ときぶーの時間

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長引く避難。

2013-09-30 06:30:28 | 日記
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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

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No482
一昨日の夜、地元新聞の記事をメールで友人が送ってくれた。

それは富岡町の住民意向調査結果の記事だった。


長引く避難生活で、みんなの心が折れている・・・・。

また富岡に帰りたい人の数が減った。
松ちゃんの夢が遠のいている。

彼は、町に人が戻り以前の町の姿になる事を信じて生きてきた。
そんな松ちゃんが「小さい子供や若い人は帰れないし、帰って来てはダメだ!」と言うようになった。


遠くにいる牛たちの健康状態を確認してる松ちゃん。
今の除染が本当の除染になっていない事で「除染に期待したけど、あんな除染ではダメだ!」と、いつしか言葉が少なくなって来たのも事実。

以前も書いたが、自分もいつかは帰りたいと思っていた。
しかし、娘やかみさんの大反対を受けて今は語れない話になった。

娘は「結婚して子供が出来ても絶対に行かないからね!!!」・・・。
僕が娘の所に行けばいいかも知れないが、かみさんも娘の近くにいたいらしく孤立無援の状態。

一人で行けばいい話しだが、それをやるとかみさんとおかしくなる。
役場の人に聞いたけど、男の人の方が帰りたいという人が多いらしい。


時々、牛たちののんびりした姿に癒されるのは、心が折れそうだったり病んでいるからか?
牛はいいよなぁ~。
悩みなんてないんだべか?と思うもん。

松ちゃんが餌の確保で苦労しているのに、そんな人間の苦労なんて知らぬ存ぜぬって感じだ。

帰還する人が減っていく。
次回の調査でまた減ると思う。

双葉郡の町村もばらばらに動いていてはだめだ!
地図上から消えていく町を作らないでくれ!

ここはおらが町の意識を捨てて、全町村一体になって連携し復興を目指して欲しい。













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お母さんの苦しみ。

2013-09-29 06:08:30 | 日記
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No481
オリンピックに使う金はあるが、被災者に使う金がないという政治。
先の見えない深い暗闇の中で暮らす原発事故被災者の2年7か月。
この先16万人の原発被災者は、本当にどうなるのだろう?

僕は、楢葉町の友人に会いに行った。
僕の方がかなり早く楢葉に着いてしまい、時間つぶしに楢葉町の海岸を目指して車を走らせた。


唯一の線路常磐線の線路わきに、ずっらと並べられていた放射能汚染物の袋。
僕は海岸を目指して車を走らせた。


住宅地のど真ん中にも汚染物の仮置き場があった。


天神岬公園の山のてっぺんから撮った写真。
遠くに見えるのは広野火力発電所。
写真中央にある巨大なビニールシートで、放射能汚染物の袋が覆われている。
この写真の右側にも巨大な仮置き場が建設されていた。


公園の一角にあるテニス場もフェンスを切り取られこのありさまだった。
ここで写真を撮っていたら巡回中の警察車両に出くわし、職務質問され「地元の人ですか?」って車のナンバー見れば分かるだろ!と少しむっと来た。

自分の顔つき(人相)が悪いのは自覚しているが、犯罪者の顔はしていないと思う。
いわきナンバーで停車しているのに、これには参ったね。
僕を見て泥棒だとでも思ったのかなぁ。(泣)


そんなこんながあって山道を下ると目の前にもこの置き場に遭遇。
本当に至る所で汚染物の袋を見た。

最後の写真は友人ちの裏山から撮った写真。
そこから見える風景がこれ


ここまで来ると、楢葉町の3倍以上はあの袋が出ると言われる自分の町富岡が心配になって来た。

お彼岸の時に「富岡の南の楢葉に中間貯蔵施設が出来たら、誰が帰るって言うんだ。」
「中間貯蔵施設のある場所を通り越して町に帰るなんて考えられない。」と、みんなが口々に言っていた言葉を思いだした。

