ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

北航路。

2013-11-30 04:24:57 | 日記
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皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

No531
今から日帰りで富岡へ行って来ます。
多分、帰りはかなり遅い時間になるだろうと思う。

朝10時には富岡に到着したいのだけど待ち人来るのが5時半なので、ノンストップで走れば滑り込みセーフなのだ。
道中、高速の渋滞に巻き込まれないように祈る。


帰還困難区域の牧場の牛たち。
下痢していたけど、松ちゃんと獣医師の先生のおかげでかなり回復してる。
今回も当然、ここに行って牛たちと会って来ます。


前回、北海道の方からご支援頂いたジャガイモを食べる牛。
松ちゃんは、このジャガイモも一気に与えないで小出しに出して与えています。
牛のお腹の状態を見てではないと思うけどね。

今日は色々な人に会えそうなので、気合を入れています。(笑)
空回りしないように気を付けたいと思います。


多分、松ちゃんの餌やりには付き合えないかも?
今回だけ別メニューなんだよね、これが。
双葉郡北航路とでも言うかな?


第一柵の子牛。
ビニールシートの上で与えたトウモロコシ・炭の粉入りふすまをペロッと食べる子牛。
松ちゃんは、この子牛に苦い炭の粉を少し多めにあげて「苦いべ~。こいつ苦いの分かんだよ。」って笑ってた。

これも子牛がお腹を壊さないための愛情で、意地悪でやってる事じゃない。(笑)

そんな訳で今から行って来ます。
また明日、みなさんお会いしましょう。














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タイミング。

2013-11-29 08:20:29 | 日記
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No530
明日富岡に行くつもり。
松ちゃんの所にも明日、ある団体さんが来るようなのでタイミングが合えばいいなと思う。

彼の日々の仕事は、動物たちに餌やりをするだけじゃないから、本当に忙しい男である。
取材はしょっちゅう入るし、獣医師さんと病気の牛たちの世話をし、先日みたいに学生さんもやって来る。


仕事も力仕事だし、ホントに凄いよな。
全部こなしちゃんだもんなぁ。
今、松ちゃんの事を応援してくれる愛知の人が、色々と動いてくれていて本当に感謝したい。

明日松ちゃんの所に来てくれる方たちが、愛知のボランティアさんたちだ。
時間的に会えたら僕もありがとうを言いたい。


毎日、毎日、雨が降っても嵐が来ても餌やりは、一日も休むことが出来ない。
講演会の時には、2日分の餌を与えて出て来るけど、それだって休みじゃないからなぁ。


漢方薬入りのふすまも毎日与えてます。
これは効き目的に即効性が無いけど、長く与え続けると効果が出て来ると松ちゃんは言った。


これを、喜んで食べる牛たちの写真。

今、牛たちの餌の確保で奔走している松ちゃんだけど、これからの冬を何としても乗り切らねばならない。
こうして僕もみなさんにご支援をお願いしていますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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捕獲できるの?

2013-11-28 06:07:51 | 日記
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No529
特定秘密法案が衆院で可決されたが、自民党の横暴政権がやりたい放題の事をやり出した感じだ。
尖閣での中国船の暴挙映像を流した自衛官が処罰されたが、あの映像は日本国民が知っておくべき問題だと僕は思っている。

今の中国のやり方は、問題が多い。
日本だけでなく、韓国もフィリピンやマレーシア諸島の国々も遺憾の意を表明しているからやりすぎだ。

政治の話はあまり書きたくないが、特定秘密保護法案より先に決めなきゃならない問題があると思う。
審議すべき問題の優先順位がおかしいのではと言っておきたい。

話しを変えて故郷富岡では、野生化したイノブタの捕獲が始まっていると松ちゃんから聞いたが、イノシシ獲りの名人がやっている訳ではなく環境省?の人がやっているらしい。

だから大した成果は出ないのではないか?と危惧している。
今、牛の少ない餌を横取りしようとしていて、また下痢など病気にさせる憎き奴らだ。
一網打尽に捕えて各家々の被害を早く止めてほしい。


