ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

シロとヤマ。

2015-10-30 21:03:50 | 日記
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NO835
昨日、福島へ行けた。
行ったという表現より、今回は行けたなんです。
残念ながら松ちゃんとは会えなかったけど、僕は代わりに友人と会えた。

松ちゃんは今、仲間の畜主さんの餌運びをしなければならないから、どうしたって時間が取れないし、会えないことは僕も分かっています。

この日、こんな僕に付き合ってくれたのはシロ。
なのでシロには感謝です。
シロに癒されましたもん。


昨日のシロは歩くのが早かったなぁ~、ほんとびっくりした。
いつもは振り返って僕を見ながら足を止めて歩くのに、昨日は一度も振り返らず一直線に歩いて行った。
こんなシロを見たことがなかったです。

その途中、最初にさびと子供たちの4匹と出会い、またその先で子猫の3匹と出会ったが彼らは遊びに夢中で、何度も声を掛けるも完全に無視された僕だった。

除染は牧場の法面と松ちゃんちの上にある道路沿いの林だけをきれいにし、昨日は2人しか作業員がいなくてとても静かでした。
あの20人規模の作業員たちは他の地区に移動したのだと思います。

牧場へ向かうアスファルトの道路から農道に入ると、いつもはでこぼこの砂利道がきれいに圧縮されていて驚いた。


徒歩で牧場まで行ったけど、これは足にやさしい。
気持ち良かったです。
このことは少し気分が良かったかな?
あれだけ圧縮していたら、雨が降っても大丈夫なのかな?そうだといいなと思う。


手動で動かす小型ローラーが目の前にあった。
東からの農道は約500mくらい?柵の前の100m農道もとてもきれいになっていた。

一つ目の牧場にも二つ目の牧場にも牛たちの姿が見えず、またまた焦った僕だったが心配ご無用だった。
牛たちはみんな川の中で涼んでいた。
頼むよ~、驚かせないで~です。


午前中に松ちゃんから餌をもらってお腹いっぱいの牛たちは、休憩中で僕が何度呼んでもまったく動こうとしなかった。
大満足した牛さんだから仕方ないよね。

それでもしつこく呼んだら、お情けで数頭牧場まで上がって来てくれました。
「しょうがねぇな~、面倒くせぇ~けど付き合ってあげっか」みたいな感じですね。

一番に上がって来たのはポニーのヤマ。
前回家から持って来たリンゴをカットして与えたので、二匹目のどじょうを狙ってか?僕の所に来て「ブヒィヒィ~ン」

昨日は友人から自宅に届いたサツマイモ1箱をカットして与えてあげました。
ヤマが食べる食べる。

牛にもあげたいから「お前の分はもう終わり~」って言ったって、ブヒィヒィ~ン」を連発し逆切れして噛んで来るし、言う事を聞きやしないのには参った。
あの歯で噛んで来るんですよ!まじ、痛いって。
彼のお腹パンパンに張っているのにです・・・。汗


そこへ茂みの中から子牛が一頭、目の前にやって来た。
「え~、普通に脱走してんじゃん、どこから出たの~君は?」と真剣に考えたけど、柵の中に入れてあげるのも考えましたが失敗して全頭出てしまったら、それこそ松ちゃんに迷惑かけるのでそのままにしました。

一頭で遠くに行ってしまう事はないのと、夕方まで外の草を食んでいれば松ちゃんが入れてくれるので心配しなかったんです。

1時間ほど経って除染作業員の方が休憩時間を終え戻って来たので、僕とシロは松ちゃんちに戻った。


圧縮されたきれいな農道を歩くシロ。
シロは相変わらず僕が足を止めると道路に横たわり、撫でて~のサイン。

撫でるのはいいんですが、昨日のシロは汚れてた。(笑)


シロの顔が映っていませんが、汚れた毛を見て下さい。
左半分どす黒くなって汚れてます。
僕はそんなこと全然気にならないので、もちろん!たくさん撫でてあげましたよ。

昨日はシロとヤマの一日だった。

牧場の除染が進まず、柵は狭くなったままの柵でした。
松ちゃんが「柵を元の姿に戻してくれ!」って言おうとしているのが良く分かります。

個人的な意見ですが、この除染って何のための除染?なんでしょうか。
そう思うこの頃です。

やるなら一気にやってくれませんかね~と、力を込めて言いたい僕でした。

このところ毎日更新出来ていませんが、今日もお付き合い下さりありがとうございました。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。





















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つかの間の?

2015-10-27 11:26:28 | 日記
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NO834
みなさん、こんにちわ。
私事ですが絶不調です。
疲れていて少しへばってます。

今日も家の鍵を忘れて出掛け、かみさんが出かけていないところに帰って来て外で2時間も待機。
滅多にというか今までなかった事なのですが、自分は何やってんだろうと・・・。
疲れから注意力が散漫になっていて反省です。

僕以上に大変な環境で活動する松ちゃんがいるのだから愚痴ってられませんね。


前日の夕飯の後片付けです。
わら餌の中に木くずとか入っていることがあって、きれいな餌場にしてから与える松ちゃん。

今回の餌の合同購入の件や、ちまちまと進まない除染もあり、松ちゃんも少しは疲れているかも知れない。
その合間に取材を受け映画の上映挨拶に飛びまわり、やはり彼はタフです。
松ちゃんくらいの体力が欲しいと思う。


午前中に行った時に、松ちゃんを見ても一向にやって来なかった牛たち。
「昨日の餌がまだ腹の中に入ってて、腹減ってねぇ~んだぁ~」と。

それでも松ちゃんが重機のエンジンを掛けたら、走るようにやって来た。
げんきんなやつらです。(笑)

牛は寝て何ぼの動物で、食べて良く寝る牛はいい牛になるという。
子供の頃「食べてすぐに横たわると牛になるよ!」とよく言われたが、牛飼いの皆さんは牛に栄養たっぶりの餌を食べさせて寝かせるようにしているんだと聞いた。

