詰めるから、日よけ屋根の下で休んでいる。
松ちゃんが「べ~べ~べ~べっ!」と呼ぶと彼らは重い腰を起こしてやって来る。
この時松ちゃんは、牛の数を数えて何頭いるかを確認している。
種付けに来る野生のオス牛と一緒に柵から出てしまうメス牛の数を把握するのだ。

野生のオス牛と野生のイノブタとの戦いもあり、彼には迷ったり悩んでいる時間は無い。
目の前の命をひたすら守る。
ただそれだけだ。

被災地富岡町で動物を保護している松村直登を、みなさんこれからも応援して下さい。

NPO法人がんばる福島 公式ツイッターを始めました。
アカウント名は @GBR_fukushima です。
更新は不定期ですが、今後もブログ以外でも
代表 松村直登の情報を発信して行きたいと思います。
皆様、暖かいご支援、フォロー、拡散をよろしくお願いいたします。 


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奔走!

2013-08-24 06:07:51 | 日記
No449
昨日は川崎の弁護士事務所に行って来た。
東電原発事故の被災者としての戦い。
これが僕のスタイルになる。

今も高濃度の汚染水を流し続けている東電と、何もしない政府に期待はしていない。
汚染水もいずれ海に流して平気な顔しているのだろうと思う。

これでは、太平洋沿岸の魚介類が食べられなくなる日が本当に来てしまう。
そんな思いしか今は無い。


「夕方に下の牧場の牛に食べさせっぺ。」とこの日の松ちゃん。

被災地の松ちゃんは今、牛の餌のために毎日奔走している。
それは毎日は朝早くからである。
昨日の夕方電話した時に「朝食っただけで、昼は食ってねぇ!」って言っていた。


100ベクレル以内の餌!と農水省からの通達で走り回っているのである。
その場所がかなり遠い所なので、飯食っている暇がねぇと言う事なのだ。

秋までの餌は確保のめどが立ったが、冬から春までの餌がまだ足りない。
今のうちに出来るだけ備蓄しておきたい。

去年以上に熱い夏が日本列島にやって来た今年の冬は、また酷寒の寒さが来るのではないかと思う。
厳しい寒さの中で餌集めは出来ないから、松ちゃんには今しかない。


松ちゃんちの第二柵で草を食む牛たち。

松ちゃん一人の問題ではない。
被災地で牛の殺処分に反対して牛の面倒を見ている畜主さんが何人もいます。
これは牛飼いたちの大きな問題なのだ。

畜産で生計を立てられなくなった畜主さんの愛情で、殺処分から逃れられた牛たちの餌が無い。
国策で原発を推進してきて、原発事故が起きた。
それなのに国は、動物の保護も飼養もしない。
被災地で自分の牛を生かそうと頑張っている畜主さんを、国はどこまで苦しめるのだろうか?


川で水を飲む子牛と、川で涼んでいるまだ生まれて間もない子牛とその母牛。

普通に暮らしていたら夏は牧草を食べさせ、冬にはわら餌を与える。
しかし広大な田園は荒れ地と化し、見渡す限りその面影すらない土地に餌は無い。

東電と国策として原発を推進してきた国は、生き残った動物たちの飼養・またはその動物たちを守る畜主さんたちを擁護すべきだ!
それがこの事故の責任を取る事ではないだろうか。

汚染水を撒き散らしている東電と何もしない政府に、そんな当たり前の事が出来ないので癪に障るが、僕はこの事故の責任は動物たちの保護をして責任を取るべきだと思っている。









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イノブタの襲撃。

2013-08-23 05:36:50 | 日記
No448
ついに陥落???
彼はラジオ作戦やら何やらと工夫しながら野生のイノブタと戦ってきたが、今回襲撃されて松ちゃんの両親の家は無残な姿に・・・。
「4頭でやって来た。」と彼は言った。