平然と柵の中に入って来て、今まで牛の餌を食ってきたイノブタ。
肉付きが良く丸々太っている。


大声で怒鳴ってもお尻を向けて牧場の草を食べだした。
彼らにしてみれば、人間なんて怖くないのだろう。
ホント、いい根性してる。

イノシシ獲りの名人は、郡内に何人かいた。
名前は出せないが、僕の知っているAさんとMさんたちが捕獲してくれればいいのになぁと思う。
箱罠やひも型トラップを使い捕獲するのだ。

イノシシは人間の臭いに敏感で頭が良く捕まえるのに人間も頭を使わねばならないが、イノブタは賢くなくすぐに捕まえられると名人たちは言っていた。


イノブタたちはこうして毎日やって来る。
ひどい時は20匹くらい入って来るから手を付けられない。


牛たちもイノブタに場所を譲るように放れ、イノブタの独壇場になる牧場。
草も貴重な餌なのに、イノブタは根っこから食べてしまう。
だから草が生えなくなってしまうのだ。

餌を撒けば簡単に捉まると言ってたから、ネクタイ締めたお役人さんでも捕まえられだろうか?
早く大量に捕えておかないと、ホントにひどくなるから期待したい。

僕は今週、浜通りで色々とやることが出来てまた走るが、問題が多くて目が回る。

そんな訳で今週も、富岡行きを準備しています。
















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水がない事。

2013-11-27 06:16:38 | 日記
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No528
毎日の餌やりだけでも大変なのに、彼はかかって来た1本の電話に親切に対応していた。
誰なの?と聞いたら、東大の大学院生と助教授さんが訪ねて来ると言った。

午後1時を過ぎて僕は、松ちゃんと昼飯にしようと思っていたが、これで食べられないと直感した。
1食くらい抜いても死にはしないけど、朝の4時起きでトースト1枚だったから超お腹が空いていた。


1時半くらいだっただろうか?
松ちゃんも生徒さん一人か二人の話のつもりで軽く受けたから驚いていた。
「えっ、こんなに?全部で何人?」
返ってきた返事は「13人です。」


苦笑いしながら「じゃあ、とりあえず家に入ってくれ」と促したが、大学院生から質問がすぐに飛び出し、それに受け答えする形でミニシンポジウムが始まった。


左から2番目の方がその方で、日本語ペラペラの生徒さんだった。
とにかく熱心な方で、僕はこの大学院生にびっくりしましたね。

13人の方は全て外国の人だった。
日本人のだと思って話しかけたら、中国から東大に学びに来ている生徒さんだった。(笑)


牧場にみんなで降りてきて、松ちゃんは原発事故後の故郷富岡町を語った。
中央の黒い服を着た方が先生でした。

僕は途中から中国の女性に「どこかトイレはありますか?」と尋ねられ、松ちゃんちの水洗トイレの水入れを担当。

その後もトイレを必要としていた4人の方は僕のおかげで助かった訳です。
山からの湧水をたくさん使ってしまったが、これは仕方がない事だった。

中国から来た院生は僕に「本当に考えられない生活です。ライフラインが無い所で生活する大変さと日本人の強さを知りました。」と彼女は僕に言った。

松ちゃんは日本人の鏡みたいに言われてた。
今の富岡に水道が無いのは、本当に厳しい。
これからの冬に湧水が枯渇することは無いが、今度は凍って氷になる心配がある。
これからまた不便な冬が来る。

この日突然の来客に松ちゃんも三つ目の牧場に餌やりと水遣りをしなければならなかったから、夜遅くまで作業する羽目になったと思う。
松ちゃん、お疲れ様でした。















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ここの牛も。

2013-11-26 06:02:51 | 日記
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No527
前回の富岡は、本当に暖かった。
僕は冬の恰好をして行ったためコンテナの荷物移動で、汗びっしょりになってしまった。

第一の柵では、タオルを首にかけ汗を拭きながらじっと松ちゃんの作業を見ていた。
彼が裁断したわら運びは手伝ったけどね。


裁断したわらをペロッと食べた餌箱を見て、やっと牛たちの大好物の餌を作り出した松ちゃん。


その時、一番安全な松ちゃんの所へ柵から出てきた子牛に「ほれ、食え。」と、声をかけ食べ始めるのを見つめる松ちゃん。
子牛と遊んでるような松ちゃんだったが、子牛に特製餌場を作りお腹いっぱい食べさせた。
そんな彼の眼はやさしいまなざしだった。


