人間生きていると、背に腹は変えられないような事に
遭遇することもあるわけで そのような時に 胆力というのか
度胸というのかが試されることもある
若い頃から培ってきた能力や技量がそこでは
役に立つこともあるのだが 自己の持つ力には
自ずと限界があるわけで 他者の協力や
アドバイスが有益に作用することで、無難に乗り切れることが
多いのも事実なんだろう
普通に考える、普通の人々は
そのようなことを理解しているからこそ 普段の付き合いや
他者との交流を深めていく事に力を入れるのかもしれない
一人で生きていくことが出来るのなら 概ね、そんな努力は
必要ないのかもしれないけど 周りは案外、敵だらけってことも
あるのだろうね
集団で生存していくことには利点も多いけど 弊害もある
昔、仙人が山奥に生きていたというけど 一人で自然と共存することの
大変さは並大抵ではないし 今の世の中では無理があるから
仙人には候補者は居ないと考えるのが順当だろうね
あるとすれば孤独死に言うところの独居老人や、
社会から置き去りにされた一部の弱者なのかもしれない
それと、アウトサイダーやアウトローと言われる犯罪者が
社会の歯車から外れていくのだろう
それもこれも この社会のシステムと言えばそれまでだけどさ
最後は 一人 と言うことなんだろうね。