表玄関のガラスは割られていた。
これでガラス戸2枚目だが、この保管場所を奪われたらあとは松ちゃんの家しかない。
これは本当にまずい。


松ちゃんのお父さんの家の居間は、ジャーキーなどの餌で散乱し、片付けても彼らがいなくなるとやって来てまた同じようになるので本当に困っていた。
お盆の時に松ちゃんのお父様とお会いしたが、この部屋を見てお父さんもがっかりしただろうなぁ~。
良く分かる僕にも・・・。


「親父はかなり怒っていた」と彼は言ったが、1頭ならまだしも4頭で来られたら打つ手がないと松ちゃんもあきれ顔だった。

先週、お盆の時に古米を15体くらいもらって来ていたが、そのうちの5体を石松のハウスのすぐわきに置いたらしいのだが、牛の子供くらい大きいイノブタが4頭でやって来て石松も怖がって逃げたらしい。


石松もこの日は暑さでぐったりしていたのではなく、夜どうしイノブタと格闘していて眠れなかったので、ぐったりとしていた。

その眼はぱっちりと開けていたが、身動きせずで生気がなかった。
いつもは「石っ!」って呼ぶと尻尾を振って喜ぶのに、この日は尻尾も振らなかったから。
石松君お疲れ様。


5袋の古米が散乱し、ふるいで石などを取り除いてポリペールに入れて保管したのに、イノブタ4頭がやって来てこのありさま。
これは本当に疲れるし困る。

松ちゃんは自分ちの事よりも、他の家の事を心配していた。
「何十件はやられてるんでねぇべか?」って言っていたから、多分それくらいの被害は出ていると思う。

松ちゃんは「何百件も被害が出る前に、何とかしてもらわねぇとなぁ~」と・・・。
困り果てた顔をした松ちゃんだった。

この日も松ちゃんちに着く前、はぐれた?感じの子イノブタと遭遇したから、どれだけの野生のイノブタがいるのだろうか?
長い戦いである。
これからも彼らはやって来るだろう。
ため息しか出ない僕だが、松ちゃんの健闘を祈る。

クロネコヤマト宅急便の営業所止置をお願いしました。
支援物資はこちらへ送って下されば嬉しいです。
お届け先に015-433 広野センター止置 氏名欄にNPOがんばる福島とお書き頂き送って下されば無事に届きますので、みなさんこれからもご支援くださいますようお願い申し上げます。













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センター止置。

2013-08-22 06:15:03 | 日記
No447
皆さん、おはようございます。
毎日暑い日が続きますね。
暑さもお盆を過ぎたので、もうそろそろと思いますがまだ暑い。(笑)

昨日、富岡町から南に2つ先の広野町のクロネコヤマト宅急便の集配所に営業所止め置きの依頼をしてきました。
今まで全国のみなさんにご支援を頂いてきたのですが、強制避難区域だった双葉郡も少しづつ解除されて、やっとクロネコさんが営業所を開設してくれました。

今までの四倉やいわきの会社や個人宅にお願いしていましたが、広野のクロネコさんの営業所は富岡町から20分もかからないので、本当に助かるしありがたいです。


富岡の松ちゃんも支援物資の引き取りの時間が短縮されて、喜んでいました。
昨日、広野町の集配センターに行ってから彼の所に行き、昼ごはんを一緒に食べて帰って来た。


広野町は早くから警戒区域を解除されて放射能の影響が少ない町でしたが、クロネコさんは先月営業所を開設してくれたばかりです。
これからはクロネコヤマト宅急便様のおかげで、牛の岩塩や配合飼料やチモシーなどの餌などの受付も出来るし嬉しいです。


松村直登代表への個人的な支援物資も牛や犬猫の餌なども一緒にクロネコヤマト宅急便広野営業所様が引き受けてくれます。

お届け先に015-433 広野センター止置 氏名欄にNPOがんばる福島とお書き頂き送って下されば無事に届きますので、みなさんこれからもご支援くださいますようお願い申し上げます。