トウモロコシの入った配合飼料と炭入りふすまを、まんべんなく分け与え作業を開始した。

この柵の中にも数頭お腹の調子が悪い牛がいると聞いた。
それでも、そんなにひどい状態ではないからと聞いて少し安心したが、下痢は厄介だ。
栄養が摂れない訳だから。


牛の糞の状態が水のような下痢だったらかなり危ないらしい。
「そんな状態でねぇから心配すんな。」と僕に言って、栄養価が少し高いわら餌を抱えて牧場の中に入って行った。


彼の跡を追う牛の中に下痢してる牛の姿が。
牛のお尻を見れば分かる。
下痢してる証拠がお尻やしっぽに付いていた。

この日の午前中の餌やりは、午後1時までかかり作業をした松ちゃんだったが、この日彼はお昼を食べられなかった。
付き合った僕も当然お昼抜きになったが、それは明日書きます。

今日は、この辺で失礼します。
みなさん、明日またお会いしましょう。








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牧場の姿。

2013-11-25 06:05:53 | 日記
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No526
富岡の師匠宅を先に出た僕は、真っ直ぐ松ちゃんちへ向かった。
ダチョウの柵がある目の前の木を見て思わず立ち止まった。


迎えてくれたのは、このきれいな紅葉を見せてくれた樹木だった。
去年もこの時期に来たはずなのだが、今まで余裕がなかったのか?初めて「きれいだなぁ~」と思った。
柔らかい薄緑の色とピンクに色を変えた葉のコントラストに、ちょこっと感動。
赤とか黄色とか朱色が紅葉の色と思っていたから、多分ピンクは初めてで少しびっくりした。

僕はデジカメでこの樹木を何枚か撮り天気の良い暖かな陽だまりの中を牧場に向かった。
支援物資を運びコンテナを頂き、もう一仕事を終えたような気持だったから、すごく気分が良かったのは事実。


松ちゃんの第一の牧場の今の姿。
先週から、土が削られて山のようになっていた。
台風などで雨水がたまり水はけが悪いために「土を削って水抜きをしたんだ」と、彼は言ったが随分乾いた土になっていた。


今までなかったこの中央の単管パイプの仕切り。
今回僕がこれは?と聞いたら「餌喰うのに喧嘩すっから、喧嘩できねぇようにしたんだ~」と。
やることが細かい!さすが~と思ったね。
僕は土を削ったから補強のために、付けたのだろうと思っていた。

強い牛は餌を独占しようと弱い牛をあの角で追い払う。
子牛だって攻撃されるから、必死で逃げてるときあるもんなぁ~。


一番先にやってきたのは食いしん坊のポニーのやま。
ブヒィヒィヒィ~ンって何度も鳴くから、今、松ちゃんがくれるからもう少し我慢しろよと僕はやまに言った。

牧場に降りてきた松ちゃんは、稲刈り後に出たわらを均等に牛たちに与え始めた。


これがその時の写真。
遠くにいた牛も一気にやって来た。
それはいつもの光景だが、毎日餌を食べる事が彼らの仕事になっている。


彼の仕事の一つで、腰をかがめて一気にわらを裁断した松ちゃん。
午前中の作業の始まりだ。

この日の餌やりは少し時間がかかったと思う。
松ちゃんが言った。
「このわらは牛にとって美味しい餌じゃねぇから、全部食べ終わってからじゃないと次の餌をあげられねぇ~」と。

牛たちは次のトウモロコシ入りの配合飼料とふすまと栄養価の少し高いわら餌を待っていた。
先にこの餌を先に食べさせたら、後から普通のわらを入れても食べないので、牛と松ちゃんの馬鹿しあいはこれからも続く。








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支援物資と譲渡。

2013-11-24 06:13:07 | 日記
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No525
全国の皆さん、富岡の牛たちへのご支援本当にありがとうございます。
深く感謝いたし、厚く御礼申し上げます。

