みなさん、こんばんは。
数日前、先月、測定した富岡町の放射線量地図が完成したと連絡があり、作成された地図をメールで送っていただいた。
帰還困難区域の線量が下がっているのがわかった。
除染しなくても下がるんだなぁ~で、嬉しさと悔しさの半々だった。
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体は大きいけど名前はちび
老牛の仲間入りしたのがわかる体つきになってきた。
連絡をもらったとき、測定でペアを組んだSさんが放射線管理関係の講演で名古屋に来ていると聞いてびっくり。
Sさんは一緒に測定をした時にいろいろな話をしてくれた。
長年、放射線管理の仕事をしてきた方だけに、とても勉強になったし面白かったです。
Sさんは被災地の除染について「国の基準が甘すぎる」と言っていたから、本当にやるせなかった。
除染は「ゼネコンの金儲け」って言われたことは、半分当たっていると思う。
Sさんの話は浪江町の山林火災の話から始まった。
4月下旬に発火し8日間燃え続け5月になって鎮火したこの山火事のニュースは、首都圏のTVで何度も取り上げられた。
放射性物質拡散のデマが広がったのも記憶に新しい。
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除染後、山砂を入れられ草が生えなくなった牧場の姿。
Sさんはこの時、友人に「浪江町の山林火災で放射能が拡散していないか調べてほしい」と依頼を受け、火災現場付近に向かったらしいのですが、現場に向かう途中で松ちゃんと会ったことを話してくれた。
「えっ、なんでそんなとこに松ちゃんがいたの?野次馬???」と唖然とする僕にSさんは「松村さんは浪江に野鳥の生態調査で来ていたらしいのだけど、ばったり会ったからびっくりしましたよ」と。
そうだった。
松ちゃんは高線量区の浪江町おまる地区に巣箱を設置したから、月に一回は浪江に調査に行っているんだったっけ。ごめん
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恐怖の松ちゃん号の前輪のタイヤ。
思わず「早く交換してよ!」と言ってしまいました。
マジ、やばいですよ。この溝なしのつるっつるタイヤ。
釘でなくても石の突起でパンクすると思います。
で、除染のことから南相馬市での害獣の話まで広く話された。
南相馬市も富岡町のようにイノシシ問題があり、その数は富岡と同じように増えているらしい。
捕獲しても増える方が多いから追いつかないとのこと。
どこも一緒だな~。
先月、松ちゃんも「今は出産ラッシュだから雌は山から降りてこないけど、来月には子供を連れて歩き回るぞ。そうなるとまた大変だな」と呆れた顔してたっけ。
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松ちゃん早くご飯ちょうだいとおねだりする石松君
南相馬市は富岡町より1年早く避難指示を解除したのだけど、その実態を自分の耳で聞いて笑えなかった。
イノシシの成長は早く1年もすれば害獣になることは十分に考えられる。
ウリ坊の時はめちゃ可愛いんだけど、生まれて1年も過ぎたら怖い存在に。
子連れの母イノシシは、とても危ないので近寄らないでほしいです。
帰還した町民に何事もなく暮らしてほしい。
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「与えたら与えるだけ食べる。いつも自分の餌をシロやさびに食べられるから自分の食べ終えると猫の餌食べに行くんだ」と松ちゃん。
町が少しづつ復興していく様を見るのはやっぱり嬉しい。
問題が多いのは当たり前。
これからも前向きに行こうっと。
今年はなかなか富岡に行けないです。
来週また出張があるし、休みも他の予定で埋まっていて早く来月にならないかなと思ってます。
なのでみなさん、松ちゃん情報はしばしお待ちください。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
数日前、先月、測定した富岡町の放射線量地図が完成したと連絡があり、作成された地図をメールで送っていただいた。
帰還困難区域の線量が下がっているのがわかった。
除染しなくても下がるんだなぁ~で、嬉しさと悔しさの半々だった。
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体は大きいけど名前はちび
老牛の仲間入りしたのがわかる体つきになってきた。
連絡をもらったとき、測定でペアを組んだSさんが放射線管理関係の講演で名古屋に来ていると聞いてびっくり。
Sさんは一緒に測定をした時にいろいろな話をしてくれた。
長年、放射線管理の仕事をしてきた方だけに、とても勉強になったし面白かったです。
Sさんは被災地の除染について「国の基準が甘すぎる」と言っていたから、本当にやるせなかった。
除染は「ゼネコンの金儲け」って言われたことは、半分当たっていると思う。
Sさんの話は浪江町の山林火災の話から始まった。
4月下旬に発火し8日間燃え続け5月になって鎮火したこの山火事のニュースは、首都圏のTVで何度も取り上げられた。
放射性物質拡散のデマが広がったのも記憶に新しい。
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除染後、山砂を入れられ草が生えなくなった牧場の姿。
Sさんはこの時、友人に「浪江町の山林火災で放射能が拡散していないか調べてほしい」と依頼を受け、火災現場付近に向かったらしいのですが、現場に向かう途中で松ちゃんと会ったことを話してくれた。
「えっ、なんでそんなとこに松ちゃんがいたの?野次馬???」と唖然とする僕にSさんは「松村さんは浪江に野鳥の生態調査で来ていたらしいのだけど、ばったり会ったからびっくりしましたよ」と。
そうだった。
松ちゃんは高線量区の浪江町おまる地区に巣箱を設置したから、月に一回は浪江に調査に行っているんだったっけ。ごめん
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恐怖の松ちゃん号の前輪のタイヤ。
思わず「早く交換してよ!」と言ってしまいました。
マジ、やばいですよ。この溝なしのつるっつるタイヤ。
釘でなくても石の突起でパンクすると思います。
で、除染のことから南相馬市での害獣の話まで広く話された。
南相馬市も富岡町のようにイノシシ問題があり、その数は富岡と同じように増えているらしい。
捕獲しても増える方が多いから追いつかないとのこと。
どこも一緒だな~。
先月、松ちゃんも「今は出産ラッシュだから雌は山から降りてこないけど、来月には子供を連れて歩き回るぞ。そうなるとまた大変だな」と呆れた顔してたっけ。
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松ちゃん早くご飯ちょうだいとおねだりする石松君
南相馬市は富岡町より1年早く避難指示を解除したのだけど、その実態を自分の耳で聞いて笑えなかった。
イノシシの成長は早く1年もすれば害獣になることは十分に考えられる。
ウリ坊の時はめちゃ可愛いんだけど、生まれて1年も過ぎたら怖い存在に。
子連れの母イノシシは、とても危ないので近寄らないでほしいです。
帰還した町民に何事もなく暮らしてほしい。
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「与えたら与えるだけ食べる。いつも自分の餌をシロやさびに食べられるから自分の食べ終えると猫の餌食べに行くんだ」と松ちゃん。
町が少しづつ復興していく様を見るのはやっぱり嬉しい。
問題が多いのは当たり前。
これからも前向きに行こうっと。
今年はなかなか富岡に行けないです。
来週また出張があるし、休みも他の予定で埋まっていて早く来月にならないかなと思ってます。
なのでみなさん、松ちゃん情報はしばしお待ちください。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。