松ちゃんは「ここの牛は生かすだけの餌しかあげてねぇかもしんねぇけど、肉にするわけじゃないし、かえって健康状態がいいんでねぇか」といつも言う。
僕から見れば帰還困難区域の牛たちは、体が大きく松ちゃんが言う以上に食べているように思う。


帰還困難区域の牧場にて。
わら餌を美味しそうに食べる牛の親子。

実際、彼らは与えれば与えるだけずっと食べているからなぁ。
底なし沼状態の牛たちの食欲。
震災の年の冬からずっと付き合って来た松ちゃんの感覚で与えてきた餌の量が、多分、適量なんだと思います。
多すぎず少なすぎずですね。

まずは畜主さんの分の餌運びを早めにしなければならなくて、松ちゃんも色々と大変ですが、このところ僕が帰る時は必ず避難した町民と会う。


この日も松ちゃんが良く知る人と出会った。
松ちゃんは笑顔で世間話。

家を掃除しに来たり、除染の立ち合いのため一時帰宅した人など理由はそれぞれだが、これが楽しい事には違いない。
懐かしい人にあったり、友人や知人の行先や消息など知ることは楽しみだ。
忙しすぎる松ちゃんのつかの間の楽しみかな?

このところ松ちゃんは仕事に行っていないというか行けてない。
映画の撮影があったし(今は終えていますが)除染の件もありで行けない状況なんです。
僕的にはいつ行っても会えるという事なのでありがたいとこもあるのですが・・・。


食いしん坊のヤマが「もっとくれ~!」と空のバケツに顔を付けておねだり。

動物たちは松ちゃんがいるだけで安心。
今、病気の子はいないし、弱っている子もいない。
さすが松ちゃんだ。

今年の冬はどんな冬になるだろうか。
いつも冬になると行けなくなるので、少し温暖な冬になってほしいと思っている。
今年は今までと違って仕事もあるからなぁ~。

みなさん、今から午後の部の仕事に行って来ます。

それでは今日はこの辺で失礼します。


















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大きなストレス。

2015-10-25 12:52:01 | 日記
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NO883
みなさん、こんにちわ。

昨日、うちのルーターに不具合が起き電話やFAXは使えないし、一番肝心なインターネットが出来ず何とも不便で真っ青になりました。
フレッツ光などで使うルーターなどの故障は一大事ですね。

松ちゃんは昨日か今日の予定で映画の上映挨拶に行っていると思います。
このことはまた後で報告させて下さい。


帰還困難区域の牧場にてジャガイモを与える松ちゃん。

先週、同じ牛飼い仲間である畜主さんの牛が一頭亡くなった。
年取って老衰で亡くなるのが多いと言っていたけど、震災後放浪しながら餓死と戦い、殺処分から逃げ延びて今、安住の地で逝く。

松ちゃんはあの時「明後日あたり葬式(牛の)になっかもしんねぇ~んだぁ~、それでも今の牛は幸せだぞ~、本当なら殺処分でみんな殺されてるべ!そうでなく最後の最後まで命を全う出来るんだからなぁ」と言った。


この日はにんじんも与えました。
ジャガイモもにんじんもみなさんからの支援物資です。
みなさん、本当にありがとうございます。


にんじんもジャガイモも食べるの早かった。
乾燥わらとは全く違う食べ方です。

みなさんからの温かいご支援もあり、今は餌不足もなく穏やかな日々を暮らしている牛たち。
ほんとに幸せ者だと思います。

わら餌も来春まで畜主さんと共同購入して、物流の問題はあるけど気持ち的に少し楽になったようです。

先々週、松ちゃんは「いつも餌の心配しながら生活してんの、結構大きなストレスなんだぁ~、それに合わせてスケジュール組まなきゃなんねぇから(大変なの)、分かっぺ!」と。

松ちゃんが僕に語ったストレス。
意外でした。
泣き言なんて言わない男が感じていたストレスを初めて知った。
餌の事を毎日考えながら生活していたのは知っていますが、本当に大変だったと思います。


家の下の牛たちにはにんじんとさつまいも。
サツマイモのカットを手伝って来ました。

今年の冬はとりあえず牛たちの主食の心配はないとの事。
配合飼料などのおかず類は、今までと同じようにその都度買いに行くようです。

今の問題は牧場の除染。
今は終わってくれるのを待つのみで、このままだと松ちゃんは牧場の柵を元の姿に戻すかも知れないです。

僕も行くたびにどこまで進んでいるのだろうと期待して行くのですが、まったく進んでいなくてがっかりします。

今のままではいつ終わるか全く分からない。
餌を与えやすくなるのもあるけど、牛たちにストレスのない飼い方を常に考えている松ちゃんは、一番に牛たちのために広い牧場にしてあげたいのです。

みなさん、これからも動物思いの松ちゃんの応援よろしくお願いいたします。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。























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老いては・・・。

2015-10-22 18:03:06 | 日記
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NO882
昨日、富岡町で行われている除染に失望して帰還を諦めた住民の事を書きましたが、さすがにそれを聞いて僕の心も曇ってしまった。

確かにお孫さんが遊びに来た時の事を考えたら、あれだけ放射能が残っているのだから諦めるのは仕方がないし、それが自分の事のように思えて気が重かった。

この日、帰還することを頑なに反対している娘と僕が帰還の話をするたび小さな口論になるのを、松ちゃんは知っていて松ちゃんに「老いては子に従うもんだ」と言われたばかりだった。
だから余計に効いた。


この日、出迎えてくれた自分の子供とじゃれ合うさび。
この子らは悩みなんてないんでしょうね。
幸せそのもので羨ましい限りです。


そこへさびの子供?黒い子猫が合流。
やっと懐いてくれるようになった子猫。
しっかり撫でさせてもらって帰って来ました。

「みんな帰って来ねぇ~んだから復興なんてしねぇ~、そのうち誰も来なくなるから草ぼうぼうの原野みたいになっちまうんでねぇか~」と松ちゃん。

実際、松ちゃんは富岡町の住民に「ここはナオトがいるから何とかなっているけど、他は帰って来ねぇからそのうち人が入れないほど草木が茂り、どうにもなんなくなるべな~」と言われている。

