みなさん、おはようございます。
昨日、富岡に行って来ましたが、先週に続き松ちゃんとは短い時間しか話すことが出来なかった。
松ちゃんが牛に餌をやる時間に僕はいわきまで走り法務局へ。
いわきまで片道1時間なので、往復2時間がそれで潰れた。
登記移転後の処理がとても憂鬱。
何せ横浜と移転先の福島のをやらねばいけないので、3月に移転登記すれば良かったかな~と今更後悔。
去年3倍くらいの処理業務。
富岡の田んぼでタヌキを見つけた。
見た感じ老タヌキだが何故かほっこりした。
松ちゃんちの牛は2頭ほど亡くなっていた。
帰還困難区域で歩けなくなっていた牛は2ヶ月半横たわったまま生きていたけど、老衰のように静かに逝き家の下の牧場では牛同士の争いで1頭亡くなったそうです。
帰還困難区域の牧場の牛については、松ちゃんがあれほど尽くしてくれたのだから、牛も喜んでいただろうと思う。
2頭のご冥福を祈ります。
タヌキのいた田んぼの30mくらい離れた桜の木に取り付けられたナンバーT-16の巣箱
よじ登って巣箱の中を確認する松ちゃん。
「去年、巣を作ったんだ」と言って中を見て「まだだな~、あともう少し経たねぇ~と作らねぇ~か」と降りてきた。
田んぼから100mくらい先にある松林
「あれ見てみろ、松くい虫にやられて富岡の松の木という木は無くなってしまうべな」と彼は憂いていた。
松の木も消毒とか伐採とか色々手をかけてあげないとダメなんです。
行政も予算・人不足でどうにもならないとこありますから、何とも言えませんでした。
昨日は野鳥の生態調査から戻ったら、ハクビシン・アライグマに壊された巣箱の修理を始めた松ちゃんでした。
これ、近くで見るとかなり大きな損傷でした。
巣箱に卵が産みつけられたら、真っ先にハクビシンやアライグマに狙われるらしいです。
壊された板をあてがい、それに合わせて木を切ります。
「年に5~6個はやられる。巣作りに来る前に直しておかねぇ~とな」と補修作業へ。
みなさん、この穴結構大きいでしょ。
この大きさなら手を入れて卵を盗むの簡単。
彼らの爪はどんだけ凄い爪なんだと思った。
そんなことを言ったら「昨日、石松がアライグマと闘ったんだけど、アライグマが立ち上がって爪を立てフォ~、フォ~って威嚇してっから手(口?)を出せなくていたぞ」と笑いながら松ちゃんは返した。
昨日、作業にちょっとだけ付き合ったのだけど、ハクビシンやアライグマも害獣だけど「カラスだって巣箱を襲って卵食っちまうんだ。弱った動物はタヌキでもキツネでもやられる。カラスは最強だぞ!」と松ちゃんが言った。
たしかにカラスは頭がいいし、動物の死骸でも何でも食うし、腐っていようが腹も壊さないみたいなのでカラスは最強もうなづけた。
カラスは連携プレーで餌を取る習性もあり、とにかく頭がいいので松ちゃんもやっかいな奴と言っていた。
カラスには僕の家のツバメの巣も会社のツバメの巣もやられた。
産み付けられた卵が玄関前に落ちて割れていたのを見て「カラスの奴!!!」と怒ったのを良く覚えている。
巣も粉々にされちゃったから、2度と僕の家にはツバメが来なくなった。
カラスは最強!って松ちゃんの表現が面白かった。
これが僕のツボにはまるからなかなか抜け出せない(笑)
今日のタイトルはこれに決定!