あの時会った知人たちは、隣町の楢葉に中間貯蔵施設が出来る事をよく思っていなかった。
年上の方たちの言葉だったので口答えはしなかったが、僕は中間貯蔵施設は建設してもらいたいと思っている。

福島のごみは福島で処理しなければどうにもならないと思うし、より安全を考えたらやはりこの施設は作ってもらわないと。

それよりもっと大きな問題は、福島県内にいる子供たちの事だ。

1ミリシーベルトを超える環境で暮らしているが、甲状腺がんとその疑いが43人以上も出ているのに「原発事故との因果関係は認められない」と嘘の報道をしている。
今までこんなにたくさんの子供が癌になった事は無い。

これは絶対に原発事故の放射能の影響だと僕は思っている。
小さなお子さんを持つお母さんたちの苦しみや不安はいかほどばかりだろう?

みなさんは自分のお子様が癌になったらどうですか?
悲しくて辛くて苦しくて涙が出ませんか?

甲状腺からリンパに転移したお子さんのお母さんがいると聞いた。
毎日泣きながらお子さんを見ていると思う。
親の自分が悪いと自分を責めていると思う。

マスコミはこの問題をもっと取り上げ全国に発信するべき。
権力者が本当の事を書かせないらしいが、もっと大きく書いて欲しい。

原発がある限り第二の福島になる不安要素を抱える市町村がある。
今、本当に原発を無くさなければ、明るい未来はないと思う。























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また故障。

2013-09-28 06:23:28 | 日記
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No480
東電の汚染水問題が国会で審議され東電社長は、安倍首相と足並みをそろえる発言をしたが、東電は100%信用出来ない。
海に流され続ける汚染水に漁業関係者は怒り心頭だろう。

放射能で海も山も川も大地も人間も動物も植物すべての生命が苦しんでいる。

今日も僕は、被災地富岡町の松ちゃんこと松村直登の事を書こう。

野生のイノブタに牧場を荒らされているが、松ちゃんは牛と同じ動物のやる事と意に介していないようだ。
まっ、少しは呆れているのだが、そんなこと考えたらきりがない。


三つ目の牧場では、重機が使えてかなり楽に作業が出来る。
重機を動かしていても誰からか電話が入り電話に出る松ちゃん。

それでも重機の調子が悪いみたいで「また修理に出さなきゃ。」と言っていた。
前回はロールわら餌を挟むアームの所が故障したのだが、今回はラジエターの部分らしい。


止めては水を足しまた作業するって感じで、これまたややこしい感じであった。
今週中に修理に出すと言っていたから間違いないだろう。

何故なら、もうすぐ寒くなるため不凍液を入れるので、修理しておかないと大変な事になるのだ。
中古は安くていいが、やはりメンテナンスにお金がかかる・・・。
これには困ったものだ。


重機でわら餌を入れたら、牛の大好物のトウモロコシの袋を取り牧場の中に入った松ちゃん。
わらの上にトウモロコシを蒔くのだ。


ここの一等地は力のある大きな牛が独占している。
力の弱い牛はここで食べられない。


そんな訳で、遠くにいる弱い牛に食べさせようとトウモロコシの袋を抱えて移動するのだが、みんな松ちゃんの後を追いかけてやって来てしまう。
彼の袋に向かって牛たちは、あの大きな体を寄せてくるから結構大変だ。

この後水汲みをしてあげてこの日の作業はこれで終わった。
この日は夕方の5時半になっていた。

今日は最高の秋晴れになるようだが、彼には頑張ってもらって僕は来月の準備をさせてもらう事にした。









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荒された牧場。

2013-09-27 06:03:22 | 日記
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No479
今回富岡に帰ってびっくりしたのは、増え続けている野生のイノブタだった。
僕の家がある居住制限区域の至る所で、彼らと遭遇した。

一番びっくりしたのは、松ちゃんの三つ目の柵にイノブタ御一行様が入り悪さをしてると言う事だった。
どんな悪さか?と聞いたら「あいつら柵の中の草をみんな根こそぎ食っていきやがるんだ。」と。


