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文化の杜交流館「コモッセ」には室内にも植栽が!

2015年04月05日 | ガーデニング

 

 

  鹿角市の文化の杜交流館「コモッセ」が完成し

内覧会がありました。

いつもBLOGを書いているガーデナーと

庭師の私はいそいそと見学に・・・ !

 ピッカピカの柱

その吹き抜けの二階にこの緑のコーナーがありました。

内覧に来ていた人たちも

ここに来ると立ち止まって

ほっと一息ついていく方が見受けられました。

よくぞここにアイビーやフイリヤブランなど

日陰でも育つ植栽を考えたものです。

素晴らしい設計です



 

 文化の杜交流館「コモッセ」は

4つの複合施設です。

庭師もこの施設ワークショップの一員として

活動をしていたのですが

その時にはこの植栽コーナーの意見はなかったと思います。

  「施設内にどんな色を使う」というワークショップの時に

尾去沢鉱山の金色や銅色をどこかに使いましょう」

という意見がありました。

私はあまりの金ぴかは賛成できなかったのですが ・・・!



 




  品良く金色に輝いて天に向かうく柱には

大変好感を持てました。

  そして私が希望した色も実現していました。


 
 

 

  万葉朝の頃から

京紫、江戸紫、そして南部紫が

日本を代表する三大紫根染でした。

南部藩が認める紫根染の産地は鹿角です。

鹿角を代表する紫根染と茜染の色を

文化会館座席と緞帳の色にと希望しました。


今日、コモッセの文化会館に入ると

全席紫根染の色でした


文化会館運営の千田さんに

今日は降ろしていない緞帳の色をお聞きすると

2ランク位明るい紫色で

座席や全体の雰囲気から

茜色にはしなかったということでした。

賢明な判断だと思いました






 ステージの上には

2千4百万円のピアノが置いてありました。

みんなに反対されたのに

触られてもいいからと

ステージにのせたそうです。

素晴らしいなと感動しました。

観ていると

ピアノに乱暴に触る人は誰もいませんでした。


16日に行われる開館記念式典に

このピアノと花輪高校のブラスバンドの演奏があります。

文化会館はふるさとに新たな文化を広げます。


まだまだ楽しい所がたくさんあります。

コモッセは文化の杜です。


みなさん、春風にのって

いらしてくださいね。


 

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