夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

わあ

2022-11-28 20:07:03 | つれづれ
誰か知らない方のブログで

うちの近くから

左大文字山を見上げた写真がありました。

ほんとにうちのすぐ近所から見上げたお山。

それを見た途端

毎日毎日当たり前に見てたお山

なんか急に懐かしくなって

錦色に染まる山の姿と御室まで連なる山の豊かな紅葉を思い出したら

ちょっと胸がキュンキュンしました。

ホームシックじゃないけど

お山シックかしら?(笑)

夏はホトトギス。

秋冬は鹿の声が響くお山。

夏の終わりにはヒグラシが鳴く

小さな頃から当たり前に見てたお山。

私の遊び場だったお山。

衣笠山も綺麗に染まっているだろうか?



京都は寒いです。

冷たい風が比叡山や愛宕山から吹き下ろします。

ゆきんこが今の時期飛びます。

ゆきんこ

今年は飛んでるの?

雪は降るのか降らないか。

京の冬の冷たさは

朝の初水汲む時に

両手をしっかり擦りながら

炭をいこしに表に出て

氷張る防火バケツを尻目に

火をくべる

あかぎれできてまっかっか

冷たい水に手も痛い




地面は冷たく冷えていく

底冷え始まる年末の

店先灯る夕方の

灯りに暖を感じても

師走の風に足元を

トントン踏みしめ動いては

足の冷たさ逃します

それでも師走の店先に

棒鱈黒豆冬野菜

年末恒例並ぶ頃

霜の降りたる畑の中の

蕪大根白菜と

京の野菜の並ぶ様

見ては忙しく動く日の

冷たい中に温もりを

そっと感じる時もある



京都は寒くてキツイけど

やっぱり生まれて育った土地

写真バーンと見たときに

お山の写真見たときに

ちょっとだけ胸が熱くなった。


私はやっぱり京女だなあ。(笑)

京都市内で生まれて育ち

一度も外に出たことなかった。

寒い年末のぎりぎりに帰り

お正月は京都にいよう。

寒かろうなあ。

お盆の五山送り火。
うちの近所の雪

上賀茂神社

高野川


クリスマスの京都タワー
工房前に雪だるま。溶けて人参の鼻が取れたの。

夏はコンチキチン

おばあちゃんの手機の音



いかんな。

お山の写真見て

ブワーッって京都がやってきました。(笑)

まあ、そんなときは、それでいい。




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モッコウバラがやってきた

2022-11-28 17:02:21 | つれづれ
モッコウバラの苗がやってきました。

白と黄色の2種。2本。

作業していて明るい間に植え付けたいなと思い

4時に作業休憩してクワを取り出して

表の玄関横の植え付けたい場所の土を少し柔らかく起こして

穴を開けて

苗をポットから出してほぐして植え付けました。

土をもって

お水たっぷりあげて

「綺麗に咲いてね。」

と、お願いしました。

さて

大きく育ってきたら誘引してフェンスかアーチで素敵に演出したいなあ。

モッコウバラ初めてなのでうまく育つでしょうか?


周りの雑草大きいのは全部抜いたけど

細かいのまだまだありますねえ。

うー。

草との戦いだわ。

下草生えないよう

モッコウバラの根元に

影響のない小さなかわいいお花はないかしらね。
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ありがとうございます

2022-11-28 14:31:07 | つれづれ
お昼の音楽がスピーカーから流れ(エーデルワイスです)

段取りのいいところまで作業して、12時半に作業服を脱いでお昼休みしようかなと入ったら

ブログお友達のMさんがご紹介くださり

涛音寮に来てくださった臼杵の方が来られたよとこのみちゃんから電話あり

作品ご覧になりたいと言うことで

1時には出発なさるということで僅かな時間ですけど

私もちょうどお昼休みの時間ですので

何点か車に積み込み涛音寮にすぐ参りました。

大変驚かれて

今まで想像したこともないおるごーるだと。

すごく喜んでくださいました。

ありがたいです。

「ブログに載せてもいいですか?」

ということで。

ありがとうございます。

おるごーるといえば箱だと思われていたらしく

物語を語るようなフォルムだとそこにおられたツアーの皆さんも大変喜んでくださいました。

九州の皆さんでしたから

一応1月末の小倉井筒屋の画廊に参りますとお知らせいたしました。

たくさんご覧になれます。

お昼にすっ飛んで来ましたのでこのみちゃん気を使ってたこ飯とか酢の物とか煮付けとか

お昼ごちそうになってしまいました。(笑)

