地元の愛媛大学大学院教授・野村信福さんがテレビで紹介されていた。
内容は、廃油から取り出した水素で、自動車を動かそうというもの。
あらゆる産業から排出される廃油・・・
野村先生は、そこから水素を取り出し、乗用車を走らせようという世界初のプロジェクトを進めている。
それは、液体の中に太陽を造るという“常識外れ”の発想から始まった。
そもそも、彼の斬新な発想は居酒屋で生まれた。
同僚の豊田准教授と飲んでいた時のこと、それまで気体から作るのが常識だったプラズマを液体で作ることを思いついた2人。
電子レンジのマイクロ波を使い、液体の中に3000度以上の状態を造り出す。
その分野では世界的に注目される研究者だ。
研究を始めた10年前、誰もがマユツバものだと罵った。
しかし、彼には確信があった。
それは、大学時代の恩師が口癖のように言っていた言葉「まずは常識を疑え。脱常識」。
航空機事故に遭い、志半ばで他界した恩師の言葉を胸に研究を続けた彼。
2002年、2人は世界で初めてマイクロ波を使った液中プラズマを発生させることに成功。
この技術で要らなくなった廃油から水素を取り出し、さらに廃油の処理コストも削減できるという。
環境への負荷を減らそうというのは世界の流れ。ただ石油に比べて供給コストがかかるのが水素燃料の課題。
廃油から取り出した水素で乗用車が走るようになれば、水素社会への新たな扉を開くことになると彼は言う。
地方大学にこだわり続ける野村先生は、決して優等生ではなかった研究者のプライドをかけて次世代エネルギーへ挑戦しつづける。
彼が研究者になれたのは恩師のおかげ。
その受けた恩を研究で返そうとしている。
とても感激屋で不器用な研究者ではあるが、その熱き情熱が知らず知らずの間に周囲を巻き込み、動かしている。
私は、水素社会は必ず訪れると思っている。
がんばれ!! 野村先生。
内容は、廃油から取り出した水素で、自動車を動かそうというもの。
あらゆる産業から排出される廃油・・・
野村先生は、そこから水素を取り出し、乗用車を走らせようという世界初のプロジェクトを進めている。
それは、液体の中に太陽を造るという“常識外れ”の発想から始まった。
そもそも、彼の斬新な発想は居酒屋で生まれた。
同僚の豊田准教授と飲んでいた時のこと、それまで気体から作るのが常識だったプラズマを液体で作ることを思いついた2人。
電子レンジのマイクロ波を使い、液体の中に3000度以上の状態を造り出す。
その分野では世界的に注目される研究者だ。
研究を始めた10年前、誰もがマユツバものだと罵った。
しかし、彼には確信があった。
それは、大学時代の恩師が口癖のように言っていた言葉「まずは常識を疑え。脱常識」。
航空機事故に遭い、志半ばで他界した恩師の言葉を胸に研究を続けた彼。
2002年、2人は世界で初めてマイクロ波を使った液中プラズマを発生させることに成功。
この技術で要らなくなった廃油から水素を取り出し、さらに廃油の処理コストも削減できるという。
環境への負荷を減らそうというのは世界の流れ。ただ石油に比べて供給コストがかかるのが水素燃料の課題。
廃油から取り出した水素で乗用車が走るようになれば、水素社会への新たな扉を開くことになると彼は言う。
地方大学にこだわり続ける野村先生は、決して優等生ではなかった研究者のプライドをかけて次世代エネルギーへ挑戦しつづける。
彼が研究者になれたのは恩師のおかげ。
その受けた恩を研究で返そうとしている。
とても感激屋で不器用な研究者ではあるが、その熱き情熱が知らず知らずの間に周囲を巻き込み、動かしている。
私は、水素社会は必ず訪れると思っている。
がんばれ!! 野村先生。