僕が沈むその横で松ちゃんは、殺処分だけは何とか避けたいと自分の牛を今も飼養している畜主さんの餌の受け取りに精を出していた。


この日、北海道から12トンの積荷が届いた。
高さがあり重機のアームが届かずクレーンを使う事に。

僕も付き合い作業を手伝ったが、これは本当に大変な作業でした。
松ちゃんは一個500kgにもなるこのロールわら餌を、何度も自分のトラックに積み畜主さんの牧場に運んだらしい。


松ちゃんはトラックの裏側でクレーンを操作しているので映っていません。
最初はきれいに積むよう降ろしていたのですが、途中で下ろすだけにして後で片づける事にした松ちゃんでした。


積荷を降ろすよりもこれを自分の4トントラックに積み込み、畜主さんの所まで運んで降ろしてあげるのがとても大変。
回数も何回も運ばなきゃならないので重労働です。
僕は500kgのロールの下に足を入れてしまい冷っとしました。
怪我しなくて本当に良かった。

畜主さんの所に40個ほど運んだと聞いたが、一昨日の松ちゃんの顔には疲れが出てた。
だけど何も言わず黙々と作業する松ちゃんを見て、ただただ凄いなぁ~と思った。
僕なら間違いなく泣きごと言っています。

今回の餌の件で畜主さんは本当に助かったと思う。
いつも困ったときは助けてくれる男だ。

その男に「今はいいべぇ~、だけど先々の事考えてみぃ~、年取ったら子供の言うとおりにしてやるもんだ~」と言われたのだから、言う事を聞くしかないべな~。
頭では分かっているのに、出来ない自分がここにいます。

僕は松ちゃんに「松ちゃんはいいな~」と愚痴ってしまった。
何処にも避難せず富岡に残り、家の心配なんてしていない松ちゃんを羨ましいと思ったからだ。
松ちゃんの真似は絶対に出来なかったけど・・・です。

言われた松ちゃんは薄笑いをしながら僕を見ていたが、何も言わなくても分かっている。
中庸であり片寄りのない思考の持ち主で、だいたい松ちゃんの言う事は正しいんだ。

この日、こういうことを普通に忠告してくれる松ちゃんにありがとうと心の中で言った僕だった。

今日は以上です。
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あきらめた人。

2015-10-21 16:56:00 | 日記
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NO881
みなさん、お久しぶりです。
昨日、朝4時に起き富岡に行って来ました。
帰宅したのが午前0時15分で少し疲れが残ってる。

始めに支援物資の受け取りのご報告をさせていただきます。

伝票NO4161-9443-3815 H.I様 食品・米・他
伝票NO4031-1408-1613 Y.H様 にんじん2ケース
伝票NO3052-4940-2113 K.H様 えん麦20kgX4袋
(順不同 複数小口の時は伝票NO省略  イニシャル違いの時はお許し下さい)

ご支援下さいまして本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
これからも応援よろしくお願いいたします。

昨日、富岡に着いたら松ちゃんは家の中にいなかった。
彼はモモコの柵の修理をしていた。


柵の修理をする松ちゃん。
モモコの柵は、結構広くてお父さんの家の前まで続いている。
今は半分も無いくらい狭い感じですが。
穏やかな性格のモモコにはこの細い鉄筋で充分。
それでも体の大きいモモコが柵にぶつかると、時々留め金具(針金)が緩んで外れてしまうんです。

心配していた除染もいまいちの進み具合。
松ちゃんも「家の除染は来年にした」と言った。
そして「牧場の除染をしないでいるなら、柵を元に戻すぞって言おうかと思ってんだ」と。

牛たちを思い、一行に進まない除染に少しいらっとしてた。


モモコの柵の周りの除染も止まったままだった。
旧柵と今のパイプ柵の間に生い茂るセイタカアワダチ草。
やるなら一気にやって元に戻してほしいと思う。

松ちゃんちの除染は来年までかかるのは必至。
期限も期間も不明だから、どうしようも無いです。


出たいけど出られないのだから、モモコも辛いだろうな~。

松ちゃんちに以前、猿の親子がやって来た事があったが、震災の時に崩れたおじいちゃんの家の周りはきれいになっていた。


この屋根の上に猿が降りて遊んでいたのだけど、きれいに刈り払いされ猿も隠れるところが無くなった。
これじゃぁ、猿はもう来ないな。

今回は松ちゃんと富岡町の10年後の話をした。
話をしてがっくりきたのは間違いなかった。
これはまたそのうち書こうと思います。

昨日、一時帰宅で家の整理をしに来た人と話すことが出来た。
松ちゃんのよく知る人で、以前は帰還すると言っていた人だ。

その人が「俺んとこ今年の2月に除染したんだけど、この前その報告書が送られてきたんだ。だけど家の裏側にある側溝を除染しなくて、俺が線量測ったら2~、3~、4μシーベルトと数値が上がって来て驚いてよ~、環境省に直接電話して側溝も除染してくれって言ったら、蓋されているところは基本除染しませんて言って来てよ、やる気がねぇみてぇ~で、あんな除染で帰還させようっていうんだから環境省もひでぇもんだよ」と言った直後、「俺、帰らねぇ事にしたんだ。他に家を建てるよ」と。

除染が中途半端だから帰るのやめたという理由は初めてだった。

松ちゃんもみんなの話を聞き、その人の気持ちが分かるだけに笑顔で「じゃ~、ここの一帯は全滅だな」と道路沿いに並ぶ家々を見て、そうつぶやいた。
この一帯でただ一人「俺は帰還する」と言っていた人があきらめたんだ。


いつもの作業をしながら「10年後は帰らないと決めた人たちが自分の家を壊し、家の数もかなり減るんでねぇか?」と、その先を見ていた。

顔を見合わせ「いいニュース無いね」と言ったら、「ねぇ~な」と返した松ちゃんだった。
僕は僕でやるせなさを感じ、とても疲れた一日でした。

みなさん、このところ毎日更新出来なくてすいません。
仕事に追われほんとに時間がありません。
こんな状況ですが、これからも宜しくお願いいたします。

















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土の中にしみ込んだ?

