皆さん、こんにちは。
昨日、富岡に行って松ちゃんのところに来ているボランティアのNさんとお会いしました。
Nさんは今回で3回目と聞きましたが、本当にありがたいです。
餌やりを開始するNさんと松ちゃん。
松ちゃんが福島モノローグ(NHK Eテレで4月14日放送)の中で語ったように、人と会わない日が多く何日も喋らず暮らしているので、松ちゃんちに2泊3日で餌やり等のボランティアと松ちゃんの話し相手になってくださったことに感謝、感謝、感謝です。
中央にいるのはかみさんです。今回もにんじんを牛たちに。
Nさんは犬のキセキの話を知り「感動して。。。」と言葉少なに語ってくれました。
松ちゃんが白骨化した死骸だらけの牛舎の中で自力で立つこともできず死線をさまよっていた犬の物語です。
手慣れた作業をするNさん。
僕は随分、昔の話に感じましたが、汚い姿、ひどい臭い、自分で動けず、餓死寸前だった犬がいたことを思い出した。
松ちゃんはその犬を見てすぐに抱きかかえ、ある動物病院に連れて行ったのですが、犬の状態を見た先生に「これは虐待!虐待ですよ!あなた!」ときつく叱られたいわくつきの子。
死を待っていた犬というより、死を覚悟していた犬だと思います。
松ちゃんは後に「あの犬を見たら誰も助けなかったべ。今、目の前で死んでもおかしくない状態だった。俺も助かるか助からないかわからなかった。それでもそのままにしておけなかったんだ」と話してくれました。
松ちゃんを叱った先生も手を尽くしてくれ何ヶ月か経って死の淵から生還したので、松ちゃんがその犬にキセキという名前をつけたのです。
一つの命の尊さを教えられた出来事。教えてくれたのはキセキでした。
キセキはその後、里親さんに引き取られ幸せに暮らしています。
一番弱い子のところへ何度も足を運ぶNさん、いつも体の大きな牛に餌を横取りされて食べる量の少ない牛を気遣ってくれて嬉しかった。
個人ボランティアのNさんが今回3回目と松ちゃんから聞いていたので、僕は一度はご挨拶したいなと思っていました。
かみさんは今回も付き合ってくれ、色々と助かりました。
顔出しNGということで松ちゃんのみ。Nさんは恥ずかしいみたいです。揚げたてのとんかつなどいろいろ作ってくれたかみさんにも感謝。
昨日、2日目だったNさんですが2日目もフルに動いてくれました。
Nさん、本当にありがとうございました。
次回は僕も泊まりで色々話したいと思います。
そのときはどうぞよろしくおねがいします。
昨日の写真 松ちゃんちの近くの空き地で。オスのキジ。
前回もここにオスのキジがいて車から降りてドアを締めたときに、その音に驚いたメスのキジが5羽一斉に飛び立ちました。
どうやらここは、キジたちの住処なのでしょう。
そろそろGWですね。もう、休みに入っている方もいらっしゃると思いますが、みなさん、良いGWを過ごしてください。
コロナ問題がある中で今までのようなことはできないかも知れませんが、健康第一で行きましょう。
それでは今日はこのへんで失礼します。
みなさん、またお会いしましょう。