いた~っ!あいつらだ。
これはひどい!草が根こそぎ食べられ土がむき出し!
しかも悠々と歩き平然としていた。
子イノブタはやはり可愛い。

松ちゃんは、「牛は短い草は食べられねぇ。」
「長く伸びた草しか食べられねぇんだ。」
「長くなるまでにイノブタが根こそぎ食っちまう」と言った。


呆れるとはこのことなんだろうか?
「参っちまうなぁ~。」とつぶやいた松ちゃん。
「他にいくらでも草があるのに、なんでここの草を食べるんだぁ?」と・・・。



体の大きなイノブタは、子牛よりもでかくかなり危険だ。
子供がいるから親が威嚇して迫力がある。
というか怖い。


逃げ足も速く捕まえるには大変らしい。
松ちゃんが柵の中に入ったら、一目散に逃げるイノブタ。


追いかければ、どどどどっと音出して逃げて行く。
イノブタは一年に二度の出産をし、一度に10匹くらい産むからねずみ算式に増える。

松ちゃんも「早く何とかしないと、来年はとんでもない事になるべな~」と言った。
調査してる場合ではなく国は早く手を打たないと困る。

川内でも飯館でも富岡や浪江などの被災地で爆発的に増えるイノブタ被害。
笑えないよ!本当に。

今日は増え続けているイノブタの事を書きました。
それでは今日はこの辺で失礼します。









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鉄人の餌やり。

2013-09-26 06:32:50 | 日記
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No478
松ちゃんの餌やりは、以前の餌やりのような大変な作業になっていた。
肉体労働だったから。


「さてと、やるか。」と軍手をはめ直す松ちゃん。

農水省からのお達しで、100ベクレル以下の藁を与えるように通達され今までビニールに覆われていたわら餌は、一つ一つ開梱され調べて出されていて、この柵では手作業でやっていた。


どすん!とトラックの荷台からわら餌を落し、彼の作業が始まった。
ほこりが舞い上がり作業後の彼の服がいつも汚れているのがこれだったと知った。
手作業で餌を与えていたんだ。


ロールわら餌なら重機を使って簡単に出来るのに、この柵ではどうも使えないようだ。
彼はロールわら餌を押して進んで行った。


最後尾まで押し切った時の写真。
ここでもほこりが舞い上がっているのが分かる。
この後がきついと思うのだけど、僕ならすぐにへばる作業。


松ちゃんは怪力なので、フォークでわらをたくさん刺して一気に餌をやる。
この量だと結構重い。
鉄人松ちゃんは、軽々とフォークでわらを持ち上げた。


多分ここまで僕がやるとしたら、ゼィゼィヒィハーの世界だろう。
次の日は筋肉痛で動けないと思う。
情けないが・・・


餌やりを終えてしゃがんだ彼の所に子牛が近づいていた。
子牛を見つめる彼のまなざしが温かい。
子牛も安心してわらを食べ出した。

被災地富岡に牛がいる。
反対する人もいるが、けして反政府活動ではない。

松ちゃんは「肉になって人間のために尽くして死ぬのならそれはそれで分かるが、肉にも何にもならなくなった牛をなんで殺す必要があるんだ?」

「一年以上も放浪して、冬の餌の無い厳しい環境を生き抜いてきたあいつらを殺す理由は?」
「牛は何にも悪くねぇべ!」
「俺はむやみな殺生が許せないだけだ。」
「生まれてきたばかりの子牛を殺すってか?」と。

原発事故は人災だ!
今でも各ボランティアさんのシェルターに犬や猫を預けていて、仮設住宅に住んでいるため引き取れない飼い主さんたちがたくさんいる。

原発事故のおかげで家族バラバラになって暮らす人々がたくさんいる。
ペットだって家族の一員。
これからも続く避難生活。

東電も原発を推進してきた国も責任を取って、残された動物の永久飼養をするべき。
これが僕の本音です。
















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ふすまと米ぬか。

2013-09-25 06:11:33 | 日記
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No477
親戚のおじさんおばさんを見送ってから松ちゃんの餌やりが始まった。
この日は支援物資として頂いた米ぬかを、早速牛に与えた松ちゃんだった。