2015-10-17 07:56:58 | 日記
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NO880
みなさん、おはようございます。
このところ色々と予定が入り、アップアップの状態で更新できませんでした。
これからも続きそうで、汗っ・・・。
体がもう一つ欲しいですね。

今週、富岡にそんな訳で行けなくなったのですが、松ちゃんも買い付けた餌の運搬もあり、会う時間も限られているだろうから来週にしようと思いました。

この運搬作業、大変だろうなぁ~と昨日、布団に入ってふと思った。
それにしてもさすが松ちゃんだ。

今、松ちゃんのところは除染が終わらないと本当に不便です。
松ちゃんちに行くにも入れないこともあるし、上の道路に止めようとしても駐車出来ないくらい作業員の車が停まっていていつも大変。


家の下の牧場に行くにも農道でトラックと重機が作業していて、ここを通れないから松ちゃんも迂回しなければならない。

これから家の除染が始まったら松ちゃんちの子猫たちも落ち着かないと思います。
家が3軒並び納屋があり、そこへ重機やトラックが入り、エンジン音がうるさいのと作業員の人もたくさん来るからです。


シロかさびの子か分からないんですがシャム系の子猫。
おとなしい子猫です。


モモコの柵付近の除染された土の上を歩く黒い子猫。
黒猫の子猫の中でも一匹だけ、シロのように人好きの子猫がいます。

子猫たちはそれでなくても人見知りして時々顔を出す僕に懐いていない。
家屋の除染中、彼らがどんな表情しているか?ちょっと楽しみ。


送って頂いた野菜のダンボールの箱がお気に入りのさび。
自分の毛と同じ色だから落ち着くのでしょうか?


こちらはこたつ布団の上で寝ているシロ。
声を掛けると寝ながら返事をするシロでした。

除染していない自分の家の空間線量が原発事故から半年後の10月に8μシーベルトもあったのに、2年後は4μシーベルト、4年半も経つと1.5μシーベルトまで下がった。

それを松ちゃんに「土の中にしみ込んだのかな?」と言ったら「土の中には表土から5cmぐらいまでしか浸みこまねぇ~ってよ、雨で流れたり風に吹かれて土や塵について飛んで行くって言われてんだぁ~」と。

今の除染は100%除去できるものではないと分かっている。
楢葉町の除染が始まった頃、こんな除染はダメだと反対していた僕だけど、帰還したい人には絶対に必要なもの。


牛たちの棲家も以前の牧場に早く戻してほしいです。

先週「これから山林もやるみてぇ~だぞ」と松ちゃんは言っていた。
一番ネックになっていたあぶくま山系の除染をしてくれるなら、またその効果が出るんじゃないかなぁ~と思う。
これは素直に賛成!

今は除染業者のトラックやダンプカーが土埃りを巻き上げ走り、たくさんの作業員の乗用車が走り回っていて、あの強制避難区域の時の町の姿はない。

僕は強制避難区域に指定されていた頃の無人の町になった富岡町の方が今の町の姿より好きだ。

人のいなくなった中央商店街を一人歩き写真に収め、駅まで出ては以前住んでいた仏浜を思い出しながら歩く。

何とか症候群と言われようと構わないが、ダンプカーや重機を積んだトレーラー・放射能汚染物を運ぶトラックや作業員の使う軽トラックや町の中を走るたくさんの作業員の車などで、騒がしい町はあまり好きじゃない。

それを松ちゃんに言ったら「ふっ」と笑われた。

今、町は復興を目指し生みの苦しみの時なんだと自分に言い聞かせた。
戻る人、戻らない人、いろいろですが除染を終えた町の顔を早く見たいと思っています。

みなさん、今週、富岡に行って来ますので、松ちゃん情報は少しだけ時間を下さい。
宜しくお願いいたします。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。






































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またまた大変です。

2015-10-14 06:38:28 | 日記
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NO879
朝晩、少し肌寒くなってきましたね。
昨日、富士山に初雪、北海道でも雪が降ったとニュースで知った。

福島ではコキア(和名ほうき草)がきれいな赤色に染まり、秋の風情を見せている。
見ごろが終わると冬がやって来る。

富岡の松ちゃんも今年はぼやぼやしていられないと冬の準備をし、色々問題のある中で動いているが正解だと思う。


松ちゃんと昼ごはん。

牧場の法面の除染が終われば、今度は牧場の表土剥ぎの除染が待っている。
元田んぼの表土を剥ぎ、そのあとに新しい土を入れて完了。
だけどいつ終わるか分からない。

牛たちを早く広い牧場に戻してほしい。


餌をもらえるのは、この二つ目の牧場。
間口が狭いので松ちゃんも餌やりが大変です。

家屋の除染もまだで、いつになったら全部終わるだろうか?
除染が終わるまでは気が抜けない松ちゃんです。


この日、おにぎりを持ってモモコの柵の前を歩く松ちゃん。

松ちゃんは家の除染をしていない僕の事を除染業者に「除染してやってくれ」と紹介してくれたのだが、その事について確認された。

松ちゃん「家の除染連絡いったか」

僕   「まだだよ」

松ちゃん「そうか、まだか、遅いなぁ」

僕   「今やってもらっても草ぼうぼうになるだけだから、来年以降でいいな~」

松ちゃん「俺んとこもこれが終わらねぇと何にもできねぇ~」と苦笑い。

除染が少しでも早く終えてほしいのは僕も一緒。
だけど天気が悪いと中断、雪が降っても中断すると思う。

松ちゃんの所の除染だけは早く終わってほしいです。
車で入って行けないし、上の道路も作業員の車で駐車するところが無いんです。
それより大きな問題がある。


牧場の前に置かれたパイプとコンパネ。
コンパネは牧場が雨でぬかるんでいる時の機材の搬入などで使ったものだと思う。
ずっと置かれたままだから、まだまだかかりそうです。

