暖かかったですね~
各地で気温が上昇し真夏日
北海道で30℃を超えたなんて信じられませんね。
癒しの庭も
いっきに5月へとかけだしました
2年目を迎えた庭のムラサキが
一本も根腐れをおこすことなく
大きな株立ちになって春を迎えました。
ぐんぐん伸びだしたムラサキに
期待もふくらんできました
庭師は
この秋には大きくなりすぎて
どんなふうに掘ったらいいのかな~
と心配そうです。
先日、庭師が見てきた松館菅原神社の例大祭です。
湯立て行事や
権現舞などが行われていたようです。
宮司さんや権現舞の舞人たちの袴は紫色だったそうな。
そんな袴を
大きく育ったムラサキの根で染めたら
いい紫色になりそうな感じがしてきました。
サワフタギの灰汁を使って
120回の下染を施してね・・・
いや、無理かな~?
それにしても
一昨年、サワフタギで10回の下染を施して
あとは染めるだけにして置いてきた
あの神棚の垂れ幕はどうなったかなあ~
染めてくれたかなあ~
今、コモッセで展示している
栗山文次郎さんが染めた紫根染の名古屋帯や反物は
大正時代に染められたものです。
90年以上時が経っても
色あせることなく色濃く鮮やかです
文一郎さんが染めた作品も50年近く経っていますが
晴れやかで、繊細で上品さを感じます
栗山家の鹿角紫根染・茜染が
崇高優美と言われるのは
栗山家が守り伝えた古代技法にその秘密があって
下染と染め方に手抜きがないんですよ
120回
あきもせず、苦にもならず・・・
たんたんと郷土の誇りを守り通した先人たちの思いが
胸をうちます。
わたしたち研究会は
この栗山家の方々が心血を注いで守り伝えた
鹿角の至宝
古代鹿角紫根染・茜染のことを
たくさんの方々に伝えていきたいと思っています。
ラジオ放送番組が終わって
ホッとしています
どんどん、庭の花も咲きだしてきました
明日も暑いようですね。
紫外線対策と
熱中症対策に気をつけましょうね。
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