今日、午後からビデオを借りてきて見ました。
タイトルは「笑の大学」、主演は役所広司、稲垣吾郎という異色のコンビに加え、喜劇ときていますから、これだけでも必見の映画です。
久しぶりに腹を抱えて笑いました。劇場で同じくらい笑ったら、自分でも恥ずかしくなるくらい笑いました。
時代背景は、戦争時代、大衆の娯楽である演劇までも検閲を受けていたという設定です。
検閲官役の役所広司に、喜劇脚本家役の稲垣吾郎が絡むというもので、当然ながら検閲の対象になるのは、喜劇の台本です。
ストーリーが進むにつれて、堅物で笑うこと自体を忌み嫌う検閲官が、いちゃもんをつける。しかも、小出ししながら、執拗に難癖をつける。その後ろにあるものを隠しながらである。(本当に理不尽な時代があり、それは形を変え、いつの時代もあるのではないかと継承しているような、行政に携わるものとして考えさせられるシーンが随所にありました。)
でもいつのまにか、その検閲官が演出家、役者までに仕立て上げられる。
そして、台本は検閲官の指摘をすべて受け止めながら、より充実していくのです。
この映画のコンセプトはひとつじゃないんじゃないかと感じました。
一つ目は、「笑う」ことの重要さ。
二つ目は、大衆はいついかなるときも「笑い」を求めている。それが辛い日々であればあるほど。
三つ目は、絶望の悲劇のときほど最高の喜劇が書けるということ。
四つ目は、どのような課題も努力しようという志と行動がなければ乗り越えられないということ。
本当に、笑いながら多くのことを学ばさせてくれた作品でした。
でも、全編通じて思ったことは、役所広司さんは元行政マンとお聞きしましたが、今の激動時代の地方分権社会でなら、そのまま残っても大成された方なんだろうなと思いました。
タイトルは「笑の大学」、主演は役所広司、稲垣吾郎という異色のコンビに加え、喜劇ときていますから、これだけでも必見の映画です。
久しぶりに腹を抱えて笑いました。劇場で同じくらい笑ったら、自分でも恥ずかしくなるくらい笑いました。
時代背景は、戦争時代、大衆の娯楽である演劇までも検閲を受けていたという設定です。
検閲官役の役所広司に、喜劇脚本家役の稲垣吾郎が絡むというもので、当然ながら検閲の対象になるのは、喜劇の台本です。
ストーリーが進むにつれて、堅物で笑うこと自体を忌み嫌う検閲官が、いちゃもんをつける。しかも、小出ししながら、執拗に難癖をつける。その後ろにあるものを隠しながらである。(本当に理不尽な時代があり、それは形を変え、いつの時代もあるのではないかと継承しているような、行政に携わるものとして考えさせられるシーンが随所にありました。)
でもいつのまにか、その検閲官が演出家、役者までに仕立て上げられる。
そして、台本は検閲官の指摘をすべて受け止めながら、より充実していくのです。
この映画のコンセプトはひとつじゃないんじゃないかと感じました。
一つ目は、「笑う」ことの重要さ。
二つ目は、大衆はいついかなるときも「笑い」を求めている。それが辛い日々であればあるほど。
三つ目は、絶望の悲劇のときほど最高の喜劇が書けるということ。
四つ目は、どのような課題も努力しようという志と行動がなければ乗り越えられないということ。
本当に、笑いながら多くのことを学ばさせてくれた作品でした。
でも、全編通じて思ったことは、役所広司さんは元行政マンとお聞きしましたが、今の激動時代の地方分権社会でなら、そのまま残っても大成された方なんだろうなと思いました。