松ちゃんは春までの餌をある牧場の畜主さんと共同で購入したが、その置き場も除染が終わらないので使えず困っている。
これは本当に笑えません。

松ちゃんはそのおかげで40分くらい離れた場所に仮置きさせてもらって、自分の4tトラックで何度も餌を取りに行く作業が増えた。
大型トレーラーで運ばれた大量の餌を、小さなトラックで運ぶしかない。
ここでまた時間と体力を消耗させられる。

これは本当に大変です。
一日3~4往復して何日かかるだろう?
4回も往復もしたら一日つぶれてしまう。
また畜主さんのところに運んであげるみたいで、めちゃくちゃきつい仕事になります。


松ちゃんが震災前に経営していた会社の資材置き場と作業場を餌置き場にしようとしていたけど、除染中で置けないんです。
この他にも畑があるのですが、この場所も除染がいつ始まるかも分からず使えません。

除染していなければ大型トレーラーから、これらの場所に降ろしてもらうだけで良かったのに・・・。
僕なら完全に愚痴っていますね。
こんな状況になったら・・・。

松ちゃんは「やるしかねぇべ~」と短い言葉で締めた。
今の状況を騒いでも仕方ないべと。
今度行くときは、必ず電話して行かないと会えないかも知れない。
僕にとっても厳しい状況だなぁ。

だけど、どんな時も前を見て進む松ちゃんに感嘆!
脱帽です。
日々、闘い。
う~~~んでした。

今日は松ちゃんの作業に追加された大変な作業の話でした。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。






















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変わらない事。

2015-10-12 12:56:56 | 日記
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NO878
みなさん、こんにちわ。
研修がありご無沙汰しました。
研修所が山の中にありまして、雨だったから寒くて寒くて、ほんとに風邪ひきそうでしたが無事に帰って来ました。

今、ふるさとは除染真最中ですが原発事故以来、福島の各地に仮置きされている放射能汚染物の袋が更に仮置き延長になった。
3年という約束が保護にされた格好に。
これで福島の復興はまた遅れる。

僕の友人(原発立地町村双葉郡の)たちは新しい土地に家を建て、帰還しないことを次々に決めている。
それでも除染は着々と進められているのだが・・・。
僕は友人に良かったねと声を掛けているが、新しい土地で一から構築して生きて行くのは大変な事だ。

これを思う時、みんなが失ったものがいかに大きいかを思い知る。
だから僕は、そんなみんなを応援したい。


その話を松ちゃんとしながら帰還困難区域の牧場に向かった。
途中で電話が入り停車して話していたが、話の内容は牛たちの秋冬用の餌の話だった。


松ちゃんは、この日ジャガイモを積んだ。
この袋を僕はふすまだと勘違いしていた。

僕が「手伝うよ」と言い探すも何処にもジャガイモの箱が見当たらなくて往生してたら「ほれっ、そこの袋の山あっぺ~、それがそうだ」と。


チーン・・・
これにジャガイモが入っていたんですね。
てっきり段ボールの箱に入っているのだと思ってた。
たくさんのジャガイモをご支援ありがとうございました。

牧場に向かう途中、松ちゃんは「この家も帰って来るって言ってたんだけど、この前会ったら帰らねぇ~ってよ」と言い、行く先で「ここも家建てっちまったから帰って来なくなったんだ」と言いながら走った。

前回帰還すると答えた人たちだと教えてもらったのに、今では帰還しないに変わった人の家々を教えてくれた。
複雑でした。

今の現状を見て、放射線量の低い広野町や楢葉町までは復興が早いと思う。

帰還困難区域がある富岡町と浪江町は時間が必要だろうな。
ほぼ全域帰還困難区域の大熊町と双葉町は、更にかかるだろう。

原発事故のおかげで住民の生活環境は一変し、未だに先の見通しがつかない生活をしている人がいる。
この不安を抱えて暮らす苦痛は、なった人でなければ分からないだろう。

再稼働を進める国の圧力もあり、報道も福島原発の事を放送しなくなった。
原発構内で働く知人が「今も汚染水は海に流れているよ」と言っているのに、放送されないのでみんなが実態を知るはずもない。

廃炉だっていつ完了するか分からない話。
それでも福島の事故の検証もせず、国は再稼働を決めた。

再稼働すれば核のゴミが自動的に増えるのを分かっていてこれだ。
この事には毎回、松ちゃんも呆れている。

腐っても嘆いても始まらないのは分かっているが異常なくらい嫌悪感を持っている。
原発が無くなればいい。
これからも原発には反対して行く。

話を変えてこの日の松ちゃんは、僕にはめられ雨の中ジャンバーなしで作業をする羽目になった。
出る時にポツポツと小雨。

「今日は雨の予報だったか」と聞いてきたので「今日は晴れのち曇り、だけどここに来る時にちょっと降っていたよ、でも多分大丈夫じゃないかな?」と僕が言ったので、それを信用してジャンパーを取りに行かず、そのまま向かった。

帰還区域の牧場で作業中、少し冷たい雨に降られ僕に「雨降んねぇ~って言ったべ~」と僕を見て恨み節。
長袖シャツ一枚であの冷たい雨では、、松ちゃんも寒さを感じたと思う。
ごめん、ごめんと僕は笑いながら謝るしかなかった。