5分で来られるというのは本当にありがたいですよね。(笑)

その後サッと片付けてまた帰って来て

作品たちは定位置に。

車からおろして庭沿いに行き、庭からおるごーる片付ける場所の部屋に直接入れられるから大変便利です。(笑)

まだうちのおるごーる展示のお部屋は整備できてないので

しばらくはご覧になりたい方は予定が合いましたら涛音寮にお持ちします。

パタパタしておりますので伺えない時もございますのでご了承くださいませ。

また涛音寮にお越しの予定の方でおるごーる見てみたいとおっしゃる方は涛音寮にお話くださいませ。

おるごーるの展示のお部屋ができましたら

またこちらも遊びにお越しくださいませ。

また工房やおるごーるのお部屋をお見せできる工房開きの時期が決まりましたら

お知らせします。

作品は全国の画廊にて展示販売いたしております。ぐ~るぐる回ってます。

画廊に出してないうちの個人所蔵のおるごーるは見て聞いて頂けますよ。

ぜひ完成した折には遊びにいらしてくださいね。





今日21℃もあります。

あったかいです。

さて続き続き、と、昼からまた工房に籠もっている私です。



モッコウバラの苗がやってきました。

夕方植え付けてお水あげましょう。

まずはモッコウバラ到着です。

黄色と白いのです。

育ってきたら誘引アーチかわいいのつけましょう。

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愛ある工房

2022-11-28 11:40:37 | つれづれ
工房をご覧になった方が

「この程度の機械であの作品できるんかい?」

と、笑って言われた。

うー。たしかにねえ。

男の人から見たら

この程度

かもしれんなあ。

今の工房でも狭いなあって言われるし。



でもねえ

この程度の機械で

あそこまで仕上げるんだもの。(笑)

立派なものでしょ?と、言いました。


実際

床貼りが結局工房開きに間に合わなかった最悪の結果

私のストレスは最大値にまで到達し

胃が痛いくらいキリキリしました。

段取りをいくら立ててもできない苦しさ。

半年少しずつ楽しみながらしようと毎月毎月お金かけて通ったのに草抜きとか不用品処分したくらいという

絶望的な段取りひっくり返しの繰り返し

つまり毎月行く必要もなかったのだ。

できてないのだもの。(笑)

今月はできてるかなあ?と、期待して行くと前とおんなじだ。

段々私は暗鬱になっていきます。

そんな自分と必死で戦い

「進んでるか?」

と、心配してくださる方には

大丈夫

と、言い続けてました。

勉強になりました。

住居部分やいろんなことでお友達助けてくれた。


でもすごかったのは

社長が何にも工房部分できないという絶望を助けてくれた。

風防室に作業台2台に

母屋の出たところの雨よけや下の左官仕事。

これはもうすごいことだ。

最高の出来事でした。

電設の一部も。

してくださった事に本当に感謝しています。

もしもこれがなかったら

私はもう引越やめちゃおうかと考えるまで心が追い詰められてました。

何もかもうまく進まない。

どうすることもできない。

これでは意味がないじゃないか。と。

みんなには笑って大丈夫と言いながら内心は不安で不安で仕方なく

焦りと不安との中の工房引越。

慣れないトラック上がり下りで足の瓶帯は傷めるし

歩けなくなるし。

苦しいことはいっぺんに来ましたが

逆にそんな最悪の状態を暑い時にも何度も通ってくれたり

遠くから来てくれたり

色々庭整備やガレージ補修を助けてくれたお友達ら。

涙が出ました。

こちらに来てからも

冬支度何にもできてない状況下

ファンヒーター送ってもらったり

こちらの地元のお友達のいろんな助けも。

感謝しかありません。

とにかく寒さ対策だけはしておかなきゃと考えてます。

だからこそ

がんばらなきゃ。

床ないと壁できず

壁できないと道具を掛けたりすることもできず

まだ段取りが非常に悪い。

ここは作りやすいところなのに環境整備してないことで遅れに遅れるから焦ってばかり。

ここにあるべき道具を置くところが全くない。(笑)