第一の柵に松ちゃんが到着。


いきなり何をするのか?と思ったら松ちゃんは、一つ一つ餌箱のごみ?を取ってきれいにしていた。
こまかい事をしている彼を見て、いい意味で何かを感じた僕だった。
餌を与えるのにきれいな餌箱で餌を与える。
基本中の基本かも知れないが、牛に対する彼の愛情を見た気がする。


餌箱をきれいにしてから少量のわらを均等に入れる松ちゃん。


わらを入れてから支援物資で頂いた米ぬかを手にした松ちゃん。

正直に言って、僕はつい最近までふすまと米ぬかが同じものだと思っていた。
畜主さんや牛の事を知っている方は、「ときぶ~、おまえはそんなレベルかよ」って言うだろうけど、そのレベルだった。(泣)

だから犬でも猫でも動物ボランティアをしている人より、僕は動物の生態に無知であることを自覚している。超カッコ悪~!


食いしん坊のヤマが、牛を払いのけ餌箱に一番乗り!

ふすまは麦を精製した時に出る粉で、米ぬかは字の如く米から出る粉。
性質も全然違うもので、ふすまはそのまま与えても何ら問題ないが、米ぬかはたくさん牛に与えると牛が下痢をしてしまう。

子牛が下痢したら命の危険がある。
だから絶対にわらと一緒に与えないといけない。


わらと米ぬかのえさに食いつく牛たち。
この日の午前中は天気が良く少し動くと汗を掻いた。
毎日毎日、彼は餌やりをしなければならない。

牛たちの餌の確保が厳しくなってきている今、改めてチモシーやふすまや米ぬかを支援して下さる事に感謝しています。

全国のみなさん、本当にありがとうございます。

これからもどうぞNPOがんばる福島の松村直登をご支援下さいますようお願い致します。










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ダチョウの寿命。

2013-09-24 06:31:38 | 日記
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No476
みなさんの3連休はどうでしたか?
お墓詣りされた方が多いと思いますが、僕もお墓詣りをして心が少し軽くなったみたいです。

松ちゃんのお彼岸も忙しそうだった。
親戚のみなさんが彼を訪ねて来て、僕も彼と話すのに2時間くらい待った。
彼と話をしていてもひっきりなしに彼の電話が鳴った。


やっと出てきたのだが、みなさんからの支援物資を自分のご飯と勘違いして、くちばしで突いているダチョウを見て思わず彼は笑った。


「おらっ、これはおまえらのじゃねぇよ。今からちゃんとあげっから」と、挨拶代わりに草をむしってそれをダチョウにあげた。


緑の濃い色に即座に反応!
ダチョウの首が届く柵の周りの草という草は、全部食べられて剥げている。
それだけダチョウもたくさん食べるという事だ。


最後にトウモロコシ入りの配合飼料で大満足のダチョウだった。
松ちゃんの右手に片手なべ。
これダチョウ用って決まっている。


ダチョウをバックに撮った写真。
松ちゃんを真正面から撮った写真が特に少ないから、僕には少し珍しい写真。

松ちゃんと親戚の人が、ダチョウの柵の前で話しをしていたが、親戚の人は「ダチョウの寿命は何年なの?」と聞き、松ちゃんは「40~50年は生きるみてえだ。」と話した。

僕もその場にいたけど、これから40年~50年生きるのは絶対に無理だ。
100歳まで生きる自信もないし、松ちゃんと僕は顔を見合わせて苦笑い。

元々いたダチョウ園で何年過ごしてきたか分からないが、10年そこにいたとしてもあと30年~40年だから、やっぱり厳しいよなぁ。
その時が来たら誰か若い人にお願いしようと思う。