写真の左に靄みたいなものが映っていますが、この時降った雨のしずくのせいです。
ジャンパーを着ていた僕でもちょっと寒かったから、本当に悪かったなぁと思ってます。。

本降りでなかったから良かった。
雨が降ると松ちゃんの作業順序も変わるし、作業の仕方も変わるので天気はとても重要です。

しかし、松ちゃんの所はいつ来ても変わらないよなぁ~と思う。
松ちゃんはずっと動物と共に生きている。
松ちゃん自身が変わっていない。


牧場から帰ったらさび親子が出迎えてくれた。
子猫たちも人間に慣れてきた。

松ちゃんは今、友人たちと協力して新たに動物を保護するかも知れないと話してくれた。
まだ計画の段階なので詳しく書けませんが、本当に優しい男だよな。

感心した。
牛だけでも大変なのにです。
こうした気持ちがあるから、変わらないんだろうなぁ。


保護されたモモコも、松ちゃんの家に来てもう4年近くになる。
動物の事全く知らない僕は、いつも驚きの連続です。
だから楽しい部分もあります。

これから冬の準備に入る松ちゃんです。
松ちゃんは今年、今までにない量のロールを頼んだ。
友人の畜主さんの分もあるから、今、その保管場所に苦慮している。

11月に入れば北海道や那須などで雪が降り、手配が取れなくなるので全開に動いている松ちゃんですが、みなさん、これからもどうか応援よろしくお願いいたします。

今日も長々とお付き合い下さってありがとうございました。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。

































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人間大好きなシロ。

2015-10-09 06:25:38 | 日記
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NO877
みなさん、ご支援ありがとうございました。
支援物資の受け取りのご報告をさせて頂きます。

伝票NO3052-2694-7933 H.M様 バナナ
伝票NO4033-6065-8886 Y.H様 にんじん・飲料水・他
伝票NO4169-2466-5953 T.S様 ジャガイモ25袋
伝票NO3050-9055-5582 R.O様 チモシー25kgWプレス
伝票NO8083-629-971  R.T様 チモシー2ケース

本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
みなさん、これからも何卒応援よろしくお願いいたします。

一昨日、松ちゃんから帰還困難区域の大熊で採って来た幻のキノコ・イノハナの放射能汚染が4万ベクレルだったと聞いた。
ヒェ~!!!でした。

松ちゃんの友人があのイノハナを測ってくれたのだが、人によってですがマツタケより美味しいと云われるキノコでも、さすがにこの汚染では食いしん坊の僕も怖くて食べられません。


前回、松ちゃんちに行った時にテーブルの上にイノハナがあり、部屋中がいい香りでした。
写真のイノハナは松ちゃんのお父さんが自宅の敷地内で採れたものだと。

一昨日も他に魚の話をしたりしたが、熊の話や毒キノコ((笑))の話などなど話題が尽きない。
しかしこの日も少し話せて、少しだけ付き合う事が出来た一日だった。
松ちゃんは途中で別な場所へ。

松ちゃんは秋冬用の餌の件で銀行へ。
とにかく町に銀行がないから2つ先の町まで行かないと用が済ませないんだ。

助けを求めて来た畜主さんの事もあるから、この日の松ちゃんは作業する時間を気にしながら優先順位を決めて動いていた。

残った僕はモモコや牛たちと時間を潰すことになったので、まず狭い柵にいるモモコの元へ向かった。

そこへダミ声出しながら「ねぇ~遊んでよ」と、シロがまとわりついて来た。
松ちゃんが「シロがまとわりついて色々邪魔すんだよ」とぼやいていたがよく分かった。


地面に横たわり回転してお腹を見せて「撫でて~」って何度もやる。
みんなに可愛がられているから欲求不満ではないが、このしつこさは本物だ。


無視していたらガン見して「何してんの?早く構ってよ~」とシロに睨まれた。
変な顔。

仕方なく腹をさすったり撫でたり、首の付け根あたりを揉んだりいろいろやってあげたのだが、気に入らない撫で方すると両手両足で手を払いのけプンプン。

僕は勝手にしたら?と歩き出したら、どこまでもついてくる。


ここは結構な傾斜なんですが。
シロは、どこにでもついて来ては転がり、腹を見せて撫でろと・・・。
ハァ~でした。(汗)


モモコの旧柵の場所から牧場を見るとこんな感じです。
結構高さがあります。


この傾斜を滑らないように恐る恐る降りた。
竹があるところなら、竹を掴んで降りることが出来るんです。
でも滑りやすいから注意しないと危ないです。


僕はシロを振り切ろうとしたわけではないのだけど、ついて来るついて来る。
こんなの平気だニャ~って感じかな?

松ちゃんちの牧場の法面の除染は結構進んでました。
素人目にもほぼ終了に見えました。
ある程度の高さから飛び降りたら、シロも颯爽と真似して飛んだ。
一丁前にカッコ良かった


松ちゃんちの牧場から法面の写真を撮った。
ここの中央は摑まるところがなく、上からは降りられない危険個所。

昨日は牧場に重機も入ってなくて牧場は緑一色。
僕が走り出したら、シロも必死に走ってついて来る。
可愛かった。
久しぶりに遊んだ。

そんなこんなで牛たちが餌を食べている二つ目の牧場にシロと行った。
牛たちはわら餌を食んでいたが、さすがにシロは柵の中には入って来なかった。

この日、僕とシロは2kmくらい歩いただろうか?
ダイエット中の僕にはいい運動になった。

そろそろ戻ろうと「シロ帰るぞ」と声を掛け、一緒に農道を歩いて家へ向かう途中でシロの足が止まった。


農道で除染していたバックホーン(重機)と汚染物を運ぶトラックの音にびびって何度声を掛けても動かない。
じっと見のシロ。

仕方なくシロを抱き抱え作業員さんにお断りし通してもらった。
重機とトラックから少し離れ所で、今度は下ろせと腕の中で暴れたシロ。

降ろしてあげたら作業員の人が気になるのか?またここで足を止めて動かなかった。
これを見た誘導員(女性の方)がシロに声を掛けた。
それにダミ声で返事をしてたシロ。

人間大好きなシロ。
これだもの日々、作業員さんに可愛がられる訳だ。

そんな訳で、いつもトンボ返りの僕もシロに癒され帰って来ました。
今日は松ちゃんが「アキ(愛犬)の生まれ変わりのような猫」と言うシロの話でした。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。




















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やはり。

2015-10-08 06:17:01 | 日記
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NO876
松ちゃんと会った。
彼は相変わらず忙しく動いていた。

