女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

ばばドレス

2010-04-29 | ライブ・コンサート
ばばの命日。お墓にご報告。

ばばの一番のお気に入りの丸帯でドレスつくってもらったよ。
とても素敵なのよ。
この前の日曜日それを着て歌ったの。
うまく歌えたよ。
ばば、これからも見守っててね。



先日の目黒雅叙園、写真があまり撮れていなくて残念。
これはその後ろ姿。
写真屋さんで、ちゃんと撮ってもらいましょう。

Chanson de l'oden

2010-04-28 | ライブ・コンサート
湯島の「酒亭・右近」にて「シャンソンdeおでん」第1段。
お座敷は満席。日本酒も良い感じにまわり、おでんも美味しく、
皆さん良い顔してましたねぇー。
ありがとうございました!

歌ってみてわかったけど、マイク無しの良い音。
心地よい「リアル」な歌声、を感じた。
自分で歌ってて感じるのだから、こんな幸せなことは無い。

皆さんからはわからないと思うけど、
たいていの場合、マイクで歌っている時は「勘」を頼りにやるしかない。
自分が出した声と、モニターから聞こえる声にはギャップがあるし、
自分のモニターしてる声と、お客様が聴いてる声の間にもギャップがある。
実態の無いような中で、唯一自分の体と喉との感覚を頼りに、
心地よいところ目指して歌うしかない。

けれど、「生声」で歌うと、
その場に居る全員が、同時に、同じ音(声)を聴いているわけで、
こんなに素晴らしいことは無い。
ただ、環境によっては、お互いにストレスが生じる。
聞こえないとか、響かないとか。
ところが、この右近という場所は、「石」「畳」「木」の絶妙なバランス。
私の声と、アコーディオンの音が、ちょうど美味しい響きになる。

お客様の集中力もさすがで、お互いが真剣に歌い聴いて、濃厚な時が流れた。
もちろん、右近のママのご人徳、素晴らしい方がいっぱいいらしていたのだけど、
これも生の音を聴くゆえに生じるところもあると思う。
一語一語、皆さんが吸収してくださるのがわかる。
水を打ったようにシンと聴いてくださったあとの大きな拍手。
私は歌う喜びを全身で感じていた。

シルヴァンが、火山灰で飛行機飛ばなくて他のコンサートキャンセルになったので、
今回来日が流れちゃったの。
でもケガの功名で、結果、むしろアコと歌だけというのが良かったのだと思う。
生声で歌う快感。こりゃハマりそう。
またやりますよー!


幻の一枚

2010-04-25 | ライブ・コンサート
目黒雅叙園にて、辻村寿三郎さんの喜寿を祝う会、ディナーショー。
「舞扇の間」の入り口に屏風と松。
なんとまぁ「五三の桐」・・・ウチの家紋じゃないの。
松を生けた川崎さんによると、これは豊臣秀吉の花見の席を再現したのだとか。
そう、秀吉の紋が五三の桐なのよね。
でもわたしにとっちゃぁ、朝リハーサルのために開場に入る時に、
自分の家紋が美しく迎えてくれたようで、
こりゃあ楽しい一日になりそうだと思ったわけ。

寿三郎さん大活躍。
盛り沢山のディナーショーでした。
私もお料理を美味しく楽しみながら、参加しました。
寿三郎さんデザインの着物ショー、トークショー、そして音楽。
私の出番は最後の方。
皆様の大きな温かい拍手、ありがたかったです。
少しでも華を添えられたかな。。。
本当におめでとうございました。


終演後、この屏風の前で母と写真を撮ろうとしてたら、
寿三郎さんがすっと横に来てくださって、感動。
でも、撮れてませんでした・・・(涙)

いいえ、私の目にはしっかり焼き付いています。
シャッターを押す音とともに、くっきり切り取られた幻の一枚が、
鮮やかに蘇ります。




順調

2010-04-23 | 
寝ぼけてる娘(BBI)をバッグに入れ、病院へ連れて行く。
ちょうど、ゴハンもなくなるし、オシッコも採取済み。
今朝しんどかったけど早起きしてトイレで見張ってたら、タイミングよく入ってくれた。
そうなの。BIBIは、毎日同じことをやってるんだけど、
私が毎日不規則だから、ついついオシッコを見逃してしまう。
前に結石が出て、ヤバかったから、定期的に尿検査をしてもらっている。
ゴハンも、pHコントロールのキャットフードだ。
これが一袋だいたい1ヶ月でなくなるから、ひと月に一回定期検査もかねて連れて行く。
動物病院の診察台はそのまま体重計になっている。
「おっ、痩せたね」と先生。
BIBIはちょっとぽっちゃり過剰気味で、カロリーライトなフードにしたのだ。
でも見るとあまり数字が変わってないような。
「150グラム減ったよ。このコの150グラムは大きいよ」
いいペースだという。オシッコも異常なし。
よかったよかった。
親が不規則な生活してると子供に悪影響だということがよくわかるよ。
ごめんね。まず私が、なんだな。
そーね。
私も150グラム・・いや1,5キログラムずつ減量かしら!?



洪水

2010-04-22 | 音楽
何で今更?なんだが、譜面の整理。
部屋中譜面の洪水。もう、大洪水。
私は溺れそうになりながら、気が遠くなりながら、
その度に自分にビンタして作業を続けた。。。

なんてすごい大げさだけど、
ここまで徹底的にやるのは初めてかも。
とにかく譜面だらけで、ダブってるものやいらないものも多いはず。
しかも、歌を仕事にしてもう15年にもなるというのに、
私は自分のレパートリーもちゃんと把握してない。
いったい何曲あるの???

