今日はお寺さんに御年始の挨拶に出かけました。
昨年までは、おかあさんと共に、今日の5日ではなく、6日に行っていたと思います。
お寺さんへ御年始の挨拶には、お年始と書いた金一封とお膳料と書いた金一封を持って行きます。
お盆の時はお寺の中から本堂の前を通って和尚様の部屋に挨拶に行きますが、御年始の挨拶は和尚様の私邸の玄関からお邪魔し、玄関でご挨拶をして帰ります。お膳料をお届けしたので毎月のおじいちゃんの命日に御膳を上げて貰うことができるのです。
12月30日に位牌場に供えたお餅は今日持って帰ります。
他の方はまだお餅を持って帰っていない人が多かったので、1日か2日早かったようです。やはり1月7日が適切な日だと思います。
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これはお寺さんの玄関の天井にある龍の絵です。いつもこの玄関を通るたびに見上げて見とれてしまいます。
誰の作なのでしょうか。
いつか和尚様に教えて頂こうと思います。
このお寺は、江戸時代の当地区の御城代(殿様)の菩提寺です。
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お寺の玄関を入ると本堂手前の欄間に「寺史」が掲げられています。
御城代の中野南部吉兵衛康実公がこのお寺の開基です。
この方は九戸村(岩手県)出身の九戸政実さんの末弟の康実さんです。
この政実さんと康実さんは兄弟でありながら、敵味方として戦います。
政実軍は兵5千人、対する康実さんが参加している南部信直・豊臣秀吉連合軍は6万5千人、九戸政実さんはとらえられて処刑されます。その遺骸を貰い受けて、故郷の九戸村の長興寺に葬ったのが、この殿様康実さんです。上の「寺史」の最後の方に書かれています。
九戸政実の乱を題材にした小説には高橋克彦著「天を衝く(上下二巻)」が著名ですが、弟の康実さんにもふれている小説に渡辺喜恵子著「南部九戸落城」(毎日新聞社発行 1300円)があります。鷹巣出身で能代北高卒業の作家です。女性の立場から見た歴史はなかなかに興味深いものです。図書館等で借りて読まれてはいかがでしょうか。
夕方に、仙台のしょうこおかあさんとあゆちゃんが来て下さいました。
明日はおばあちゃんとおかあさんのお見舞いに行ってくれます。
今晩は自分で夕食を作ることはなく、二人が作ってくれたお料理を美味しく頂きました。
有り難うございました
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