お願いです。

NO633
みなさん、僕の友人のお願いを聞いて下さい。

緊急 里親募集です。


ボクサー
性別、オス
年齢、3歳
毛色、ブリンドル＆ホワイト
性格、とても甘えん坊で元気いっぱいです。
攻撃性はありません。

僕も先週、このわんこと会って来ましたが、ほんとにいい子でした。
富岡の家ならなぁ～って思ったくらいのカッコいい犬です。

保護経緯
飼い主急死の為、親戚が殺処分か餓死させると言った為に保護しているとの事。


ボクサーなど大型犬を飼育経験ある方が良いです。

譲渡条件など
ホームページご覧下さい。
radiante-shizuoka.com/
お電話でのお問い合わせは
08036214408まで

全国のみなさまお力を貸して下さい。
これで一つの命が守られますよう願っています。
どうか宜しくお願いいたします。

滅多にない時間

NPO法人がんばる福島　公式ツイッター　@GBR_fukushima

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配送先は　
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢２９－３８
ヤマト運輸　広野センター止め　NPO法人　がんばる福島　までお願いします。

発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

NO632
みなさん、おはようございます。
今週行く予定でしたが、昨日松ちゃんの所に行って来ました。
昨日、僕は上下作業着でやるぞ！って気持ちで餌やりの手伝いに行った。

昨日は取材の人たちに囲まれてる松ちゃんじゃなかったから、色々と話しが出来て満足の一日だった。
珍しく二人きりだったのだ。
朝早く着いてから話す時間がたっぷりあり滅多にない時間をもらえた。


写真は物置に保管されてるふすまをポリバケツに入れてる姿で、乱暴に入れるとふすまが飛散し、鼻や目に入るから渋い顔して入れてた。(笑)


「最後の一袋になった。全部使っちまったから、また買って来なきゃなんねぇ」って僕に言ったけど、本当にいつも10袋くらい積んであるから一袋だけなのは意外だった。
それだけいつも忙しいって事か。
物置からふすま入りバケツを持って出て来た松ちゃん。


軽ワゴンから残ったふすまを取り出し「これもやっちまうべぇ」と軽トラックに向かう松ちゃん。

昨日は天気が良く気持ちのいい一日でした。
初夏だねぇ。
少し動くと汗ばむような気温だったけど、僕はやはり五月が好きだ。


袋に入ったふすまを与える松ちゃん。
ここにはいつもと同じ時間が流れている。
それを実感することが出来る唯一の場所かも知れない。


支援頂いた藁をフォークでかき集め大事に与える松ちゃん。
このわらを食べ終えたら、高級品のチモシーです。
みなさん、ご支援ありがとうございます。

午前中の作業が終わり二人でお昼ご飯を食べた。
メニューはほっともっとの490円肉野菜炒め定食でした。
僕は豚肉ダメで苦手なのだが、健康のためにと頑張って食べるようにしてる。
まるで小学生みたいだなぁ～。（泣）

松ちゃんとの話は、漫画美味しんぼの話から除染・汚染水・廃炉の話にスタップ細胞 の小保方さんの話までした。
深い話ばかりだったと思う。

除染・汚染水・廃炉の話は、僕の中で怒りとあきらめみたいなものが交差した。
これで原発再稼働になったら、定期検査の名の元に作業員が再稼働する原発に集められ第一原発事故処理が遅れる・・・
国はもっと真剣にこの事故から学べよ！
今でさえ、福島原発の復旧作業員が被曝により人が足らなくて困っているのにである。
福島第一原発の状況を見れば再稼働なんて言えないだろ！と言いたい。

除染にしても今の数値の50％くらいになったらOKなんていう除染して住民を返そうという事らしい。
松ちゃんも「こんなやり方で住民は帰って来ねぇ、もうこの町は人が住まねえ町になっちまうんだ」とあきらめに近い発言をした。

取材は無くてもやはり彼は忙しい男である。
ダチョウの餌やりを済ませ午後2時過ぎに帰還困難区域の牧場へ餌やりをし、飼料の手配や牛飼い仲間との約束があるって出掛けて行った。

以上、松ちゃんの近況報告でした。
みなさん、これからもどうぞご支援宜しくお願いいたします。

彼が運んだ藁

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NO631
みなさん、こんにちは。
いや、この時間だと今晩はかな。
4日ぶりの更新になりますが、今週の写真は先週のものです。
今週も福島に行く予定がありますが、行くのが郡山方面になるので、松ちゃんの所へは来週行くつもりです。

このところ個人的に時間が取れなくて、あまりいい感じでないです。
やること山積みだから仕方ないのですが。

先週、松ちゃんのところに行った時に、彼が運んだわら餌を見た。


結構な量だった。
軽トラックで何度も運び大変だったろうなぁ～。
これで大食漢の牛たちの何日分の餌になるだろうか？
気が付くとあっと言う間に食べちゃうからな。
大型トラックの通れない場所って聞いてたから、彼の苦労が一目で分かった。
彼が費やした労力と時間。
ほんと、すごい。

