走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ほめるテクニック

2010年05月20日 23時55分43秒 | 考え方
 日本人は「褒める」ことが苦手な民族と言われています。
 そのことをまじめに考えたことがあるのですが、きっと「奥ゆかしさ」みたいなものが邪魔をしているからではないかと思うのです。

 そして、大事なことは、有森裕子さんではありませんが「今日がんばった自分を自分で褒めてあげたい」という名台詞がありますが、何よりも自分で自分を褒めることです。
自惚れたことをいうんじゃないと言われるかもしれませんが、自分で自分を褒めれる人はまず自分が好きだということです。
自分を愛せない人が、他人を愛せるはずがないからです。
 そして、人を愛せない人が人を褒めれるわけがないからです。

 私はよく心の中で、「俺ってすごい!!」とか、「俺っていけてるじゃん!!」とか、「俺みたいな奴は他にいない」なんてことをいつも言っています。
なんという自惚れで、傲慢な人間なのでしょう。
でも、いいんです。
他に私を褒めてくれる人がいないのですから...(ちょっと寂しいですが(笑))

 少し脱線しましたが、自分で自分を褒められるようになると、自然に人を褒める人になります。
でも、2つのことに注意しなければなりません。

 1つ目は、平素から周りの人を含めて人をよく観察しておかねばなりません。
なぜなら、その人のよさを見逃してしまうからです。
つまり、褒めたい人のよさ探しを平素から注意深くしておかないとみつけられないということです。
よく「人のアラを探す」と言いますが、その真逆のことをするのです。
でも、これができだすと素晴らしい人間関係ができ始めます。

 次に2つ目として、褒めるところを観つけたら、口に出して褒めることです。
ここのところが凄く難しい。
そのためには、いきなり大きなことを褒めないというのがコツかもしれません。
例えば、お客様が来た時にお茶を出してくれた部下がいるとします。
そのときに、「気が利くねえ、ありがとう」といった具合でしょうか。
このような小さな褒め言葉を積み上げていくと、どのようなときでも自然に褒め言葉が発せられるようになります。
 この「自然に」というのが大切です。

 わざとらしい褒め言葉は相手にとって不快感を感じても、ちっともうれしいことではないでしょう。

  心を込めて褒める。

 あなたも今からやってみてください。