八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY

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追悼 安川誠さん

2010年08月30日 20時52分52秒 | Weblog
原村で木のオカリナ・樹音(ジュネ)を創作し、自ら奏者として活動されてきた安川誠さんが8月26日に天に召されました。
お別れ会が、八ヶ岳自然文化園大ホールで行われました。
folk singerでもあった安川さんの仲間があつまり、お別れ会は、安川さんを天国へ送る演奏会になりました。
親族でコンサートマスターである甥御さんが、ヴァイオリンでクラシックの名曲を奏でました。
なんとも綺麗な音色に心が洗われる気になりました。
その後も、安川さんのかつてのバンド仲間が、歌を捧げました。
でも、なんと言っても心に響いたのは、安川さんの次女のカンナちゃんの、お父さん直伝のジュネの演奏でした。
凛として、心を込めて奏でるカンナちゃんの音色は、きっと天国へ届いたと思います。
お父さんの誠さんは、若干56歳で天に召されたけれど、その全てをカンナちゃんが受け継いでいることがはっきり分かりました。
お別れ会には、彼を偲んで300人以上の方が参列しました。
地域の様々なチャリティーやイベントに積極的に参加してきた彼の功績だと思います。

誠さんとは、僕が1999年に八ヶ岳に移住した時からの付き合いです。
長女同士が同級生だったので、最初は父兄会繋がりでしたが、そのうち移住組で集まる仲間に安川さんもいました。
彼がミュージシャンというのは聞いていたのですが、初めて演奏を聴いたのは、移住組仲間で畑をやっていて、
その収穫祭をやったときでした。彼は短パンにサンダルというラフな格好でマンドリンを小脇に抱えてきました。
そして、焚き火を囲んで宴が始まると、弾き語りを始めてくれました。
なんともホノボノして森にぴったりの雰囲気でした。
その後ジュネという小さな笛をオリジナルで作り、自ら演奏していることをしりました。
地元のイベントには必ず彼が演奏していました。
ジュネの澄んだ音色は、高原の風のように爽やかで、聞く人々を癒してくれました。

安川誠さんは40歳の時に八ヶ岳・原村に訪れ一度で気に入り、直ぐに脱サラして移住したそうです。
それから9年後に突然病魔が襲ってきたのです。
その後の7年間の闘病生活は大変であるはずなのに、病魔をはね除けるように音楽活動に死力を尽くされました。
最後は家族に看取られながら、安らかに永久の眠りにつかれました。

僕が最後に安川さんに会ったのは、去年の今頃でした。
蓼科バラクライングリッシュガーデンにて、娘のカンナさんとプチコンサートを開かれました。
とても微笑ましい親子だなあと、羨ましく思いました。

心からご冥福をお祈り致します。
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2010年08月30日 10時05分24秒 | Weblog
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今後ともよろしくお願い致します。
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