上蓋の板がちょっと厚めになり、横にも板を貼り巣箱入口も広げられていたので、板を当て修理完了。
「こんな修理してたら、どんどん大きな巣箱になっちまうぞな」なんて笑いながら言っていた松ちゃんでした。
いわきの法務局から松ちゃんの家に戻り、少し話して横浜に戻る時、プロカメラマンの太田さんが松ちゃん宅を訪れた。
相変わらず太田さんも被災地で動物の保護をしてくれている。
ホントにみなさんに感謝です。
松ちゃんは今年、環境保全を第一にやるって決めましたが、一部帰還宣言をしたふるさと富岡町のまちづくりの推進に寄与したいという思いは震災後から少しも変わっていません。
波あり谷ありのこれからだと思いますがみなさん、これからも宜しくお願いいたします。
昨日、富岡に行って来ましたが、先週に続き松ちゃんとは短い時間しか話すことが出来なかった。
松ちゃんが牛に餌をやる時間に僕はいわきまで走り法務局へ。
いわきまで片道1時間なので、往復2時間がそれで潰れた。
登記移転後の処理がとても憂鬱。
何せ横浜と移転先の福島のをやらねばいけないので、3月に移転登記すれば良かったかな~と今更後悔。
去年3倍くらいの処理業務。
富岡の田んぼでタヌキを見つけた。
見た感じ老タヌキだが何故かほっこりした。
松ちゃんちの牛は2頭ほど亡くなっていた。
帰還困難区域で歩けなくなっていた牛は2ヶ月半横たわったまま生きていたけど、老衰のように静かに逝き家の下の牧場では牛同士の争いで1頭亡くなったそうです。
帰還困難区域の牧場の牛については、松ちゃんがあれほど尽くしてくれたのだから、牛も喜んでいただろうと思う。
2頭のご冥福を祈ります。
タヌキのいた田んぼの30mくらい離れた桜の木に取り付けられたナンバーT-16の巣箱
よじ登って巣箱の中を確認する松ちゃん。
「去年、巣を作ったんだ」と言って中を見て「まだだな~、あともう少し経たねぇ~と作らねぇ~か」と降りてきた。
田んぼから100mくらい先にある松林
「あれ見てみろ、松くい虫にやられて富岡の松の木という木は無くなってしまうべな」と彼は憂いていた。
松の木も消毒とか伐採とか色々手をかけてあげないとダメなんです。
行政も予算・人不足でどうにもならないとこありますから、何とも言えませんでした。
昨日は野鳥の生態調査から戻ったら、ハクビシン・アライグマに壊された巣箱の修理を始めた松ちゃんでした。
これ、近くで見るとかなり大きな損傷でした。
巣箱に卵が産みつけられたら、真っ先にハクビシンやアライグマに狙われるらしいです。
壊された板をあてがい、それに合わせて木を切ります。
「年に5~6個はやられる。巣作りに来る前に直しておかねぇ~とな」と補修作業へ。
みなさん、この穴結構大きいでしょ。
この大きさなら手を入れて卵を盗むの簡単。
彼らの爪はどんだけ凄い爪なんだと思った。
そんなことを言ったら「昨日、石松がアライグマと闘ったんだけど、アライグマが立ち上がって爪を立てフォ~、フォ~って威嚇してっから手(口?)を出せなくていたぞ」と笑いながら松ちゃんは返した。
昨日、作業にちょっとだけ付き合ったのだけど、ハクビシンやアライグマも害獣だけど「カラスだって巣箱を襲って卵食っちまうんだ。弱った動物はタヌキでもキツネでもやられる。カラスは最強だぞ!」と松ちゃんが言った。
たしかにカラスは頭がいいし、動物の死骸でも何でも食うし、腐っていようが腹も壊さないみたいなのでカラスは最強もうなづけた。
カラスは連携プレーで餌を取る習性もあり、とにかく頭がいいので松ちゃんもやっかいな奴と言っていた。
カラスには僕の家のツバメの巣も会社のツバメの巣もやられた。
産み付けられた卵が玄関前に落ちて割れていたのを見て「カラスの奴!!!」と怒ったのを良く覚えている。
巣も粉々にされちゃったから、2度と僕の家にはツバメが来なくなった。
カラスは最強!って松ちゃんの表現が面白かった。
これが僕のツボにはまるからなかなか抜け出せない(笑)
今日のタイトルはこれに決定!
上蓋の板がちょっと厚めになり、横にも板を貼り巣箱入口も広げられていたので、板を当て修理完了。
「こんな修理してたら、どんどん大きな巣箱になっちまうぞな」なんて笑いながら言っていた松ちゃんでした。
いわきの法務局から松ちゃんの家に戻り、少し話して横浜に戻る時、プロカメラマンの太田さんが松ちゃん宅を訪れた。
相変わらず太田さんも被災地で動物の保護をしてくれている。
ホントにみなさんに感謝です。
松ちゃんは今年、環境保全を第一にやるって決めましたが、一部帰還宣言をしたふるさと富岡町のまちづくりの推進に寄与したいという思いは震災後から少しも変わっていません。
波あり谷ありのこれからだと思いますがみなさん、これからも宜しくお願いいたします。