2012/12/18 今年最後のソロライブは、上野池之端「Qui」(キ)
Quiにはここ数年、毎年12月にお邪魔しているけれど、今年はかなり押し詰まった日程。
ちょっと反省。皆様お忙しい時期。いらっしゃれなかった方々、ごめんなさい。
そして、ライブ終盤なのに、駆けつけてくださったお客様、ありがとうございました。
~冬の庭~ と題したのは、その名の通り、私の好きなHenri Salvador(アンリ・サルバドール)の
「Jardin d'hiver」(冬の庭):私のアルバム Le cafe の2曲目です:が歌いたかったから。
しかしこの歌の歌詞は、11月と歌っている。フランスでの11月は確かに冬かもしれないが、
日本では秋としか思えない。11月生まれの自分は、「秋生まれ」と思って生きて来たし。
そうした違和感を多少抱きつつ、「私の冬の庭で遊んで行ってください」と、
ばらばらな選曲で歌い進めた。ピアノは川口信子さん。ゲストは佐々木博康先生にマイムで絡んで頂いた。
ピアフの「群衆」に佐々木先生のマイム。10年以上も前初めて共演したときの思い出の曲。
物語の有る歌に、マイムがさらに情熱を加えてくれる。
先生のお友達だったマルセル・マルソーの「青年・壮年・老年・死」
これに佐々木先生のアレンジで「死」のあとに、「誕生」が加わる。この作品が大好きだ。
バックには「パリの空の下」信子ちゃんが華麗に弾いてくれた。
今回のライブは休憩を挟んでも着替えない、と決めていた。そのかわり、皆さんと話したりワイン飲んだ。
お一人ずつお顔見て、ご挨拶して。今年最後のライブだし、1年の感謝を込めて。
まぁ、これは私の自己満足のためなんだけれど。ね。
お初の方も居て、嬉しかった。初めて聴いて頂き、いかがだったかなぁ。
今日も、今年も、出逢いとご縁に感謝。
沢山の愛を、ありがとうございました。
また次へ向かいます。