バカ嫁

トミーは眠くなったらモソモソとベッドに入って、さっさと寝る体勢に入ります。
だけど、ジェイはここ数ヶ月前まで、


眠くても、奥さんを待つ


ことを守ってきていたらしい。
「らしい」というのは、トミーがそれに４年間も気づかなかったから(。-_-。)


＜去年までの日常＞（日本語訳：トミー）
毎晩のように、ジェイが言います。

「もう１１時だよー。そろそろシャワー浴びたら～？」

この親切な言葉に、

「・・・カタカタカタ（パソで遊んでる）・・・うんうん、わかってる・・・カタカタ・・・」

と適当に返事をするトミー。

「もう１２時前だよー。まだシャワー浴びないの？寝るの遅くなるよー」

という、さらなるジェイの言葉に、ちょっとムっとなりながら、

「あー、もうわかったよぉ！シャワー浴びてくる！」

と、ブツブツ言いながらシャワールームへ行くトミー。
で、すっかり寝る用意ができてベッドに入ったら、ジェイも満足そうに眠るという毎日。

☆★☆

でも、ある日とうとうジェイの堪忍袋の尾が切れたらしい

何度も「もう遅いよ。そろそろ寝る用意したら？」というジェイを無視して、パソに向かったり本を読んだりウダウダしていたら、


「もういい。わかった ・・・
今まで、夫婦は一緒に寝るほうがいいと思って、待っていたけど・・・
もう、トミーを待たないことにしたから　」


と言われてしまいました

「えっ！？　今まで、眠くても我慢してたの？？ 待ってたの？？」

と驚愕の事実を告げられて、かなり焦ってしまったトミー。
だって、そんなの知らないもん。
まだ眠くないから寝ないでトミーのジャマをしてると、本気で思っていた鬼のようなバカ妻です(T△T)

「ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・」

と、今までのトミーの傍若無人ぶりを反省しました。
それ以来、できるだけジェイに合わせて寝るようにしてます

それにしても・・・
なんと、「やまとなでしこ」な旦那様なんだろ？
いろんな面で、ジェイの「やまとなでしこ」ぶりを目の当たりにして、トミーは自分のずうずうしさにウンザリさせられることが多々あります。

もっと旦那に尽くそうと毎日思うんだけど、これがなかなか簡単なようで難しいのです