伝票No1783-4204-6761  伝票No1783-4232-9743
伝票No1783-4204-6680  伝票No1783-4336-6751
伝票No1783-4337-3843  伝票No1783-4337-3832
伝票No1783-4337-3854  伝票No1783-4337-2605
伝票No1783-4337-2616  伝票No1783-4338-0386
伝票No1783-4336-6740  伝票No1783-4337-2896
伝票No1783-3945-4786  伝票No1783-3945-4775
伝票No1783-3945-4764  伝票No3038-4307-8954
伝票No3038-4307-8814
伝票No3048-7498-1036 C.I様3個
伝票No3048-7498-1084 M.I様
伝票No1780-0157-3724 Y.K様
伝票No3038-4307-8814 Tちゃん様
伝票No3381-3149-8600 T.S様ジャガイモ6個口
伝票No3044-4395-8011 R.T様6個
伝票No3048-7498-1106 M.K様3個
伝票No3047-4535-1912 H.I様3個
順不同 複数個口伝票No省略

ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。
厚かましいお願いですが、これからもよろしくお願いいたします。

昨日は、朝4時に起きて5時半前に高速に入り9時に富岡に着いた。
僕の師匠である森川さんにコンテナの使用をお願いしたら「君が使うなら譲るよ」って。。。


お譲り頂いたコンテナ。
作りが良くしっかりしていて、これなら松ちゃんもイノブタに頭を痛め餌の保管場所に苦慮することが無くなる。

いやぁ~ホント良かったです。
買えばアルミコンテナだから、中古でも20~30万はかかるので。

僕は広野にあるクロネコヤマトのセンターに顔を出して、みなさんからの支援物資を車に詰め込んで向かった。


僕は松ちゃんちに行って、彼を師匠の家まで来てと頼んだ。
松ちゃんの軽トラックの荷台は、みなさんからの支援物資でいっぱいだった。
僕の車の中もチモシー7個と米ぬか1個でパンパン。


松ちゃんも僕もコンテナの整理と中の物の移動を早速お手伝い。
このコンテナには、師匠が精製したプロポリス等の機材や抽出液等が保管されていて、プロポリスの臭いがプンプンしたが、餌の保管には全く問題ない。

松ちゃんちにも納屋があるが、そこに皆様からご支援頂いた物資を置くと、夜昼と区別なくやって来るイノブタに餌を食べられてしまうから、彼は置き場所に苦慮していた。


だから師匠に相談したのだが、快くお譲りして頂いたことにも感謝したい。
左から2番目の方が僕の師匠です。


今日牛たちに与える分だけをトラックに残し、みなさんから頂いたチモシーや米ぬかなどは、このコンテナに保管しました。
このコンテナにチモシーなら200個くらいは入りそう。

みなさんからのご支援と師匠よりコンテナ譲渡と、本当に嬉しい一日でした。
小さなNPO団体のがんばる福島は、みなさんに支えられて活動していることへの感謝も忘れずに、これからも活動していきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。









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急きょ。

2013-11-23 04:01:51 | 日記
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No524
おはようございます。
急きょ、今からいわき~富岡へ行って来ます。


この子たちの事で少しやる事があって。

一昨日出来なかった要件を済ませてくるつもりです。
富岡で僕の師匠と会うので、松ちゃんにも会えたらと思っています。

多分松ちゃんには会えると思う。
だけど、彼はいつも取材等何かしら入っているので、期待しないようにしないと。


会えないときはダチョウやその他の動物と触れ合って時間調整します。
ダチョウもこんな可愛い顔見せる時があります。
この顔可愛いでしょ。

でも僕はやっぱり病み上がり状態で調子悪いです。
今日の約束は絶対にやぶらないようにしようと言う事で、気合い入れたら全然眠れなかった~。


前回のシロとさび。
富岡に着いたら松ちゃんと会えず、部屋に入って待とうとしたら2匹ともこの状態で寝てました。
今日の僕にとっては、大変羨ましい光景です。

這いつくばったって行かなきゃ。
そんな訳で、今から行って来ます。
みなさん、明日お会いしましょう。








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迷惑かけて。

2013-11-22 06:35:05 | 日記
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No523
みなさんおはようございます。
昨日は、出先で具合を悪くし回りの人たちに心配やら迷惑やらかけてしまい、最悪の一日でした。
水曜日は調子良かったのに・・・