この後彼の忙しい餌やりが始まったが、これは明日書きます。
今日は横須賀と名古屋の準備をしないと。
それでは、今日はこの辺で失礼します。














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間違った方向

2013-09-23 06:56:21 | 日記
写真展「松村直登 福島県富岡町と共に生きる ~福島の涙、そして希望~」

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No475
昨日はブログを更新できませんでした。
お彼岸という事もあって、福島に行って日帰りのつもりが一泊になり昨日の夜帰って来ました。
今回はたくさんの知人に会えて本当に良かったです。



そして今回もチモシー・米ぬかをご支援頂きありがとうございました。
伝票No1783-3635-5702
伝票No1783-3635-5713
静岡のKさん
本当にありがとうございました。
代表の松村に代わり厚くお礼を申し上げます。



今回は段ボールの箱8個とチモシーの袋が2つで、車内はパンパンでしたから運転する時に少しビビった。
バックミラーが見えなくて不安なのは、やはりへたくその部類だろうか?
うれしい悲鳴を上げて松ちゃんちに着いた。



みなさまからの支援物資に松ちゃんも本当に感謝しています。
昨日も彼と話したが、農水省からの締め付けで餌の確保がだんだんと難しくなっているみたいで、国は本当に何処まで被災者いじめをするのか?と思う。



殺処分に反対して牛を生かしている畜主さんもこれから経済的にも負担がかかる。
農水省は被曝牛を全部殺処分したいから、いろいろと圧力をかけているようだ。

先月松ちゃんは、牛の餌の件で東京まで出て来て農水省に行った。
国のお役人さんと話をして来たらしいが、「松村さん、どうしようもなくなったら言って下さい。まとめて全部殺処分してあげますから。」と言ったらしい。

これには言葉が無かった。
年老いた畜主さんに託された牛・その他の畜主さんから託された牛・殺されたら可哀想だべと保護した放浪牛
これを生かすことが犯罪なのだろうか?

日本はどこか間違った方向に向かっていると思うのは僕だけだろうか?

被災地の苦しみは、被災者だけの世界になりつつある。
未だにあの日の姿を残したままの故郷を見て僕はそう思った。













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お知らせ。

2013-09-21 05:28:16 | 日記
N0474
今日は、来月の横須賀と名古屋での写真展の概要をお知らせいたします。

名古屋編
写真展「松村直登 福島県富岡町と共に生きる ~福島の涙、そして希望~」

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来月は10月12日~13日の二日間 京急横須賀中央駅前広場にて元気ハツラツフェスタで写真展を開催させて頂きます。

時間はAM10:00~PM5:00 NPOがんばる福島松村代表も来場します。
彼は12日の12時頃には横須賀に到着予定で、13日の4時頃には福島に帰る予定です。

その後、名古屋のギャラリータマミジアムで写真展を開催させて頂くことになりました。
二つの写真展も協力して下さるみなさんのおかげで、開催出来る事を感謝いたします。



お近くのみなさま、被災地の今を写真でお伝えします。
是非、みなさまお立ち寄り下さいますようお願い申し上げます。

今から出掛けますので、すみません。
今日はこの辺で、失礼させて頂きます。

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ミニシンポ?

2013-09-20 06:16:30 | 日記
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No473
今年の猛暑の疲れが今頃出て来たのか?少しだるい。

昨日、一時間くらい松ちゃんと電話で話したが、相変わらず忙しいようだ。

明治大学と同志社大学の教授たちと学生さんが約30人くらい松ちゃんちに来てミニシンポジウム?
今の問題について話したそうだ。


トウモロコシ入りの飼料を与える松ちゃん。
学生さんたちは、ダチョウを見て驚いたと思う。
ダチョウなんて動物園に行かなければ見れないから。

僕はいい事だと思ったので、どんどんやってと彼にお願いした。
牛たちの餌がない事をテーマにしたみたいだ。


牧場内の草を食べる牛たち。

また牧草作りも彼に提案したが、除染が終わっていないから勝手に種まいて牧草を作るのは、みんなに迷惑をかけるという事になるので出来ない。

義兄から「俺の田んぼ使っていいよ!」って言われたのが一年前なのだが出来なかった。

帰還困難区域も居住制限区域も避難準備指示区域も除染が終わらないと何も出来ない。
何をするにも役場に許可をもらわないといけないのだ。
しかし、今の現状であれば許可してもらうしかない。