少し前に松ちゃんに電話を入れた。
何か変わった事無い？と聞いたら、答えはいつも通りの「何もない」の一言で、彼にとって少々のことは全て「何もない」になってしまう。
それでも聞いちゃうんだよな。


可愛い子牛も少し大きくなった感じがした。
一丁前に大人の牛のマネをして乾いた藁を食んでいたが、よくひなたぼっこをしている。
子牛たちは、相変わらずで僕が近寄ると逃げて行く。
そろそろ慣れてくれると嬉しいんだけど・・・。


この頃は夏のような日差しを感じることもあって、気持ちよさそうに寝そべっている子牛が羨ましく感じる。
呑気そのもので、何の心配も感じていない。
子牛を見て羨ましいなんて感じるのはダメだな。
ちぃ～とばっかし疲れてる。（反省）

来週、松ちゃんの所に行って来ますので、彼の近況は改めてご報告させて下さい。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼いたします。
またお会いしましょう。

何年先？何十年先？

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NO630
みなさん、こんにちは。
新緑が眩しい季節になりました。
暖かい日差しの中、咲き誇るツツジがきれいで少し気分がいい。

GWの混雑を回避したくて一昨日松ちゃんの所に行って来ましたが、更新が遅れてごめんなさい。
彼は相変わらず忙しく働いていました。


第一の牧場に僕が着いた時は、もう松ちゃんの餌やりが終わったあとで、彼は帰還困難区域のある牧場の牛たちの所に行ったところだった。

みなさん、ご支援ありがとうございました。
みなさんからいただいた支援物資は、高級品扱いで松ちゃんも大事にしてます。
牛たちにもごちそうの中のごちそうって感じです。

伝票NO3018-8266-5302　T.O様　USチモシースーパーグレード20ｋｇ
伝票NO3018-8266-5346　K.O様　チモシー1番刈30ｋｇX5個
伝票NO3017-3560-4741　M.S様　えん麦20ｋｇX2個
伝票NO3017-3560-4726　M.S様　ふすまX2個
伝票NO3017-3560-4660　R.T様　チモシー1番刈30ｋｇX4個
伝票NO3017-3560-4623　T.I様　チモシー2番刈30ｋｇX2個
伝票NO3017-3560-4833　T.N様　チモシー2番刈30ｋｇ
伝票NO3016-6287-1403　R.O様　ふすま
伝票NO3017-3560-4704　　　　チモシー2番刈30ｋｇ
伝票NO3017-3560-4693　　　　チモシー2番刈30ｋｇ
（順不同・複数個口省略）
またイニシャル違いの時はお許し下さい。

本当にありがとうございました。
現地の松ちゃんに代わり厚く御礼申し上げます。
どうぞこれからもご支援下さいますようお願い申し上げます。


松ちゃんちのダチョウも大好きな草が生えて来てパクパクとこの通り。
この場所に生えるレンゲ草が好きみたい。
松ちゃんに言わせれば「何だって食うよ。」って言いますが、僕にはレンゲが好きみたいに見える。

富岡町も本格除染が始まって少し町の様相が変わってきたけど、松ちゃんのところだけはいつもと変わらぬ静かな時間が流れている。


松ちゃんの愛猫の一匹シロちゃんも陽だまりの中で日向ぼっこ。
さびちゃんは部屋の中でごろごろしてた。


ポニーのヤマも食べ終わって満足な顔して出迎えてくれた。
それでもこの顔は「ニンジンか何かくれ～」って顔です。

国道6号線を走る除染作業員の車や大型トラックなど大量の車の数に人の住んでいない町の静寂はかき消され喧騒の町になった。


去年までは放棄された乗用車が数台しかなかったスーパーの駐車場に除染作業車や大型トラックなどがたくさん駐車している光景は、見慣れない光景で今でも違和感を感じる。

除染について松ちゃんは「本当にきれいに除染してくれるなら今すぐにでもやってもらいてぇけど、絶対に無理だべ！数値もすぐに戻っちまうからやらねぇ。・・・あんなのゼネコンの金儲けで税金の無駄使いだぁ、だから俺んとこはやんねぇんだ。」と言っていた。

僕の所にも環境省から委託を受けた会社から電話があったが、自宅を除染してもらった大熊町の友人の話を聞いて躊躇してる。

空間線量が年間1ミリシーベルトでなく20ミリシーベルト以下まで下がったら、国は住民を帰還させようとしてるらしいが、これじゃぁ帰る住民はホント少ないだろう。
20ミリシーベルト以下っていうだけじゃ安全でないし、子供や若い人を絶対に帰してはならないからだ。

望郷の念が強い年配者だけの町になるってこと。
今、富岡に帰るたびに不便を感じるのは水がないこと。
上下水道の復旧には相当な時間がかかるだろうし、町の水源はきっと放射能に汚染されて使えないから、気の遠くなるような時間が必要になる。

何年先いや何十年先？いつになったらみんなが安心して暮らせる町に戻るだろうか？と思いにふけった僕だった。

こんな不便な環境の中で、動物たちの命を繋いでいる松ちゃんがいる。
皆さん、これからも富岡町の松村直登を応援して下さい。
宜しくお願いいたします。