柏にある《Huckleberry Books》には、世界中の絵本がずらりと並ぶ。
"隠れ家" ともいうべき、奥まった場所にひょっこり存在する不思議な絵本屋さん。
ここの2階のギャラリィで、「みかいこう」さんの個展があった。
本来「池坊」の先生である、みかさんであるが、この作品達のセンスの瑞々しさ。
絵本に触発され生けた花々はもちろん、その器になっているもの達、アイデアも素晴らしい。
自由奔放。けれど繊細。 計算し尽くされてるのに、謙虚。
あちこちにほどこされている「いたずら」に、顔がほころぶ。
小さな驚きの連続で、最後には大きな充実感に包まれる。
絵本と花が一緒に有る。それが全て。
作品に特に説明はない。それは、「言い訳が無い」ということに思えて、
その潔さに感動した。
芸術家はこうでなくちゃ。
言い訳や、泣き言を言ってる自分を戒めたよ。
それでね。
またまた話が長くなるから割愛するが、
みかさんとは、FaceBookでデザイナーさん、作家さん経由で知り合い、
このたび初めてリアルにお逢いしたのだが、またもや、まぁなんと繋がる繋がる。
この日も個展を見にいらした元幼稚園の園長先生・・・
みかさんが、絵本に目覚めたきっかけを作った方だそうだが、
実は今、私は9月に柏の幼稚園協会での演奏をすることになっており、
ネットワークばっちりリンクしてしまった。
さらに、去年柏で昔のバンド仲間とライブをやった時、
彼ら(仲間と言っても皆年下ですから!)の同級生が沢山来てくれて、
その中にみかさんのご主人がいたことが判明。あらまぁ。
縁のある人達とは、必ず逢えるのね。
大事にしていこう。出逢いに感謝。心から感謝。
素晴らしい時を、ありがとう。
アリスが見えるかな。。。
ここにお花生けちゃう発想も素敵だが、このスクリーン欲しい!
これが一番好き。リヤ王の冠?の丸いつぶつぶは、なんとベリー、「実」なのよ。
素敵だなと触ったら柔らかくて、気づいた。一粒一粒、くっつけたんだって!
Photo:Ryu Wakabayashi