今、正直牛たちの餌の問題があります。
今は何とか松ちゃんが餌を確保しながらやっていますが、これから冬を迎える前にそのご支援を皆様にお願いしたいと思っています。


餌をお腹いっぱい食べたら寝そべって休む牛たち。

この牛たちがひもじい思いをしないで暮らせるよう松村代表を先頭に共に頑張りますので、全国の皆さん、これからもどうぞご支援下さいますようお願い致します。












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猫軍団御一行様。

2013-08-21 05:55:31 | 日記
No446
今日は犬好きだった僕が猫まで好きになり、福島に行って泊まる旅館の猫の事を書こう。

以前から何度も泊まって来た旅館だが、たまたまその部屋しか空いていなくて「えっ、部屋にトイレが付いてないの!」と、クレームでもつけるような口調で言ってしまったが、この部屋で良かった。

僕はあの日以来、船引で泊まるならこの部屋だと決めている。
かみさんも動物が大好きで、船引で泊まるならこの部屋しかないと言う。


朝5時前でまだ薄暗いのに、ガラス戸を開けると「ニャ~ォ」と挨拶しにやって来る。


さすがに人慣れした旅館の猫様です。


この白猫とお母さん白猫の2匹はとても懐こい。


映っていない2匹の猫を入れて、総勢6匹の猫軍団のみなさまが遊んでくれと待機中。


近寄って逃げるのがブチの2匹。
松ちゃんちのぶち2匹を思い出した。
ブチは警戒心があって、少し時間がかかるんだと思う。

旅館のフロントの若い女性に「あまり猫たちを部屋に入れないで下さい。他のお客様にもしもの事があるとまずいので・・・」と言われ、外に出て遊ぶようにしますと言って外に出るのだが・・・


ガラス窓を開けると勝手に部屋に入って来てしまう。
一匹が入れば後はみんな平気な顔して入って来る。


白猫も黒猫もみんな部屋に入って来てしまいこのありさま。
黒猫君もリラックス。
布団の上で体を伸ばし大あくびなんかしてる。

後で旅館の方に叱られるのは覚悟の上で、タオルで遊んであげたり猫用のフードを上げたりと、結構癒されて帰って来ます。

宣伝するわけではないが、旅館は船引町にある 開宝 花の湯です。
もしも船引町で泊まる事がある方は、是非こちらの猫様に会ってみて下さい。

ちなみにワンちゃんも3匹います。
当然、ワンちゃんたちにもジャーキーを与えて帰って来ます。
今はペットを飼えない生活だが、今度落ち着けたら絶対にペットと暮らそうと思っている僕でした。














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めんこくねぇオス牛。

2013-08-20 06:33:02 | 日記
NO445
みなさん、おはようございます。
お盆休みの疲れは出ていませんか?
疲れが出てる方は、早く元の体調に戻して下さい。

今日は、松ちゃんちの招かざる客のお話。
あいつは毎日、必ず松ちゃんの牧場に顔を出すらしいが、この日も来ていた。
以前より体が一回り大きくなり、少し貫録がついてきた。
あいつだけ嫌なオーラを出してこちらをずっと睨んでいる。
それが本当に可愛くないのだ!


中央に立っているのが、野生のオス牛だ。
他の牛たちは、草を食みのどかな雰囲気を醸し出しているが、こいつだけは人間の僕を睨みつけている。

僕は、この中で事故を起こす気はないが、何処まで近寄れるか試しにこのオス牛に近づいた。
こちらが間合いを詰めればあいつが少し距離を取り離れる。
そんな事を何回か繰り返していたら、あいつは「俺に構うな!」と走り出した。


早かった。
坂を下り川を走り抜け、一気に第二の柵へ。
急いで後を追い写真を撮ろうとシャッターを押した。
これがその時の写真。
ピントがずれてしまって、あいつのお尻しか映っていない。残念!

