女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

札幌銀巴里よ永遠に

2012-09-29 | 札幌

札幌「銀巴里」が閉店。まさに今日、今、

45年の歴史を持つあの素晴らしいステージに幕が下りた。

どうしても、マスター浅川さんの声が聞きたくて、電話した。

銀巴里で共演した湯浅輝子さんが出て、

「伴海さん!たった今ステージ終わった所よ。ほんとに今!」

今日は宇野ゆう子さんがゲストだったはず。

マスターが電話に出てくれて「ごめんな」涙がこぼれた。

「私もっとマスターに歌を聴いて欲しかったのに」

「元気になって東京にも行くから。それまで頑張って勉強しなよ」

「はい。絶対に。。。」

 

私は去年の10月、そして今年の5月に出演した。

本当に勉強させて頂いた。

銀巴里での経験、マスターの数々の言葉は私の一生の宝だ。

浅川浩二さん、心から尊敬、そして感謝しています。

そしてお疲れさまでした。

銀巴里、そして銀巴里の皆様に心から感謝。

札幌銀巴里は永遠に、

歌を愛する人々の心に、その灯を燃やし続けるでしょう。

決して忘れません。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


Les lilas de mai @札幌

2012-05-18 | 札幌

 

 

過ぎ去りし若き日々よ

駆け抜けて来た日々よ

今ふと立ち止まり 流す涙

想い出の頁閉じて

静かに瞳閉じて

春の終わりをただ待つ

 

でも リラの花は囁く

五月の空に歌う

狂おしい恋の歌を 歌を

巡り来る季節の中

リラは歌い続ける

永遠に春の歌を

永遠に恋の歌を

 

・・・La walse des lilas (リラのワルツ)/ 浜砂伴海:詞


札幌千秋楽

2012-05-15 | 札幌

5月15日…父の誕生日。

最後まで気を抜かず、しっかり歌って来るよ。

と父に話しかけ、銀巴里へ。

 

集中。集中。とにかく集中。

舞台の上で、研ぎ澄まされていくほど、孤独なのだけど、

この孤独が、私は好きだ。

歌を、物語を、お客様と共有しながら、

音を、伴奏者と共有しながら、

ひとりぼっちで、自分と戦わねばならない。

自分の敵は自分なのだな。

 

 

札幌出張中の東京のお客様と、お仲間沢山。

駆けつけ応援、盛り上げてくださった。

さらに、店がはねてからも大盛り上がり。

すすきのラストナイト。

ありがとうございました。

 

この1週間、

見守り応援してくださった全ての人に、

ありがとう。

 

最終日。何か新しい芽を、感じた。

道は続く。

私は、歩き続ける。

 

 

 


Padam Padam…

2012-05-14 | 札幌

ひとりで、もがいている。

拍手の量じゃない。

私が納得し、自分を「良し」とする時は、なかなか来ない。

甘えちゃダメだ。諦めちゃダメだ。

追い求めることをやめちゃダメだ。

まだまだ。もっともっと。

と、声がする。

誰の声なのか。

ピアフの「パダム パダム」のように、

耳に付いて離れない。

自然体で。私らしく。私以上も以下もなく。

そうやって生きてきた(歌ってきた) つもり。

つもり!?

つもりじゃダメだろ。


というふうに、毎日もがきながら歌っているのだよ。

私にとっての札幌は、そういう場所なのだ。

「銀巴里」の中に入った途端、聞こえてくる声。

それでいいのか?

本当にそれがお前か?

老舗ならではの空気。

ステージ天井が低く押さえ付けられるような錯覚。

ゆえのプレッシャーなのか。


残されたステージ。心で歌おう。

頭の上は天井でなく、大空と思って、歌おう。

伸び伸び、ね。





 


円山公園&動物園

2012-05-13 | 札幌

たった一日の休日。やっぱり円山公園へ。動物園がお気に入り。

地下鉄降りて、公園の緑が目に入る頃、何やら香ばしい匂いが。。。

さらに行くと、あたりは白い煙が立ち込めている。

公園の中は、うわぁー、これが噂の花見ジンギスカン。

いるいる。凄い人。盛り上がってるねー。

よく晴れた日曜日。そりゃ花見日和だわ。

だけど、ここは大木が並んで、花はないよ。

いやー、花は無いけどなんなのこのテンション。

北海道の人たち、ジンギスカン好きよねぇ。

思わず笑ってしまった。

 

公園内の木はすごく大きくて高い木ばかり。

木の表情を見てるだけでも飽きない。

上ばっかり見てたら動物園に着いた。

わくわく。前回は仕事前だったから急ぎ足で、

白クマちゃんだけメインで帰ってきた。

今回は3時間以上、途中ビール休憩挟んでゆっくり回る。

白クマのチビちゃんいなかった。がっかり。

別の動物園に行っちゃったんだって。さびしー。

けど他の動物、爬虫類、鳥、みーんな見た。満足。

オオカミに見とれちゃった。あの目がいいのよね。

 

その後は、狸小路でジンギスカン。

だって、あの匂い、帰りもかいじゃったもん。

うーん。美味い!ご馳走様。

良い休日でした。ありがとう!