福島は寒かった。
町の中にある少し大きなモミジの紅葉を撮ってみた。

ズキズキ痛む頭痛に吐き気。
いやぁ辛かったし、あんな姿をみんなに見せたくなかったなぁ。

健康は財産って、こういう時に体の悪い方の苦しみや辛さを知るのだが、日頃はこんな事もないから改めて体の不自由な方や病気の方には親切にしてあげたいと思った。


役場に行って一つ目の用は済んだ。
家族の事とはいえ、今回は郡山が遠く感じた。


これから仮設住宅に住む数人の友人を訪ねたのだが、ここの入居者は少しづつ減っていると聞いた。


プレハブの仮設住宅の殺風景な建物の中で、緑を見かけると思わず撮ってしまう。

僕の方はこんな具合だったので、富岡に入れず松ちゃんにも会えずやりたい事も全部出来ずで、また来週にかけて動きたいです。


アイスバーンや雪が降った時のために、スタッドレスタイヤに履き替えオイル交換などのメンテナンスもしたので車は万全。

鉄人松ちゃんは、本当に病気をしない。
内臓から元気で体に芯が入っているから、風邪なんて絶対にひかない鋼鉄の男だ。

ここは本当に羨ましいよ。
時間とスケジュールを調整して、近いうちに行こうと思っている。

いわきに避難している師匠とも会いたいし、やりたいこといっぱいあるから。


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タンクを洗って。

2013-11-20 04:17:40 | 日記
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No522
みなさん今から遠出しますので、明日はブログお休みさせて頂きます。

帰還困難区域の牧場で松ちゃんの最後の仕事は、リッチ塩を設置して水を与える事だった。


ご支援頂いたジャガイモを与えて帰って来る松ちゃん。

しょっちゅう喧嘩する中だとある人に言われるが、それはそれで本当の事だから仕方がないが、今回牧場に行って彼の働く姿見て、僕もがんばろうと思った。


ジャガイモを与えた時に使ったプラBOXを、柵のポールにひもで固定してリッチ塩を入れた松ちゃん。

もう4時になる頃、寒さを感じた僕の目の前で、彼は一握りの藁を手に持ちやって来た。
何をするのか?と思ったら、そのわらをたわし代わりに井戸水を少し汲み、牛が水を飲むタンクを洗い出した。


水は冷たかったはず。
肌寒さを感じていた僕は、炊事用の薄手のゴム手袋をはめたいと思った。

彼は、タンクの縁まできれいに洗った。
いつもの無骨な彼の姿からは全く想像できないような光景だった。


このタンクに水を入れて洗った後、汚れた水を捨てるのに重くなったポリタンクを傾けるのにも腕力を使う。
僕には絶対に出来ない。

「こんなにきれいにしたって、すぐに泥だらけの足入れっちまうのになぁ~」と笑いながら彼は言った。

被災地の今の彼を見ていると伝わって来るものがある。
それは動物たちへの思いだ。

イノブタがめちゃくちゃ強烈な菌を撒き散らすこの牧場で、牛たちが歩くその4本の足にあいつらの糞が付いてるかも知れない。

だから、常にこの水タンクを注視している松ちゃんだった。


きれいになったタンクに水が注入された。

イノブタ被害に遭っているのにイノブタを殺さないし、牧場の中では牛たちが間違って食べないよう注意してごみ拾っていた。

どうにか元の体力に戻してやろうという気持ちが良く分かる。
僕はたわしを持って行ってあげようと思う。

今の問題は牛の餌が無い事。
松ちゃんに、あんまり書くなって言われたけど、僕はみなさんのお力をお借りしたいと思います。

どうかみなさん、これからもご支援下さいますようお願い申し上げます。





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帰還困難区域に

2013-11-19 06:03:32 | 日記
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No521
今日は、帰還困難区域にある三つ目の牧場に行った時の事を書こう。