僕は後を追いかけたが、人間の足ではとても追いつけず逃げられてしまった。
第二の柵の単管パイプの上段を一跳びして走って逃げた。


第一の柵に戻った時は、何事もなかったようにのどかな光景があった。

松ちゃんもあいつを「めんこくねぇ!(可愛くないの意味)」って言ってたが、あいつを見ても追い払おうとしない。
彼の相手は自然の営みすべてなのだ。
オスも種付けしたくて入って来るんだから、しゃぁねえべ!っていつも言うし、野生の彼らは人間の想像を超える事をするから諦めているのかも?

僕は馬鹿みたいにムキになり、あいつがどこから侵入するのか?また何処なら入って来れるのか?調べてみた。


ヤマの斜面に作られた侵入を阻止するための鉄パイプ。
枯葉が積もりに積もっていて足場が悪い。


僕はこの斜面で足を取られ、カメラを持ったまま一気に滑り落ちた。
長靴を履いていかず普通の靴で行ったために、靴下は真っ黒になり靴の中にも土が入ってどうしようもなかった。
当然お尻も真っ黒けになった。
カメラを単管パイプにぶつけてしまったが、壊れなくて良かった。

こちらの山の斜面からは入れないと思う。
あと一つは前回あいつが山を登って逃げたあの斜面しかない。
あそこに単管パイプでまた作らねばならないと思ったら、げんなりした。

その作業は結構大変だからである。
いざとなったら手伝うけど、松ちゃんは野生のオス牛も生きてんだからいいべ!という感じなので、まっいいかって思ってます。(笑)
















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牛の角。

2013-08-19 06:03:05 | 日記
NO444
この日、第一柵の川沿いのコンクリートを歩いて行った僕は、松ちゃんちの牧場で初めて折れた牛の角を見た。
大きさは約25cm位の形の良い角だった。


「あっ、角だ!」と、一瞬ドキッとしたが、すぐにその角が何でここにあるのか想像した。

牛同士の喧嘩によるものなら、こんな川ぷっちに置くようにあるわけじゃないし・・・
僕は角が折れて片方角が無い牛を探した。


一頭一頭、目を凝らして角が無い牛を探してみたが、見当たらない。


どの牛も両方に角があり、見つけられなかった。

松ちゃんに折れた角を見せて、「角が無い牛が見当たらないのだけど。」と言ったら、「ほれっ、そこにいるべぇ。」と言われた牛を見たら、折れた角をぶら下げて餌を食べてる牛がいた。


僕はてっきり角が折れると、きれいに根元から無くなるものと思っていたから、この牛は角に怪我を負っているけど
この牛の角ではないと思っていた。

僕がどれだけ動物音痴か?みなさんもお分かり頂けるお粗末な話で、松ちゃんから「角は人間で言うと爪みたいなもん」と教わった。
「すぐにまた生えてくる~」と言われ納得したが、何も知らない自分にショック。


よくよく見ると角の右側に、何かでこすった円形の跡と横に1m50cm位の跡がコンクリートに残っていた。
多分、牛が角でこすった跡だと思う。
「痒かったのかなぁ?それで、思い切りこすっているうちに折れたのかな?」なんて想像したけど、正直超恰好悪かった。
この年で、角の中にまた角があるなんて全く知らなかったのだから・・・・(泣)

これじゃぁ~、はっきり言ってダメ男だぁ~とがっくし。
無知もここまで無知だと笑うしかない。
情けねぇ~。
超カッコ悪~。

この折れた牛の角を持って来ようかな?と思ったのだけど、ダチョウの卵の時に農水省からダメ出しされた事があって、持って来るのはやめた。

以上、今日は僕の恥ずかしい牛の角のお話でした。







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風呂嫌い。

2013-08-18 06:50:05 | 日記
NO443
このところ毎週富岡の松ちゃんと会っているので、書きたい事がたくさんあるのに書けずにいることが多い。


一丁前に「俺は猟犬だぞ!」なんて感じで牛を追う石松。
最初は牛も逃げるが、牛はうるさい石松に頭に来るのか?逆に石松を追い払う。
そうなると逃げ回る情けない石松がそこにいる。(笑)
毛が生えないで生れて来たあの子牛にも追いはらわれる石松だ。


