長岡さんを偲ぶ会&新年会
1月17日、長岡さんの逝去を受け、当初予定していた新年会の冒頭に「偲ぶ会」をおこないました。アコーディオンを抱いた長岡さんの写真を掘り出して加工。お客さんの一人が差し入れてくださったお花も飾られています。
知り合いであろうお客さんには可能な限り「偲ぶ会」の連絡をおこないました。急な連絡にもかかわらず、OTTOを介しての知人・友人20余名が集まってくださいました。30秒間の黙祷・・・。
この間の経緯について智子からの経過報告。そして参加者全員から長岡さんへの思いや感謝の言葉をいただきました。
楽器練習生のグループ、オットーガールズが演奏していた小柳ルミ子さんの「星の砂」が大変お気に入りで「練習しとくわ」とセッションを希望されていました。残念ながらそれは果たせませんでした。この曲を「贈る言葉」として演奏。
昨年1月に奥さんを亡くし、その後は毎日OTTO通い。イベントで椅子が足りないと率先して椅子を引っ張り出してお客さんを案内する。外で入店を躊躇している人に対して「入りぃな」と声をかけて促す。演奏者に対しても「ウマいなあ」とお褒めの言葉をかけてくださっていたのが印象的でした。自身もアコーディオン演奏者として何度も「歌う会」の中心になってくださいました。まさにボランティアマネージャーとして、OTTOには無くてはならない存在だったのです。
それだけに喪失感は大きい。だけど軽やかなフットワークでいつも笑顔の長岡さんに涙は似合わない。明るくいこう、最後はお約束のビンゴゲームです。賞品には以前長岡さんが提供してくださった膝掛けも並んでいます。
病気療養中の方、ほんまにお久しぶりの方も演奏に加わってくださいました。
長岡さんは永遠に戻ってくることはありません。人間、焼かれて灰になったら何も残らないのです。しかし我々の心=(最高度に発達した物質である脳髄)の中には残っており、望めばいつでも戻ってこられましょう。籠谷さんとともに来年も我々の前に現れてくださるものと思います。