癒しの庭Ⅲ

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枝垂れヒバ、枝垂れモミジなど、枝垂れものの剪定は

2012年06月19日 | ガーデニング

 

年に一回のプロの庭師さんがお出で下さいました。

たくさんのお仕事をお願いしましたが

まずは、枝垂れヒバや枝垂れモミジの剪定をして頂きました。

私(セミプロの庭師?)は、終始一貫お側に ...

 

切り下ろした枝の後始末をしながら

じっくりと剪定の極意を見せて頂いたり、説明をお聞きしました。

 

 伸びすぎて、もわもわになっている黄金の枝垂れヒバの剪定です。

 

 太い枝を切り、その上にある細い枝に替えることで

枝垂(しだ)れる枝の柔らかさ、風にそよぐ枝をつくっています。

 

 

 

 必ずしも、太い枝のの細い枝を使わなければならないとは限りません。

枝垂れる枝をつくれる手頃な(柔らかい)枝があったら

こんな具合に、下の枝も使う自由な剪定を行っています。

 

プロの方は、ワンパターンの発想はしせん。

目的のために、最善のテクニックを考え実施します。

 

 

 左が剪定前、右が剪定後です。

枝先の柔らかさに

枝垂れる樹木の良さを感じることができるようになりました。

 

 次は、こちらの枝垂れモミジの剪定です。

枝が伸びすぎて、枝の向こうにある古い灯籠はまったく見えません。

 

 

 

 枝垂れヒバと同じように太い枝を止めて

細くて柔らかい枝に代替わりをさせています。

 

そして、モミジは一ヶ所から三本に枝分かれするので

三本のうちの一本を切り

枝先が込み合わないようにしています。

 

 枝先が二本になっています。

しかし、必ず二本にしなければならない

ということではありません。

 

樹種は異なりますが

枝垂れモミジの下にあるアセビ(馬酔木)は

混み合っているので

二本に分かれている枝を

細い方の枝一本だけにしています。

プロの方の発想は、極めて柔軟です。

 

 

こうして枝垂れモミジの剪定が終わりました。

左が剪定前で、右が剪定後です。

後の灯籠が見えるようになり、枝が風にそよぐようになりました。


 

 

池に落ちる滝の上にしつらえた枝垂れヒバの剪定です。

この枝垂れヒバはそんなに大きな木ではありません。

プロの庭師さんはこの木はほとんど切りません。

逆に、この木がより大きくなるようにしました。

 

真ん中に竹の棒を立て

一部の枝(二本)をその棒に誘引して

その枝をこの木の芯にしようとしています。

 

枝垂れモミジの良さは、より高いところから枝垂れてくる所にあります。

そのために、まずこの木の樹高を上げないと

枝を垂らすことができないのです。

プロの庭師さんは長い目で庭木を見ています。

私もそうしようと思います。

 

しかし、私がやろうとしてもできないことを

プロの庭師さんが始めました。

大きな枝垂れヒバの先端によじ登って剪定を始めました。


 

 

 実は、庭師の私は高いところが怖いのです。

なさけな~~~い 

 

 

庭師のつくった青いアーチには

アンジェラの開花が始っまています

 

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