第三の牧場に行くのに彼のクレーン付きトラックの荷台に残ったロールわら餌を、一つ軽トラックに積み替え僕の車と2台で向かった。


松ちゃんに言うの忘れて帰って来てしまった。
右のストップランプが切れてる事。
後で電話しとこっと。

先週、牛の病気の事を、松ちゃんの兄さんから聞いていたから本当に心配していた。
でも、帰還困難区域の牧場について少し安心した。


僕の想像では、半分の牛が力なく横たわっていると思っていたが、みんな4本足でしっかり立って歩いていた。

それでも牧場内に入ったら下痢をした牛の糞を見て、まだまだ本調子でない事を知った。

松ちゃんは先週、獣医師さんに何度も来てもらい、注射・点滴・薬の調達と色々とやってもらったから、ここまで元気になったのだと思う。

松ちゃん曰く「牛の下痢は、すぐには治んねぇんだ。」と。
だから今週も獣医師さんに来てもらう事になると思う。

見かけ的には3頭だけ少し心配な牛がいる。
彼は、ここの牛の健康を今一番心配している。


この牧場でも丁寧な仕事をした松ちゃん。


これ結構重いです。
牛がむしゃむしゃ食べてる横から、がばっと抱えて運ぶが牛は邪魔されても怒らない。


何度も何度も遠く離れた牛の元へわらを運んだ。


いくつもの牛たちの集まりが、牧場内に出来た。


当然、この作業をする間に憎きイノブタたちが勝手に入って来たが、松ちゃんは無視した。
「最初は追っ払ったけど、ちっともきかねぇから諦めた」と。
これには簡単に納得した僕だった。


このわら餌のあと漢方薬入りふすまと、支援物資のジャガイモをあたえて餌やりは終了したが、1時に始まった帰還困難区域の餌やりは、この時4時を回っていた。

昼間はとても温かったが、日が陰りだして肌寒さを感じていた僕だった。
彼はこのあと最後の仕事に取り掛かった。
これは、明日書きます。
それではみなさん、また会いましょう。









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きつい仕事

2013-11-18 06:10:00 | 日記
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No520
富岡の松ちゃんの仕事をもし自分がやらなきゃならないとしたら、少し引くよなぁ~と本音を言っておく。

強い牛弱い牛を見分けるのは出来るが、どのくらいの餌を与えなければならないか分かってないから厳しい。


漢方薬?入りのふすまを、こうして群れから離れたところで餌にありついている牛に与えに行った松ちゃん。


この体の小さな子牛もまた餌箱に近寄れない弱い牛で、均等に食べさせることが一番大事なのだ。


牛たちがふすまを食べ終わってすぐ、松ちゃんは支援物資で頂いたジャガイモの箱に手をかけた。


ごろごろっとじゃがいもの入る音で、元気な牛たちがまたやって来た。
牛はふすまもジャガイモもぺろりと食べた。
さすがに食べるのが早い!

彼の仕事は午前中の最後に、僕ならちょっとこれはなぁと思う仕事が待っていた。


この仕事が僕には一番きついかも?
軟弱な体なもので、松ちゃんのこの仕事をしたら、次の日は筋肉痛で寝込んでると思う。
ロールわら餌を、さらに裁断機で細かくして食べやすく消化が良いようにするのだ。

ロール1個をかがんだ体制で、上から体重をかけてハンドルを握り押し切る。
これはきつい!
彼は一人で全部このわらを裁断した。
僕がやったら次の日腰が痛くて立てないかも・・・・・
さすが鉄人、松ちゃんだ。


裁断したわらを餌箱に投入する松ちゃん。
最後に餌箱は、裁断されたわらでいっぱいになった。


ふすまを食べ終えて明後日の方にいた子牛もまたやって来た。
耳票がまだ付けられていないからうまれてまだ数か月だろう。
子供はみんな可愛い。

さてこの後、いったん食事を摂り第三の牧場がある帰還困難区域に行くのだが、僕は病気の牛が心配だった。
明日、この続編を書きます。






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新兵器?