富岡町の海岸付近の除染。

今まさに富岡町の除染が始まろうとしている。
事故後2年半が過ぎ、今からなのである。

本当に早く除染が終わって欲しい。
これが終わらないと前に進めない。

僕の友人の名古屋のボランティアさんから、ある団体さんが草刈りや餌やりなど手伝ってくれると連絡が入り、ありがたいと思った。

全国のみなさんが応援してくれることに感謝して、今日もがんばります。









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中間貯蔵施設。

2013-09-19 06:35:57 | 日記
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No472
故郷の富岡町の除染が始まったと前回書いたが、隣町楢葉の議会は、中間貯蔵施設の建設を住民投票で決めると発表したと聞いた。

原発事故後、2年半が過ぎて未だに放射能汚染物の処理施設が出来ず、汚染物の袋は増え続けいる現実がある。


黄色い山砂が敷き詰められているが、どんな意味があるのだろう。

先祖代々の土地に、中間貯蔵施設が作られるのは辛いしやりきれないと思う。
しかし、反対していつまでも作ることが出来なくなったら、今、増え続けている放射能汚染物は、永遠に日の目を見ることなく置き留まる事になる。


至る所でこの黄色の砂を敷き詰めた光景を見る。

そうなれば誰もが住むこと・帰還することを断念するだろう。
何でもあの放射能汚染物の黒い袋の寿命は5年と聞いた。
タイムリミットがあるのだ。

反対しなくても今から建設すれば、何年かはかかると思うが、福島の放射能汚染物は他県で絶対に引き取らないのだから、福島の放射能汚染物は福島で処理しなければならない。


この現実を知らない人は、きれいに整地してますねって思うかも?

楢葉町を残す。
双葉郡を残す。
楢葉の住民にみなさんにお願いしたい。
大局的な目で見てどうか賛成をして下さい。


原発はいらない。
火力発電で、今年の猛暑も乗り切れたではないか。
原発を稼働しないと停電になるは嘘だ!

楢葉のみなさんの個人的な気持ちが分からない訳ではない。
今、楢葉も富岡も大熊も中間貯蔵施設が作られなければ、未来はなくなると悲壮感を感じてる。

国には、先祖代々から受け継ぎ守って来た土地を、この中間貯蔵施設のために供出する人には、特に手厚い賠償をお願いしたい。

楢葉のみなさん、どうか未来のためにも中間貯蔵施設の建設を反対しないで下さい。
土の中に埋められているより鉛で遮蔽してくれる施設の方がはるかに安全です。

放射線量が楢葉の3倍以上と言われる富岡の事を考えたら、中間貯蔵施設の建設は大きな問題なのです。

今日は今の双葉郡の問題、中間貯蔵施設の事を書いてみました。









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台風18号に。

2013-09-18 07:33:03 | 日記
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皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

No471
京都・滋賀・福井3県の台風18号の被害は甚大でした。
東日本大震災の津波と殆ど変らないような、自然の凄い力に驚きました。
被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。


富岡でも普段はちょろちょろとしか流れない牛たちの水飲み場の小さな川で、これだけの濁流でした。
この川の写真を撮る時に法面で、僕は滑り落ち肘から落ちました。
柔らかい所で良かった。
コンクリートの所だったら骨折したかも知れない。

このような災害が多くなってきているのには、海水の温度上昇の影響が大だと聞きました。
災害はいつでも起こるような日本になったと感じています。
僕が子供の頃は、こんなに頻繁にいろんなことが起きなかったから。


