みなさん、こんにちは。
今日は前回の続きです。
先週は大きな地震が起きたり、54年ぶりの積雪があったり、いろいろありましたね。
富岡も雪の影響で牧場の状態がさらにひどくなっているのではないかと思います。
前回、松ちゃんの食事が終わって僕は松ちゃんと徒歩で牧場に行った。
松ちゃんの後を追いかけるさび。
牧場まで一緒に来るのかと思ったけど、さびは途中で寄り道して家に戻ってしまった。
僕は牧場の除染が終わったと思っていたのですが、まだ終わってないと松ちゃんから聞いてびっくり。
勝手な判断をしていた訳ですが、きれいになり良くなったので終わったと思っていました。
まだ終わってないなんてです。
農道を一緒に歩き除染された牧場を見ながら松ちゃんが「ほれ、ここ見てみろ」と指したところにこれが。
「イノシシのだぞ。こいつは結構でかい奴だ」と。
イノシシの足跡を見慣れてさすがに僕も新鮮さを感じなくなったけど、この足跡は見ごたえのある大きさなので写真を撮ってみました。
どう見たって素人目には終わってるように思えるのですが、まだまだらしい。
ここまで書くとしつこいか・・・
松ちゃんは「農道には砂利を敷いて固められてるけど、牧場内の道には黄色い山砂をそのまま固めたままなのでダメだ」と言った。
雨が降れば崩れて砂は流れてしまい用水路が詰まってしまうと懸念していた。
確かに。
僕も家を建てた時に庭に山砂4トン入れたけど、風で吹き飛ぶは雨で流れるはでひどい目に遭った事を思い出した。
その後、山砂の上から砂利を投入して事なきを得ましたが、山砂を入れて失敗しました。
全く無意味な買い物になってしまいました。
僕と松ちゃんは除染中の牧場の中に入った。
能天気な僕に松ちゃんは「端を渡るなよ。崩れっから」と注意された。
言われる前に歩っていたし・・・汗。
黄色い山砂の部分を歩いていたら、松ちゃんが「これ、アライグマの足跡だ」と教えてくれ、ついに松ちゃんの家の前の道路にアライグマが現れたと言った。
爪の後がはっきり。
山砂の道に2本の足跡が付いていて「これは夫婦のアライグマだな」と言いながら足跡を追った。
牛のために作った日よけ屋根の土は少し湿っていて、かなり大きなアライグマの足跡が付いてました。
以前、野生のイノシシの事を書きましたがアライグマについても「俺の予想だけど、今、富岡には300匹くらいアライグマがいる。来年、このままだと500匹は超えるんでないかと思う」と松ちゃん。
12日の日に測定を終えて松ちゃんちに向かう農道で怪我したタヌキを見た事を話し、アライグマにやられたのかと聞いた。
喧嘩したらアライグマにかなう動物はいないとの事で、やはりアライグマの王国になっているみたいです。
タヌキは器用でそれなりに優秀なのですが、アライグマのように鋭い爪であるとか、これっっていう武器が無いから戦いに負けちゃんだそうです。
順応性があり何でも出来る器用さを持っているのに、足が速いとか歯が強いとか何か一つでも秀でるものがあれば負けないのに。。。
何でも松ちゃんの友人のカメラマンさんが浪江町で猫のゲージを置いたら10個の内7つのゲージにアライグマが入っていたと言っていたそうです。
アライグマの件も国や行政が動いてくれないと解決しないんだと思います。
水たまりの新牧場。
数日前に結構強い雨が降り、何面もの田んぼに水が溜まっていた。
特にここは小魚を放してあげられるほど溜まっていました。
彼と話すうちに除染が終わっても来春まで牛たちを移動させられない理由を知りました。
草が生えない今、牛を入れたら土手も道の端も牛の足で簡単に壊されてしまうし、雨が降ったらそれがほとんど流れてしまうので、そうなったら一からやり直さねばならないらしい。
草が生えていれば砂も流れないって事ですね。
夏に完了していれば草が生えて移動出来たかも?なかなか大変なんですね。
そんな訳で今も牛たちの牧場は水たまりの牧場でした。
来年、ここの牧場も除染するらしい。
上の写真奥の中央の黄色に色づいた場所の除染は1ヵ月もかかるそうです。
柳の木が生え、その木の処理にそれだけ時間がかかるとの事でした。
雨でぬれたわらを運ぶ松ちゃん。
とりあえず牛たちは文句も言わず暮らしています。
文句を言う時は「飯まだか~、腹減った早くくれ~」という時のみ。
暑い夏から一気に冬と覚悟してましたが、これは北海道だけの話で前回の富岡は秋真っただ中でした。
北海道からの餌は今、止まっています。
でも春までの餌は確保できたとのことで、みなさんご安心下さい。
12月は月始めから色々詰まってまして、今度行けるのは7~8日ごろになるかも。
それまでみなさん、松ちゃん情報は待ってて下さい。
宜しくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
みなさん、またお会いしましょう。