今月の2~3日と広島に赴き、来月は新潟、宮城とまた映画の舞台挨拶があるらしい。
本人も「新潟と宮城なら車で行けるな」と、距離が近い事で少し安心していた。


久々に行って来た帰還困難区域の牧場。

昨日、自分の牛の殺処分に反対し、今も飼養している畜主さんからの協力要請があり、その一つを終えたと聞いた。

餌がなくなったらしく何とかならないか?と言う事で餌を届けてあげたのだが、来春までの餌の確保を共同で行うと決めたと。
これはこれで大変な作業になるのですが。

とにかく困ったときはお互い様。

その畜主さんの牛が何度も牧場から出ているらしく「松村さん、松村さんの牛が出ているようなのですが」と、しょっちゅう携帯に連絡があるみたい。

実際に昨日、帰還困難区域の牧場に2頭の牛が来ていた。


松ちゃんも「牛が出てんな~」と言い、自分の牛が出たのか?と一瞬戸惑ってた。


僕が近寄ったら、狭い場所に逃げた牛たち。
「俺んとこはもう、出る牛いねえぇから畜主さんの牛だべ」と言いながら、少し疑い気味だったが間違いなく畜主さんの牛だった。


畜主さんの牛を構う事無く水補給を始めた松ちゃん。
「こんなに餌を散らかして全くしょうがねぇな」と言いながら「餌喰うのは構わねぇんだけど、糞されたら餌がダメになっちまうから、それだけはしてほしくねぇんだ」と。

前日、午後2時頃、警戒区域入口ゲートのガードマンがゲートから40mほど先で熊を目撃したらしく、松ちゃんも帰還困難区域の牧場の牛が熊に襲われないように見回りをしたそうです。

その2日前にもトラックの運転手がその付近で熊を目撃したので、警察・消防・役場にも連絡され、どうやら熊が出没しているのは本当かも?

「俺んとこの牛が熊に襲われたら、シャレになんねぇべ!」と、そりゃぁシャレにならないと思った。
だけど自分が見てないので「イノシシを熊だと見間違えしたんでねぇか」と松ちゃんは半信半疑。

僕が昼の明るい2時頃だという事と、トラックの運転手も見たという事だから、間違いなく熊だったのでは?と言ったら渋々納得してくれた。

町場に熊が出るなんて想像も出来なかった事だが、松ちゃんと熊の冬眠の話をした。
松ちゃんに言わせると「ここはあったかいから、冬眠しねぇかも知んねぇぞ」だそうです。
冬も熊の心配をしなきゃならない???(冷汗)


松ちゃんがこの場所を離れたら、出て来た畜主さんの牛たち。

この日、畜主さんの牛を追い込み畜主さんの牧場に行った。
「どこから出てるんだべ~」と探す松ちゃんについて牧場の周りの電気柵や金網を見回っていたら、保健所の方たちも同じことをしていた。


保健所の方と話している写真
お互いに「ここから出ている」と確信した場所が分かり、これは何とかなりそうです。

それにしても熊の目撃の信憑性が高まって、それだけが一番嫌なニュースだった。
早く捕獲してほしいと思う。
松ちゃんちの牧場と畜主さんの牧場が近いので、それが一番心配です。

帰還困難区域の牧場には色々な動物がやって来る。
「餌があるから来っちまうんだぁ~、夕方になるとキツネ、タヌキ、イノシシがやって来る。黙って見てると俺の3mくらい後ろを通って平然と餌喰ってんだから、呆れっちまう」と。

今回の熊の目撃情報は多分、本当の事なんだと思う。

僕も松ちゃんと同じく自分の目で見ていないので、にわかに信じていなかったけど、90%くらいの確信を持った。
今はとにかく熊による被害が出ないことを祈ります。

今日はこの辺で失礼します。
みなさん、またお会いしましょう。














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嫌な記憶。

2015-10-06 15:27:16 | 日記
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NO875
今日、1年3ヶ月続けて来た「花粉症舌下投薬治療治験」の検診に行って来た。
早いもので、もう、そんなになるのかが実感。

毎日毎日、きちんと投薬してきて、今年の花粉の時期は結構楽だった。
こんなに真面目にやるのも、多分、数十年なかった事だ。

こんな僕が松ちゃんちのぬか漬けに感動して、四倉の道の駅で買ったぬか漬けのミニ樽を開梱できずにいる。

四倉の道の駅の売り場写真。

今まで暑い日が続いたこともあるし、しょっちゅう家を空けることがあって、毎日ぬかをいじれないんじゃないか?が心配で漬け始める事が出来なかった。


今も買った時のまま、家の中に置かれたぬか漬けのミニ樽。
そろそろ始めてみようかな?と思っている。

まだ予定が建てられずにいたのだが富岡に明日行こうと決めた。
今日歩いた道にそれがあり脳裏に甦させられたものがあったのだ。


一瞬、ドキッとした。
あの時の事を思い出したので行くと決めた。

お店の主人は単なるオブジェ感覚で店の入り口付近に牛の頭蓋骨を取り付けたのだろうが・・・。
僕は被災地の牛舎に繋がれ餓死して逝った牛たちの事を思い出し足を止めてしまった。

いつもここを歩いていたはずなのに、下ばかりを見て歩いて来たから分からなかったです。
普通の人は牛肉を食べるから何も思わないかも知れない。
それが普通なんでしょうけど・・・。


この子は何処の生まれで、なんでここにいるのだろう?
牛の頭の骨を見てそんな風に思いました。

松ちゃんに連れられ一緒に行った牛舎の惨状を思い出したら、何とも言えない感じでしたね。
100頭ほどの牛の死骸、そして嫌な死臭。
あれほど悲惨なものを見たことがなかったから、あの光景は嫌な記憶です。

被災地の牛舎も豚舎も鶏舎も除染され、今では牛や豚や鳥などの屍は片付けられてきれいになっている。
あの悲惨な光景は僕たちの記憶の中にだけ残っているだけだ。

肉はあまり好きではない方なので今までは敬遠してきましたが、人間の体は肉を食べないと作れない部分もあり、僕は少しだけですが無理してでも食べるようにしてます。

それにしてもまたこの頃、猫の足を切ったり首を切ったり、またはウサギを殺している人がいるようで、こういう特異体質人間のゆがんだ心は何とかならないのかと思う。

犬も猫もうさぎもみんな可愛いものです。
どうしてこんな事するのだろう?
どうしてこんな事が出来るのだろうか?