だから工房としてはまだ道具や機械雑然と置いてあるだけの中作業しているわけです。

そりゃ効率悪いですよね。

でも負けない。

自分の折れそうな心を社長やお友達やいろんな皆さんが支えてくださった。

やる。

ちゃんとやる。

その決心は本物です。

コンクリートこれから冷えますが

これもお陰様で年末してくださることになりました。

来てくれたた方は

平行が斜めになってるから精神的に疲れるのをなんにも言わなくてもすぐに気づかれ

補正して機械が平衡保てるようきちんとしてくださるようです。

耳がおかしくなりそうな微妙な平衡のズレですが

これ、精密な作業するとき本当に困ります。

違和感の中作業するのは疲れますから。

一番に、そこに気づかれた。何にも言ってないのに。

「この上にこのまんま床貼ってもつかれるだろ。」

確かに。

そういうプロの方が施工してくださるなら安心だなあと感謝。

よーし。ようやく最初の一歩。

半分ずつ施工するから仕事を止めるな、と、言ってもらいました。

私は必要な作業続けてたらいいし

重い機械を動かす手伝いもしなくていいと。

本当に本当にありがたい。

私があと15年若ければなんだってしたけど(笑)

何でもやってきたなあ。

昨日友人が

今の年齢では無理なんよ。それをすると身体を傷めるのよ。わかったでしょ?と。

確かになあ。よくわかった。

風防室の防風雨カーテン取り付けるの、買ってもレールはそれ用の丈夫なもので重い。

一人でとてもじゃないけど取り付けできない。

でも

鉛筆で

こことここ。この柱の釘の通ってるのはこの辺り。ここを鋸とノミで切り抜いてやれば何とかなる。

その一言で光がさした。

そっか。

2段くらいの安定した脚立買ったりして

ちょっと色々しなきゃな。

何とかなるか。

そんな気がしてきました。

女の力は若ければ馬力もあるが

この年になると気力や馬力はどうしても少し衰えます。

重い機械微調整しながら動かしてるともうクタクタです。情けない。

若い時は男に負けないと必死でしてきましたが

最近は息子に頼むこと多いです。

なのに今はまだ息子合流してませんから

女一人の孤軍奮闘。(笑)

最初は絵を描くアトリエと思われたみたいで、機械類ご覧になって

何だこれは?と、思われたようです。

電設したり付設すること多いので。

えーい!こうなりゃとことんがんばるぞ~。と

体力作りもしながらやりたいです。

作りたいから。(笑)

馬力出したい。

工房状態見に来られた方は

「あんたは何にもせんでいい」

と、言いました。

「作品作ってたらいい」

私の大切な旋盤や機械類見て

撫でてました。

すごいなあ。いい機械だ。って

私はそれを見て

泣きそうになった。

この方は私の作業を尊重してくださってるのだなと想った。

愛する私の機械や手道具なのである。

愛する木なのである。

そこから生まれるのが

私の愛するおるごーる達なのです。

愛のある物語を作り出す

愛の場にしなくてはならないのだ。

機械や道具を愛し

空間を愛おしんで。

その中から生まれるのが私のおるごーるだと

愚直に信じているんです。

何があってもやる。









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夜が長い

2022-11-27 21:04:11 | つれづれ
これから冬至まで

夜は長いですね。

夕方工房にいるとだんだん暗くなり

電気2箇所ですが真ん中にまだ付いてないので暗くなります。

早く電気も全てつけなきゃなあ。(笑)


少しずつしか整備できませんが

木を仕入れに京都に行かなきゃならない日もありますので

仕入れた木をどのようにJIT便に乗せるかが問題なのだ。

こちらにはまだ京都にとってかわるような取引先できてません。

行って見てもとんでもない価格にこりゃダメだと想うことも。

どうしても予算合わないなと想う。

難しいですね。

時々疲れてくることももちろんありますねえ。

それでもまた思い直して努力していくのが私のやり方です。





ヤマガラさん

見ていてね。

私がんばるから。

そんな感じで話したり。



夜は長くさみしいです。

早く朝が来ないかなあ。

   
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