隣町の史談会で学習会があり終わってからの新年会もありました。
この新春学習会は、例年定例のY先生の講話の他に会員の方の発表があります。今年は会長さんの「武者隠し」についての発表でした。参加者は18名と意外に少なかったのが残念でした(いつもは25名位)。
武者隠しにもはいくつかの種類があります。
![](http://www.hf.rim.or.jp/%7Esasaguri/5sizen0413V.jpg)
高知城本丸上段の間の武者隠しの襖
町通りの武者隠し
「ちょっと分かりにくいかもしれませんが、家の正面が一直線に並ぶのではなく、階段状になっていますね。向こうから敵が来たらひょいと出ていって意表を突くのでしょう。」
滋賀県長浜市の町通りの武者隠しの説明
隣町史談会の会長さんは、宮城県登米(とよま)町でこうした通りに対して斜めに家を配し、それによって生じた家と家の段差に武士が隠れ敵を襲撃する武者隠しを見ました。そして自分の町内(商店街)が、自分の家が、同じように通りに対して斜めなっていることに気が付き、今回の発表となったのです。自分で撮った写真をOHPで写し、市販の住宅地図にも斜めに家が建っていることを示すなど大変説得力のある発表でした。
とても勉強になりました
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