三日坊主の備忘録

書いてみてわかる自分の気持ちにびっくり

JR東日本大人倶楽部の旅 只見線を楽しみたい

2024年11月29日 | 日記

会津若松から只見線に乗車して宿泊予定の会津宮下 ふるさと荘を目指す。

17時出発、すでに日が暮れている。







景色など見えるはずもない。

ローカル線なので椅子は硬め。大丈夫かな坐骨神経痛。

車内に女子高生さんが一人座っている。行く方向の向きなどお聞きする。

やがて男子高生も駆け込んできた。兄妹かな、会話が自由で気持ちがよい。


1時間半、会津宮下に到着。なんと、この兄妹?も降りた。

通学にこんなに時間をかけているんだ!

しかし、駅は明るいけれどあとは電信柱の灯りだけで暗い。





前を歩く女子高生さんに声をかけると、快く一緒に歩いてくれる。

でも 遠いですよって。

駅から15分のはずだけれど。

さっきの男子高校生は幼馴染だって。

女子高生の着ているジャケットには高校名と弓道部。

わたしも高校の時は弓道部。

弓道部の時の楽しさと辛さと厳しさと切なさが、先ほどのSL列車と重なり一気に舞い戻ってきた。

途中、女子高生さんは自分の家の方向へと。

私のこの先を心配して下される。

そんなときに3人組のヤングママさんグループ。

なんと 同じ宿!一緒に行きましょうって。

暗い山道、ヤングママさんのグーグル先生のおかげで何とか宿に到着できた。

もしも 会えなかったら どうなっていただろう。

暗くて雨で月明かりも星明かりもない。

急なお泊りで空いているところがない中、ここだけあった。もちろん安い条件で。

一泊夕食付。素泊まりもあったけれど、夕食を付けても1万円にならない。

温泉もついている。しかも 効能もしっかり。超お得って感じで。

ヤングママさんグループに出会う奇跡をもらって無事到着。



ママさん達と手を取り合って喜んだのはいうまでもない。何度も何度も何度も感謝の言葉を伝えた。



テレサテンが生前この山奥の観光開発に尽力したそうだ。







口コミに カメムシさんがいるのでガムテープをロビーでもらってねって。

食べきれないほどのボリュームたっぷりのお夕飯と良い温泉で、9時には寝床につく。

確かに、テーブルの上にはカメムシさんがあおむけになって2匹。夜中にごそごそ1匹。







ちなみにごきぶりとは違うので、カメムシがいるって自然の当たり前のことだから大丈夫。

カメムシは自分の匂いで死んじゃうんだって(残念な生き物から)

雨は続いている。

朝方始発の只見線を見たくて雨具装備して宿を出るが暗い。遠くの車両が写るはずもない。

でも マジックアワーに染まりたい。

私の一人旅

この宿に辿り着くまでの冒険も

とてもとても素敵な幕開けだった💓


 

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JR大人倶楽部 初日は雨のSLばんえつ物語

2024年11月29日 | 日記

今年初のJR東日本大人倶楽部利用。

18,800円で,5日間の乗車券、特急券,新幹線。指定券は回数の縛りがありますが、自由席なら何度でも使えます。
いつもは 旦那さんと二人旅。
今回は初日だけ一緒でその夜からは別行動の一人旅。
 
 
旦那さんと私の主題は
このチケットを使って、お泊まりは一回だけ❗️
旦那さんは大宮を根城に、私は品川を根城にしました。
 
途中ドクターイエローの運行日もあって迷った末、ドクターイエローを優先。
 
最終日はどこにしようかな。そうだ、荷物を家に置いて気楽に出よう❣️
ところが
一歩家に足を踏み入れたなら
😩
もう 出かける気力がなくなつて
最終日は終わってしまった。
 
 
と言う訳で
一人旅と意気込んだ割には‥
 
でも小さな旅を楽しみました😊
 
初日、関東各地から富士山が綺麗に見えました。新幹線ときの窓から。
さいたま市通過時。
 
川端康成様の名文句
トンネルを抜けたら

雪国
懐かしい鉛色の空と雲
 
 
さて 新幹線ときが新潟に到着すると羽越線が待っていてくれて新津へ。
 
新潟に居てもなかなか乗車するチャンスがなかった
磐越号SLに乗車しました。
 

動く前から旦那さんは早速です。
お気に入りのウイスキーを詰めて
楽しむ旦那さん。
勿論駅弁も。
いそいそとよく動く☺️





国鉄C57形蒸気機関車180号機。
乗車する車両は12系を改造して、木目調を多用した内装、車体の色。
大正ロマンを彷彿とさせるレトロな雰囲気が漂う(JRhp、のって楽しい列車より)
ちなみにこの機関車は1946年生まれ。引退後小学校の校庭にて休んでいたけれど
1999年に動態復元。と いうことは各地の公園や駅に留まるSLはまた走ることができるのかな。
 
磐越号の走る磐越西線は、私の両親のふるさと。
その景色を見るだけで胸がいっぱい。


SL列車の中は
子どもの遊び場🛝もあり、展望室もあって、飽きない旅でした。

新津から会津若松
あいにくの雨
 
 
石炭、本物だし、沿線に吐かれた煙はもっくもく。
民家のところに黒い煙がもくもくとたなびくと 余計な心配をしてしまう。
でも
民家からも手を振ってもらい、もちろん沿線にはたくさんのギャラリーが手を振ってくれる。
貴婦人と呼ばれるデゴイチならぬC57
私の思い出にもしっかりと残っている。
 
そして 懐かしい田園風景とはばたく鳥(多分白鳥かと)
この写真の山のところに注目してもらうとわかりますが。
 
 
 
新津を離れて咲花(さきばな)温泉
 
この宿一水荘(いっすいそう)は沿線にあって、エメラルドグリーンの不思議なお湯で懐石料理のおいしいお宿です。
このお宿にお泊まりすることがよくあります。孫と通過するSL列車を見に踏切に出て手をふります。
また、お泊まりしたくなりました。
 
 
 
 
途中 津川というところでいったん停車。
この津川には狐の嫁入りという行事があって、とってもロマンチックなのです。
阿賀野川ラインは両親の思い出がいっぱいつまっています。
 
 
作業の様子を雨足が見守っている。
車内アナウンスでは機関車保全の係りの方のお名前が車掌さん、運転手さんと一緒に放送される。
車内では温かな拍手が沸き上がる。
 
 
 
 
雨足がとても強くなりました。
今日明日、こんな感じの天気かも。
 
 
到着した会津若松は雨、
まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」に乗ってバス車窓を楽しむ。




こうしてSL列車乗車を楽しんで
彼は磐越西線で郡山へ行って新幹線に乗ってさいたまを目指します。
私は只見線で今晩の宿泊先へ。
17時出発、すでに日が暮れています。
 
旦那さんは私が一人で決めて一人で行くのを心配しているけど
内心
旅は私の方が慣れているもんね😙
 
 
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