松ちゃんは、川に入り手を洗いに行った。
胸のポケットのチャックをしめる松ちゃん。
彼は先月、ケータイを水の中にポチャリと落してしまいショックを受けた。
この被災地に生きる彼にとって、ケータイは外部との接触が出来る唯一のツールだ。
それを落として多分、壊してしまったのかも?


「石~!。石~!。」と松ちゃんに呼ばれて、いったん川の坂まで顔を見せた石松だったが、これは風呂入れの指示と分かり逃げ出す石松。
何度呼ばれても今度は完全に無視!いい根性してるよ。石松は。


痺れを切らし腕まくりしながら、上の牧場にいる石松を呼びに行く松ちゃん。
小学生の頃、クラスの中に必ず風呂が大嫌いと言う同級生がいた。
体を洗われるのが嫌や!と石松が逃げて、僕はその同級生を思い出した。


何度も石松を呼ぶのだけど、当の石松は聞こえないふり。
さすがに諦める松ちゃんがそこにいた。
「体、洗ってやろうと思ったんだ。」と言った彼の姿が印象的だった。
他の動物たちは松ちゃんの言う事を聞くのだが、駄犬石松君にはお手上げの松ちゃんだった。(笑)

あの時の風呂嫌いの同級生は、大人になった今でも風呂嫌いなのだろうか?
そんなことを思って今日は石松の風呂嫌いを書いてみた。





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帰省しました。

2013-08-17 06:01:56 | 日記
NO442
3日ほどブログをお休みしてしまい、みなさんすみませんでした。
僕は、14日の福島行きの準備をしていたら、義母から「今すぐに来て!」とのことで、13日一日早めに福島入りしました。
今回はワイヤレス・ルーターを持って行ったのに、ルーターが故障していてがっくし。

14日に富岡町の松ちゃんと会って来ました。
松ちゃんのいる富岡は33度くらいの気温でしたが、外に出て動くと汗びっしょりになる状況に変わりなく暑かった。


彼のトラックには米10俵が付けられていたので、聞いたら「知人が牛の餌にとくれた」と彼は言った。
このまま与えるのではなく、水に浸して柔らかくしてから食べさせるのだと彼は教えてくれた。

松ちゃんの所もお盆でたくさんのお客さんが来ていましたが、何とか時間が取れて彼と話すことが出来た。
強制避難区域を解除され、居住制限区域になってから自由に昼は入れるようになったので、彼の所はお客さんが一気に増えた。


お客さんを見送ってから、いつもの餌やりの時間。
20Lのポリバケツで水を運ぶ松ちゃん。


ダチョウにこの水を上げるのだが、軽々とあの重いバケツを胸くらいまで引き上げる松ちゃん。


いつもの如くトウモロコシ入りの配合飼料を与える松ちゃん。
ダチョウも栄養たっぷりのこの餌が大好きみたいだ。

彼が農水省に行って来た話やイノブタの被害とか牛の餌の事とか色々話しを聞くことも出来たし、僕は義父の納骨も出来たし忙しかったけど、しっかりとやるべきことが出来たと思います。


彼の牧場で草を食む牛たち。
これから牛の餌に問題があるから、その時はまたみなさんにお願いしたいと思っています。

そんな訳で、昨日渋滞を避けて横浜に帰って来ましたが、どっと疲れが出たのか早く寝てしまい今、3日ぶりのブログを書いています。

皆さんのお盆休みはあと2日間残されていると思いますが、本当に暑い日が続いてますね!
福島も37度の暑さで、陽射しが本当に痛いくらいでした。

みなさんも夏バテしないように、また熱中症などにならないように気を付けて下さい。










コメント (2)
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