ということで、

もう歌わない、と決めたものは捨てる。

キィや、アレンジを変えて書き直すべきものをピックアップ。

「シャンソン」「カンツォーネ」「日本の歌、ジャズその他」
という3つの項目別に引き出しを分ける。

そのなかで曲名を「あかさたなはまやらわ」で分けてファイルする。
(これだと10個だから、アルファベットよりすっきりよ)

この他自分の作品や、オリジナルのバンド関係のものは、
別の引き出しにまとめる。

ということをここ4日、延々やっていたのだよ。
やっと地面が見えて来た。ふぅ~っ。
それで、最終的に曲目のリストをノートに書いた。
ふぅむ。
こうして客観的に眺めると、「偏り」も見えて来るというものだ。
そしてさらに、がぁ~ん!!!ショック。
私ってなんとまぁレパートリーが少ないの!?
200曲も無いんだよ。。。ごめんなさーい!!!

きっとね、歌手だったら、200とか300曲とか持ってると思うよ。
もっとかなぁ。
のんびりやって来たからねぇ、私。
うーむ。キビシい現実が露見したわけだ。
でも、すっきりして良かった!
引き出し3つ分は捨てたもん。
さぁこれでようやく、譜面書き。
書き直しもいっぱい。新曲もいっぱいやれるかな!?


radiograph

2010-04-21 | 音楽
胸のレントゲンを撮った。
異常なし。
胸の音も、異常なし。
ここ3週間続いてる咳は、「単なる咳」で、
胸の辺りがごわごわしてるのも、「筋肉痛」だろう、と。
「歌う人は過敏なんだよ」と。

先生は、声や喉に関して、
この大変タフ(または、ルーズ)なトモちゃんをご存じない。
熱が出ようと吐こうと鼻水が出ようと咳が出ようと、
ちゃんと歌うえらい私を知らないな。
そしてたいてい病院行かずに治しちゃうんだから。
その私が病院行くのはよっぽどなんだ。
(と、えらそーだが)

「歌う人は」とかって、くくらないで欲しい。
体が商売道具の楽器なんだから、
それぞれのメンテの仕方も違うでしょう。
病院嫌いなのに、やっと行ったらほめてもらえないなんて。
といっても、異常無しで良かった。
せいぜい「つぼ押し」で、いたわりますよ。

元々、子供の頃から咳き込みやすい体質なのよねぇ。
途中若さと体力ではねのけていたのが、
さすがに中年で、体質が子供返りしてんのかしら。

拝みたいメール

2010-04-20 | 
先日の花嫁からメールが来た。
隅々まで、お気づかいを感じる、優しいメール。
本当の品格とは、優しさを持ち合わせているものなのだと思う。
お父様といい、お嬢様といい、素敵な方々だ。

私はタイムスケジュールにとらわれて、
半端なステージをしたのではないかと、悔いていた。
けれども、花嫁は、私の詞による歌に涙してくれていた。
今やっと少し、心の荷が降りた。
彼女のメールに、拝みたい気持ちだ。

心から、この優しい方々の幸せを祈ります。
ありがとうございました。


(ウチの近くの八重桜がとても綺麗)

根津美術館庭園

2010-04-19 | 
「根津美術館」初めて入った。
いつもドレス作りに行って、目の前に有るから
いつでも行けると思いつつ、実は一度も行ったことが無かった。
ティチアナさんの言葉のおかげで、この素晴らしい庭を体感出来た。
「閑中庵」に下って行く途中、小さな石の橋が架かっている。
この上から動けなくなった。
水面は鏡になり、そこに映る空はガラスの様。
そして緑は、冷たく澄んでいながら、燃えていた。
このままずっと、森に入って行くような錯覚。
水面を見つめじっとしていた。
東京の真ん中の、濃厚な静けさ。

出逢い

2010-04-18 | 
また出逢ってしまったの。
話せば長くなるのだけど、簡単にいえば
私のブログを見た方が、メールをくださって、
ご紹介くださったのが「浜砂愛子」さん。
画家でいらっしゃる。

ここ数ヶ月、父の里の方との出逢いが続いていたが、
全く別のルート。
メールをくださった方は、私のパリ日記をご覧になったそう。
浜砂愛子さんは、パリで個展をなさったのだとか。

彼女の絵を一目見て好きになった。ご本人に逢いたかった。
そして今日、お逢い出来た。

待ち合わせは青山の「FIAT CAFE」
ここ、素敵な空間。
”スポ-ティーなのにエレガント”
と、いうのは、愛子さんと約束していたもうひとりの女性、
フィアット カントリー マネージやーのティチアナさん、そのものだ。
かっこいい女性。なのに、すごく温かい。

その後、愛子さんと、紹介してくださった方と3人で
北青山の「FIAT CAFE」から、南青山の「MOMO」さんへ移動。
(今、ばばの帯でドレス作って頂いてるとこ)
ここは根津美術館の真ん前。
皆さんと別れて、一人地下鉄の駅まで歩いたが、ふと
ティチアナさんが、
「根津美術館のお庭お勧めよ」とおっしゃったのを思い出して、
引き返す。
すばらしかった。

素敵な方々にお逢いして、エネルギー一杯もらった。
なんだか、わくわくする。
私、怠けてちゃイケナイと思った。
今日逢った全ての人達。
GRAZIE!ありがとう!

Con te partiro

2010-04-17 | ライブ・コンサート
晴れました!
八芳園で歌いました。
花嫁の父からお嬢さんへ歌のプレゼント。
お二人のために太陽も顔を出し、庭園の緑も輝いていた。
そしてもっともっと、新郎新婦は輝いていた。
本当に、眩しかったです。
幸せな方のオーラは素晴らしい。
こちらも、温かい幸せな気持ちになりました。
ありがとうございました。
末永くお幸せに!