動物愛護の人間でない僕でも、こういう事がニュースで見る、聞く事が無くなってほしいと思う。
つくづくそう思う一日でした。












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牛の方がスマート。

2015-10-05 06:51:17 | 日記
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NO874

みなさんご無沙汰しました。
時間が作れずなかなか更新出来なくてすみませんでした。

このところ暑くなったり、平年並みの気温で過ごしやすかったりと一定していない日が続いていますね。
富岡では樹木に実がなり、すっかり秋の気配です。
柿とか栗とかが主ですが。


松ちゃんちの栗の木の実も落ちて、イノシシやリスなどが栗を食べているそうです。

「イノシシの足跡がついているとこもあって、あいつらの通り道になっていてよ~、行く順番が分かるんだ」って言っていた。
そう言えばイノシシもこれ(栗)食べるんだったなぁ。

先週、富岡に行く予定でしたが今回の大雨で自重しました。
今、松ちゃんは今年の秋冬用の餌の確保をしながら、映画や取材などをこなしている。

自分は今年の酷暑の疲れ?が出たのか息が上がってだるい。
今週末、泊りがけの研修があるのだけど大丈夫だべか・・・


松ちゃんの作業場もきれいに除染されていた。

今年の夏は酷暑で、水分を摂り過ぎたのか?いやぁ~体が重くてしんどいです。
お腹だけがポッコリ出てキツイ!ダイエットしなきゃ。

牛は太ってなんぼの世界なのでしょうけど、松ちゃんちの牛の方が僕より健康的だな。
肉付いているけど、なんかスマート。


餌を食べて終わってご満足の牛君。
横たわっていい気分なんでしょう、きっと。
大人の牛ですが結構いい体格です。


一番体が小さい子牛。
正面より横顔の方が写りがよくて可愛かったかな?

痩せててガリガリで本当に大丈夫?って思っていたけど、それなりに肉が付いて来て今は安心して見られます。
松ちゃんも今年の夏のおかげで草が伸び「腹に肉付いて来たべ!」と。


つい最近、近くでしゃがんでると臭いを嗅いでくる。
そろ~り、そろ~りと足を運び、臭いを嗅ぐとすぐ逃げる。
体も少しですけど大きくなってきました。

松ちゃんの餌の確保も、この頃の雨で順延してるのかな?
今年の天候は全く予想できない。
出来れば雨が降らないことを祈ります。

それにしても今年の雨は、降る時の量が半端ないですね。
普通の雨でなくて各地で大雨になった。

東武線(浅草⇔宇都宮行)は大雨被害で橋脚が流され一部運転が停止されていて、乗り換えバスなどで対応しているのですが、特急電車が一部で運行しないから、東京から宇都宮に行く方は大変でしょうね。
松ちゃんちの除染もずれ込むし、いいことないです。


松ちゃんちの林道の除染。
素晴らしい出来!って言っていいのでしょうか?
ホントに青草が一本もない状態。

今週、何とか行く時間を作りたいと思っています。
毎年秋冬になると、行けない状態になってしまう。
とにかく調整してみます。

それではみなさん、今週も頑張りましょう。
富岡の松ちゃんと動物たちの応援も宜しくお願いいたします。
今日はこの辺で失礼します。






























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今日から10月。

2015-10-01 07:18:50 | 日記
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今日から10月ですね。
早いもので、今年もあと3ヶ月。
富岡は秋の気配が一段と濃くなっています。

どこもかしこも除染一色で、大型トラックやパッカー車、作業員の乗る車でにぎやかですが。


常磐道広野ICの放射線量計の表示も少しづつ下がっている。

前回、自宅前で猫を見た。
イノシシの子供に続く遭遇で、驚きと動物がいる事への嬉しさと半々だった。

その猫はきれいなムギワラ色で松ちゃんちのトラぐらい立派な体だった。
僕の車の前に走って来たのだが、轢かれまいと猫も慌ててUターンして逃げて行った。
野生化した猫だ。


「さぁやっぺか」と家から餌やりに出て来た松ちゃん
「自力で生きれっから心配ねぇよ」
「スズメやネズミに蛇や鳩などなんでも餌にする」と。

確かに。


除染の刈り払いで逃げて来たのだろうか?松ちゃんちの近くの道路上を這っていたまだ子供のヤマカガシ。
噛まれたら死ぬかもしれない怖い蛇です。

富岡では今、猫意外にアライグマ・タヌキ・キツネ・イノシシなどが出ている。
みんなそれぞれに必死で生きているんだろうなぁ。


こちらは松ちゃんの言う事も聞かず「みんな~俺の事構ってくれよ~」といじける石松君。
石松君は喜んで飛びついてくるから、知るって人は声かけるけど近寄らない。(笑)

のどかでまったりした空間が除染でかき消されている。
早く終わってほしい。

太っ腹なシロだけは違う。
この煩さも楽しんでいる感じ。


「おい、松ちゃんじゃないぞ」と思った。
作業員のおじさんと坂道の下から一緒に上がって来たシロにびっくり。
人間大好きなんだよなぁ~ほんとに。

今月、松ちゃんちの除染は何処まで進むだろうか。
松ちゃんが「いつになるか(終わるか)分かんねぇ」って言うように、本当に分からない。
まさか雪が降るまでには終わりにしてくれるだろうなぁ。


それまで牛たちには、しばし、狭い柵で我慢してもらうしかない。

案外この狭さを牛たちは楽しんでいたりして。
人間、動物の言葉が分かれば面白いだろうな。

今度行った時に松ちゃんと帰還困難区域の牧場に一緒に行きたいと思ってます。
帰還困難区域の牛たちも元気とのことなので、みなさん安心して下さい。

さて今日は新しい月のスタートです。
みなさん今日も一日元気に頑張ってください。

今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。


















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