 

 

 

 


リラのワルツ

2012-05-12 | 札幌

6月になると、大通公園で「ライラック祭」があるそうだが、

その頃気温が低く寒い日もあり、「リラ冷え」と言うのだそうだ。

桜の頃寒いと「花冷え」というのも好きな表現だが、

「リラ冷え」何とも札幌らしくていいなぁ、と思う。

6月か。ライラック…リラの花咲く頃に来たいなぁ。。。

すると、もう、少し咲いているのがあるよと教えられる。

大通公園に行ってみると、あったあった。

びっしりと、実のようについた蕾は濃いピンク、

そこにちらほら、咲くと淡い色の花が顔をのぞかせていた。

さらに行くと、ピンクがかった薄紫のリラ。

何故だかこの木だけ満開。それは美しく気品ある風情。

早咲きの木なのね。伸び伸びと、花がたわわの枝を揺らしていた。

 

シャンソンによく登場するリラ。 

中島公園。白い清純な小花が、風に揺れていた。

青空に白がよく映えて、リラのワルツが聞こえて来る。

歌っていないなぁ。せっかく詩も書いたのに。

 

でも…リラの花は囁く

五月の空に歌う

くるおしい恋の歌を  歌を

巡り来る季節の中

リラは歌い続ける

永遠の恋の歌を

永遠の愛の歌を

 

五月の空と、リラの花が、悩ましい歌を作らせる。

青春は遠くに去り、この、五月の陽気だけが、

その記憶だけが、切なく人の心の中でルフランする。

あと何回、この春の花を愛でることができるのだろう。

花冷えの中、そっと自分を抱きしめる。けれど、

花は咲く。永遠に。人もそう。

生まれ変わって、また。

 

 

 

 


花見熱燗

2012-05-11 | 札幌

中島公園を散歩していて、あまりの美しさ…花々の色、木々の緑に、

感動するのだけれど、寒い。寒いのよ。

風が冷たいの。何処かで雪が降ったって。

公園内の店。熱燗とタコ焼きで温まろ。

寒いのだけれど、やっぱり外が良い。

ゆっくりと杯を口元へ。そこへ見知らぬオジサンが、

「これはなんですか?」

「熱燗」

「これは?」

「タコ焼き」

「真似しても良いかなぁ」

「どうぞ」

私が美味しそうに飲ってるので、影響を与えてしまったらしい。

 

テラスの陽だまり。池に映る桜。

何故かジャズが流れてる。ジャズを聞きながら熱燗って、

泣きたくなるね。

 


桜吹雪

2012-05-10 | 札幌

中島公園を散歩する。

部屋の窓から、中島公園の緑が見える。誘われて公園に入っていくと、

桜がまだまだ咲いていた。

緑の葉っぱもちらほらのぞき、盛りを少し過ぎたとはいえ、

ソメイヨシノは美しく優雅で、八重桜は可愛い蕾や五分咲きのもの、

歩いていて心がほろりと和む。寒いんだけどね。

こちらに着いて、早々にヒーターをつけた。

皮ジャン正解。思えばこの皮、最初にパリに行った時、

確か5月に買ったのだった。あの時の気候によく似ている。

秋に来た時もそう思った。

気分も似ている。自然、自分と向かい合ってしまうような。

パリと札幌。この気候がそうさせるのか。

 

陽だまりを見つけ、桜吹雪の中じっとしていた。

舞い上がり、舞い落ちる花びらに、顔を洗う。

見上げる空は青。雲は白。

宮崎の空とは違うけれど、青と白なのだよなぁ。

空はひとつ。ずーっと、繋がっているのだもの。

空は大きいなぁ。

人間は小さいなぁ。

 


札幌銀巴里へのお誘い

2012-05-09 | 札幌

 

浜砂15日まで毎晩歌っております。

お近くのかた、是非遊びにいらしてください!

遠くのあなたも是非(^^)

お店のホームページがないので、
以下詳細です。

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札幌「銀巴里」
TEL 011-511-8061
札幌市中央区南5条西3丁目 五条ビル地下1階

料金システム
チャーム¥1,000
ミュージックチャージ¥2,500
ドリンク¥700~

生ビール¥800
カクテル¥800~
おつまみ¥800~
ウィスキーボトル¥8,000~

ステージタイム
(1) 20:00
(2) 21:15
(3) 22:30

各30~40分ステージです。
店内レトロな雰囲気。
オレンジ色の光にとても癒されます。
ピアノの音色と、シャンソン。
ぜひ一度、体感していただきたい空間です。


おまちしています!