水に浸かった草を何もなかったかのように食む松ちゃんちの牛。
川に降りなくてもここで水と草の両方を口に出来るから良かったのかも?
また気持ちよさそうに、じっと佇んで草を食んでいるから癒されました。


久々にヤマの写真。
ヤマは僕を完全に無視していた。
草を一生懸命に食べ「お前の相手などしてられない!」って感じでした。


この子がいつもなでさせてくれる牛。
牛にも性格があって、この子の性格は僕は好きです。
体は大きいのに性格がおとなしい。
ついついなでてしまう。(笑)


さてわれらが松ちゃんは、大雨で約束の時間から2時間半遅れてやって来て「川内にいたから連絡出来なかった」と一言。

山間部に入るとケータイが使えない福島の地だから仕方がないが、本当に連絡が取れないときはみんなで心配する。

この日は高速道路も時速10kmくらいで走らないと前が見えず、とても走れないと松ちゃんのお父さんが友人から聞いていて、僕はお父さんからそれを聞いていた。

彼にもしもの事があると牛たちやダチョウに猫と犬たちが、可哀想な事になるから本当に大事な体なのである。

いつも大騒ぎをする僕を、白い目で彼は見るがそれでもいいんだ。
そんな訳で今日は、僕の愚痴りでした。












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ドイツ国営放送。

2013-09-17 05:30:00 | 日記
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No470
2日間にわたって全国各地の台風の被害を心配していたが、みなさんの所は大丈夫だったでしょうか?少し心配しています。

福島もすごい雨が降りましたが、一昨日、松ちゃんはドイツ国営放送の取材を受けました。
かなりいい手ごたえがあったのか?昨日も取材を受ける事になったらしいのだが、やはり台風の影響で16日の取材はなくなったようです。


通訳さんを交えて撮影行程の打ち合わせ。

松ちゃんから電話をもらい知ったのだが、ドイツの新聞で彼が紹介されたから今回の取材が入ったのだと思う。

シュテファン クライン筆「最後の人間」というタイトルだった。
松村直登は福島のデッドゾーンにたった1人で住んでいる。
この人物は狂っているのではない、彼には最もな理由があるのだ。
という書き出しで始まるのだが良かった。

真実の話だからドイツの人々に伝わったのだと思う。
少し長い文章で日本語に翻訳された記事を読んだが、本当に良く書かれていた。
翻訳してくれた人に感謝したい。


テイク1.

外国ではかなり有名な松ちゃんだから海外の取材はいつもの事で、それほど凄い事ではないのだが、この日は大雨のおかげで撮影が遅れ、彼も大変そうであった。

ドイツ国営放送のクルーも2時間は待っていただろうから、あの土砂降りの雨が急に止んでいい天気になり、良い映像をたくさん撮れただろう。


テイク2.

でもおかしかった。
松ちゃんが取材を受けてるから僕らも取材の邪魔しないように静かにしてたのに、松ちゃんのお父さんは軽トラックのエンジンをかけてしまうしで撮り直しもあった。

事務局の女の子も、さすがにお父様の行動がおかしかったのか?くすくす笑ってた。
さすが鉄人の父!小さい事にはこだわらないのだ。
松ちゃんの父も元気で若い!見た目より全然若く見える人だ。


この後ダチョウの前で取材を受けていた松ちゃんは、帰還困難区域内にある三つ目の柵へ餌やりに行った。
取材スタッフも彼について行った。

この日夜松ちゃんから電話が入り、取材の人たちにいい仕事が出来たみたいなこと言われたといっていたから良かった。

松ちゃんはとにかく忙しい男なので、なかなか打ち合わせも出来ない事が多いが、これから頑張ろうと思う。
みなさん、これからも松村直登の応援よろしくお願いいたします。




















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チモシーに感謝。

2013-09-16 07:02:57 | 日記
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No469
昨日は朝から時間的に余裕がなく、ブログを更新出来ませんでした。
巷では3連休なのに、台風で足止めされ大幅にスケジュールを変更した人もいるのではないだろうか?
そのくらいの大雨だったと思う。