2013-11-17 06:02:51 | 日記
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No520
みなさん、おはようございます。
フィリピンの台風の被害が甚大で、全世界の国々の支援がフィリピンにいち早く届くことを僕は願ってます。

TVの映像で見てもそのひどさが分かります。
自分たちも大地震・津波を体験したので、フィリピンの事が心配です。
被災地富岡の松ちゃんの所に届くみなさんからの支援物資が嬉しい。
本当に有難く感謝しております。


他の場所にもありましたが、写真はこれを紹介しました。

本当にありがとうございました。
これからも何卒応援よろしくお願いいたします。


今日は昨日の続き。
ロールわら餌を腕に抱えて、10回も往復し強い牛も弱い牛も均等に食べられるようにわらを運んだ彼の仕事は、後半にきつい仕事が待っていた。


食事をしている牛を見て、一頭一頭ずつ健康状態を見る松ちゃん。

今日は牛のために彼が用意した新兵器を紹介をしてみます。
松ちゃんは牛たちが冬を越すために、今の牛の健康状態をもっと良くするために買って来たものがある。


一つ目はこのリッチ塩。
一個2000円もする牛用の塩で、一箱に4つ入っていた。
今まで使ってきた塩より大きかったし、ミネラルとか栄養分が高いと聞いた。


二つ目がこのすりつぶした炭の黒い粉。
これは、「漢方薬みたいなものだ。」と彼は言っていたが、牛のお腹の調子を整えるらしい。
彼の真剣さがひしひし伝わって来た。


まず初めに彼は、この炭の粉を少しづつ餌箱に入れ出した。
入れたのはほんの少しの量だった。


次に牛たちの大好物のふすまをバケツに入れ一つ一つ餌箱に入れ出した。
牛の餌箱に入れた時、手に持った鍋で炭の粉とふすまをかき混ぜた。


炭の量とふすまの量をどのくらいにするのか?僕はこの時真剣にそこを見たんだ。
自分が手伝う時のために、どうしても知っておきたかったから。
そしたら松ちゃんは、炭とふすまの量をどのくらい与えるか教えてくれた。


これを餌箱に入れたら一斉に牛たちが餌箱めがけてやってきた。
外に出ていた子牛も餌箱のふすまに食いついた。

見る見るうちに餌箱の漢方薬入りふすまは無くなり、牛も舌で餌箱をなめずり回すのだから、掃除したようなきれいな餌箱になった。(笑)

この後の作業もまた大変な作業で、炭入りふすまとリッチ塩を与えるのは仕事で言えば、中休みって言うところだった。
これは、また明日書きたいと思います。

それでは、みなさん明日お会いしましょう。








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ただひたすら。

2013-11-16 06:12:22 | 日記
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No519
富岡に着いた10時半ごろは、お日様のご加護もあり温かく穏やかな日和だった。
彼は、すでに第一の柵の牛たちに朝ごはんを与えていた。

