昨日の続きですが、今、松山市では地区ごとに「まちづくり協議会」を設立し、地域住民によるまちづくりに取り組んでいます。
しかし、住民にその必要性がしっかり伝わっているかというと必ずしもそうではないような気がします。
また、既に協議会という組織を立ち上げておられる地区でも、そのあたりが理解されず迷走し始めているところもあるのではないでしょうか。
今、地域コミュニティの現場は後継者がいないことが横に置かれているような気がします。
以前にも書いたことがあるのですが、以前は地域コミュニティを担う人材が次から次と入ってきて、育つ環境にありました。
例えば、PTA役員を務め、子どもの卒業とともに役員を卒業されてた人材が地域コミュニティのお世話をしてくれる。
そして、その人材が育ち、地域コミュニティを担う人材になっていくという好循環システムが暗黙のうちにありました。
しかし、PTA役員を率先してやってくれる人材が激減し始めてから、地域コミュニティの人材にも影響が出始めました。
好循環システムが機能しなくなっただけでなく、システム自体がなくなり始めています。
今、一番立て直さなければならないのは、このシステムを再構築し、機能回復を図ることだと思います。
そのためには、コンセンサスがはかれやすい目的や目標を地域の皆様に説明し、納得していただくことだと思います。
そこで、当生石地区では「安心・安全」をまず掲げることとしました。
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