昨日クロネコヤマト広野センターに行って、ご支援頂きましたチモシーを受け取り、松村宅へ向かいました。

伝票N0.2158-8305-3875
伝票N0.3325-8520-2423
伝票N0.3038-4307-8722
伝票N0.3038-4307-8733
伝票N0.3038-4307-8711
伝票N0.1783-3599-2133
上記の伝票Noでご支援下さいました皆様に、富岡町の松村直登に代わりまして、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。


内の事務局の女の子も「私も牛だったらこのチモシー食べたい!」って言ったくらい、藁のいい香りが車の中に充満。

この後、松ちゃんちに向かったのだが、家に着いたとたん大雨で何も出来ない状態でした。
とにかく凄い雨で、滝のような感じ。
松ちゃんの家の前の道は川のようになり、下の牧場が心配になった。

降りしきる大雨は、3時間も待っただろうか?
突然止み明るい日差しを空は見せ始めた。
僕は松ちゃんを待っている間に牧場へ行った。


川は濁流で、水量もいつもの10倍以上はあっただろうか?
目の悪い僕は牛の姿を見つけられなくて、4段グリーンの第一の柵の中に入った。
この写真は、4段グリーンの3段目。

ここまで来たらやっと牛たちの姿を見ました。


ここも水浸しの状態だったけど、ここは一番高い所なので、雨水は下のグリーンに流れて行くから大丈夫です。


牛たちはびっしょりだったけど、気持ちよさそうに草を食んでいた。
昨日、僕のそばで草を食む一頭の牛の頭をなで、ほほをさすり久々のスキンシップ。
嫌がって逃げる牛もいるが、それはそれでよし。

この後、松ちゃんと会う事が出来たが、ドイツの放送局の取材があり少しだけ打ち合わせをして帰って来ました。
今日は昨日のご報告です。
また明日お会いしましょう。















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地元の新聞に。

2013-09-14 06:18:51 | 日記
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No468
昨日、川崎市に避難した知人に会い地元の新聞を頂いて来た。
地元紙を読んで、さすがに気落ちした。
これを読めば誰だってオリンピックなんて喜べないと思った。


地元新聞は。東日本大震災2年6ヶ月の特集を組み農業再生・教育再興・甲状腺検査・県外避難者・社会インフラ整備の現状など、1面から3面までを使い大々的に記事を書いていた。


織り目が付いた写真でごめんなさい。


こんな感じで、この1週間は記事を書いていたんだ。


自分は安倍さんのあのスピーチに頭に来たけど、スポーツ選手の涙を見たらほろりと来て感動してしまったが、この新聞を読んでたら「オリンピックどころでねぇべ!」って言ってたと思う。

正直、福島もそうだが宮城・岩手も復興が進まず苦悩している。
福島は世界環境破壊の危機にあり、汚染水が「完全にブロックされている」なんて、安倍さんが言った事は嘘である。

福島の汚染水に470億円で、これからオリンピックに4500億円以上を投資するみたいだが、これから7年の間に福島をどうするのか聞いてみたい。

あるTV番組で瀬戸内寂静さんがおっしゃた言葉が、僕の心に残っている。
寂静さんは「原発は人災です。人間が作ったものですから、やめれば簡単な事なのに・・・」(中略)


福島県内自治体が「震災関連死」と認定した死者数が8月末現在で1539人に上り、地震や津波による直接死者数1599人(県災害対策本部調べ)に迫っていることが、毎日新聞の調査で分かった。

死亡者数で故郷富岡町は、南相馬市(1位)浪江町(2位)に続き第3位だった。
不名誉な事だから書きたくもなかったが、悔しくて書いてしまった。

みなさんにもっと政治に関心を持って頂きたい。
今の日本がどこに向かうのか?
一人一人が真剣に参加してくれれば、原発をとめることが出来ると思う。
特に若い皆さんに、本当にこれをお願いして今日のブログを閉じます。


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