今日は前回の続きです。
先週は大きな地震が起きたり、54年ぶりの積雪があったり、いろいろありましたね。
富岡も雪の影響で牧場の状態がさらにひどくなっているのではないかと思います。
前回、松ちゃんの食事が終わって僕は松ちゃんと徒歩で牧場に行った。
松ちゃんの後を追いかけるさび。
牧場まで一緒に来るのかと思ったけど、さびは途中で寄り道して家に戻ってしまった。
僕は牧場の除染が終わったと思っていたのですが、まだ終わってないと松ちゃんから聞いてびっくり。
勝手な判断をしていた訳ですが、きれいになり良くなったので終わったと思っていました。
まだ終わってないなんてです。
農道を一緒に歩き除染された牧場を見ながら松ちゃんが「ほれ、ここ見てみろ」と指したところにこれが。
「イノシシのだぞ。こいつは結構でかい奴だ」と。
イノシシの足跡を見慣れてさすがに僕も新鮮さを感じなくなったけど、この足跡は見ごたえのある大きさなので写真を撮ってみました。
どう見たって素人目には終わってるように思えるのですが、まだまだらしい。
ここまで書くとしつこいか・・・
松ちゃんは「農道には砂利を敷いて固められてるけど、牧場内の道には黄色い山砂をそのまま固めたままなのでダメだ」と言った。
雨が降れば崩れて砂は流れてしまい用水路が詰まってしまうと懸念していた。
確かに。
僕も家を建てた時に庭に山砂4トン入れたけど、風で吹き飛ぶは雨で流れるはでひどい目に遭った事を思い出した。
その後、山砂の上から砂利を投入して事なきを得ましたが、山砂を入れて失敗しました。
全く無意味な買い物になってしまいました。
僕と松ちゃんは除染中の牧場の中に入った。
能天気な僕に松ちゃんは「端を渡るなよ。崩れっから」と注意された。
言われる前に歩っていたし・・・汗。
黄色い山砂の部分を歩いていたら、松ちゃんが「これ、アライグマの足跡だ」と教えてくれ、ついに松ちゃんの家の前の道路にアライグマが現れたと言った。
爪の後がはっきり。
山砂の道に2本の足跡が付いていて「これは夫婦のアライグマだな」と言いながら足跡を追った。
牛のために作った日よけ屋根の土は少し湿っていて、かなり大きなアライグマの足跡が付いてました。
以前、野生のイノシシの事を書きましたがアライグマについても「俺の予想だけど、今、富岡には300匹くらいアライグマがいる。来年、このままだと500匹は超えるんでないかと思う」と松ちゃん。
12日の日に測定を終えて松ちゃんちに向かう農道で怪我したタヌキを見た事を話し、アライグマにやられたのかと聞いた。
喧嘩したらアライグマにかなう動物はいないとの事で、やはりアライグマの王国になっているみたいです。
タヌキは器用でそれなりに優秀なのですが、アライグマのように鋭い爪であるとか、これっっていう武器が無いから戦いに負けちゃんだそうです。
順応性があり何でも出来る器用さを持っているのに、足が速いとか歯が強いとか何か一つでも秀でるものがあれば負けないのに。。。
何でも松ちゃんの友人のカメラマンさんが浪江町で猫のゲージを置いたら10個の内7つのゲージにアライグマが入っていたと言っていたそうです。
アライグマの件も国や行政が動いてくれないと解決しないんだと思います。
水たまりの新牧場。
数日前に結構強い雨が降り、何面もの田んぼに水が溜まっていた。
特にここは小魚を放してあげられるほど溜まっていました。
彼と話すうちに除染が終わっても来春まで牛たちを移動させられない理由を知りました。
草が生えない今、牛を入れたら土手も道の端も牛の足で簡単に壊されてしまうし、雨が降ったらそれがほとんど流れてしまうので、そうなったら一からやり直さねばならないらしい。
草が生えていれば砂も流れないって事ですね。
夏に完了していれば草が生えて移動出来たかも?なかなか大変なんですね。
そんな訳で今も牛たちの牧場は水たまりの牧場でした。
来年、ここの牧場も除染するらしい。
上の写真奥の中央の黄色に色づいた場所の除染は1ヵ月もかかるそうです。
柳の木が生え、その木の処理にそれだけ時間がかかるとの事でした。
雨でぬれたわらを運ぶ松ちゃん。
とりあえず牛たちは文句も言わず暮らしています。
文句を言う時は「飯まだか~、腹減った早くくれ~」という時のみ。
暑い夏から一気に冬と覚悟してましたが、これは北海道だけの話で前回の富岡は秋真っただ中でした。
北海道からの餌は今、止まっています。
でも春までの餌は確保できたとのことで、みなさんご安心下さい。
12月は月始めから色々詰まってまして、今度行けるのは7~8日ごろになるかも。
それまでみなさん、松ちゃん情報は待ってて下さい。
宜しくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
みなさん、またお会いしましょう。