僕は北海道の方から届いた支援物資のジャガイモ6箱を、車に積んだまま歩いて牧場に下りて行った。


今あるロールわら餌も残り5個になった。
今日で全部無くなるはずだ。
彼は全身の力を使って200kgのロールわら餌をトラックから落した。


ロールの固定紐を丁寧に一本一本手繰り寄せて、餌を上げる準備をする松ちゃん。


彼はおもむろにわら餌を抱え始めた。
餌箱の前で顔を出して餌を待っている牛がいるのに、こんなに抱えなくてもと思ったが・・・


彼は抱えたわら餌を牧場の遠い所まで運んで行った。
牛たちが、彼のあとを一斉に追う。

何故こんな餌の上げ方をするのか聞いた。
それは強い牛が餌を占領して弱い牛はいつまでも食べられないから分散して与えていると。


200kgのわら餌だから、彼が抱えるこの量なので繰り返し繰り返しこの作業が続いた。


体の大きい牛たちがやはり早く餌にありついた。
その横を通る松ちゃんには、もう目もくれない。

10回くらい往復したと思う。
これ重労働だねって僕が言ったら、「毎日やってるよ。」と言葉少なく返って来た。


この牛は弱い牛だろう。
一番最後に彼のあとを追い、やっと餌にありついた牛だ。

これから厳しい冬になるかも知れない。
だから、今がとても大切なのだろう。

ただひたすら繰り返し餌を運ぶ彼の姿を見て感じるものがあった。
これを僕が毎日やる事と考えたら、頭が下がる思いだったから。


第一柵の午前中の牛たちの食事光景です。
この柵の牛たちは、1日2回の食事タイムがある。
だから午後にもこの作業が待っている。

松ちゃんは、畜主でも動物ボランティアでもないが、本当に良くやっている。
午後の事もそうだが、これから帰還困難区域の牛たちにも餌をやりに行かねばならず、やはり牛飼いは大変だと思った。

彼は今、新しい試みを試そうとしていた。
今の牛たちの健康状態を、さらに良くしてあげようとしていたのだ。

明日のブログでは、もっと詳しく書いてみます。
それでは、今日はこの辺で失礼します。








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憎き奴ら!

2013-11-15 06:58:52 | 日記
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No518
支援物資を送って下さったみなさまに、代表の松村に代わり厚く御礼申し上げます。

チモシーを送って下さった方、ジャガイモを送って頂いた方、えん麦を送って頂いた皆様、本当にありがとうございました。

先週、松ちゃんのお兄さんとお父さんに会って、松ちゃんに会えなかったから聞けた情報に、真っ青になり今週行って来た訳だけど、あいつらにはホントに呆れました。

松ちゃんは、昨日まで昼食を摂らない日を10日以上も続けていました。
原因はあのイノブタたちのせいで、帰還困難区域の牛たちが病気になった。


午後一番に帰還困難区域の牧場の牛に餌を与えに行った時に、柵の中に入って来たイノブタの子供。

あいつら本当に可愛くない。
こちらが怒鳴ろうと、何しても平気な顔して堂々と歩ってやがる。

問題はあいつらが、第三の牧場に入って来て牛の餌を食べる。
そこまでは許するのだが、あいつらは牛の餌を食べたらその牛の餌に糞をして行く、そしてあいつらの唾も強烈なのだ。


このふてぶてしい面構え!大きな声を出して追い払おうとしたが、全く無視された。

あいつらがこの牧場に自由に入るようになって、初めて牛が病気になった。
あいつらの唾液や糞の中に強烈な菌があるらしく、雨が降った時に元田んぼの牧場は水たまりが出来る。

その糞を付けられた餌を食べ水たまりの水を飲んで、多数の牛がお腹を壊し下痢してしまった。
牛にとって下痢は命取りになる大きな病気なのだ。


徐々に牛の餌を狙って体の大きなイノブタたちがここに集合して来た。

おかげで松ちゃんは、毎日獣医師さんを呼び注射を打ってもらったり、点滴を打ってもらったり、薬をもらったり、餌の配合までも変えたりと牛たちの命を繋ぐために昼飯を食えない日々を過ごしていた。

昨日の彼の作業を見て、めちゃくちゃしんどい仕事になったとぞっとした。
多分、みなさんもその現場で働く松ちゃんを見れば分かると思います。

この話はまた明日にでも書きますけど、とんでもない問題になったもんだ。
自分がここの牛の面倒を見ると思ったらぞっとした。


暗くなる前の写真だが10匹になった。

この牧場に毎日20匹のイノブタの家族が来ると言うことで、対策を松ちゃんは考えている。
これからも気を抜けない松ちゃんの闘いがある。

最初は十数頭病気にかかったらしいが、今は目で見る限り3頭まで回復した。
それでも松ちゃんは気を許していない。
今、完璧に治さないと健康な他の牛に伝染してしまう。


午後4時半ごろ、あたりは暗くなりイノブタの写真を撮ったら、この歯を見てゾッ・・・かなり危ねぇじゃん。

彼は、牛たちがこれから酷寒の冬に備えて越冬できる体力に戻すことだけを考えていた。
そうしないといけないのだ。
これを知った僕はただ疲れて帰って来た。

昨日は、かなり勉強になった。
自分は畜主でも農家の人間でもないが、動たちの命を守るってことがどれだけ大変な事か改めて知った一日でした。











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