バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

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20180621 カフェOTTO通信 東日本縦断ツーリング5/23

2018-06-21 07:32:10 | バイクツーリング

5月23日(水)
 お宿→ 六ヶ所村→ むつ→ 川内→ 大間→ 函館→ 恵山

 5時前から通る車の音がうるさい。ここは三叉路になっているので一旦停止してから加速する音、それも農耕用のやつだからオートマではない。2速、3速と加速するたびに音が変化するから余計やかましいのだ。ウトウト・・・ 7時、本格起床。ジェット機やら車やらうるさいところだな。

 やたら南風が強い。南を見ると雪をかぶった山々が。散歩中の老夫婦に話しかけると、我が意を得たりとばかりにお話が始まった。「あれは八甲田山で、そのほかの山を従え、合わせて八甲田連峰という。そして△○■※・・・・」。
 あ~、山の名前を聞いただけやのに。あ~、風が弱まってる今、テントたたみたいのに・・・。
 ありがた迷惑という言葉もある。でも、それも一切含めて旅は成立するのだ。後で思い出すと微笑ましい交流と思い直すことでもある。
 強風に四苦八苦しながらテントをたたみ、8時出発。

 県道219号線、25号線を経由し六ヶ所村へ。
 ここには核燃料再生工場があり、日本全国から使用済み核燃料が集められてきた。(2兆円かけて未完成)貯蔵容量は3000トンだが2968トンが埋まり、今後は搬入できないという。そうすると各原発では原発内に使用済み燃料を貯めておくことになる。これも冷やしておかなければ発熱し、危険な状態になる。原発がトイレのないマンションと言われるゆえんである。再処理工場の完成は計画では20年以上前。未だに完成していない。その間、技術上の問題で23回も完成予定が延ばされてきた。

 30キロほどで陸奥湾に出て国道279号線「むつはまなすライン」を北上。狭いものから広いものまで、菜の花畑があちこちに見られる。
 ここ、横浜では菜の花から穫ったハチミツや菜種油などが特産品らしい。道の駅・よこはまには「菜の花ソフトクリーム」「菜の花ラーメン」「菜の花ドーナッツ」などが売られていたのでドーナッツを買ってみた。パクッ。う~ん、フツーの味だぞ。だが噛み口を見ると緑色。菜の花なんやから黄色でないと・・・などというツッコミはやめておこう。

 陸奥湾を左に眺めながら国道338号線を西へ。

今回のルートは川内から国道を外れ、県道46号線「かもしかライン」に乗ることにする。ここからはほとんどお一人さま走行となる。

 越えても越えても次々と現れる新緑のキツいコーナー・右に左にバイクを傾けながら頻繁にギヤチェンジ。そしてすぐにブレーキ。「両手両足を使いこなさなければならない二輪ライダーはボケない」というヤマハの研究もあるが、両手両足を使っているうちのドラマーはあまり大丈夫ではないみたいだが・・・。

13時30分、大間着。マグロで有名なのでお土産はマグロせんべい← 大トロの味だった(うそやで)

フェリーに乗船。14時10分、大間港発、15時40分函館着。

函館では小雨がぱらついていた。こんな天気ならキャンプ場よりも橋の下の方が良い。函館から海岸線の国道278号線を東へ。そんな場所を探すけどこの道沿いにはミゾコ程度の川しかなく、それらの橋の下にテントを張ることは不可能だった。

 17時20分、恵山の海浜公園キャンプ場に到着。管理人のおいちゃんが空を眺めながら「炊事棟にテントを張っても良い」と言ってくださった。有り難い。今夜は確実に雨だろうし、今もポツポツと降っている。

 海岸沿いのキャンプ場からは恵山が目の前にそびえ、歩いて行ける距離に道の駅やセブンイレブンがある。サイトは芝生。

 18時20分、宴会開始。今日のメニューはそこの道の駅で買ったイカめし。これは函館が発祥の地だ。昨日のホヤに続き、地元の旨いもんを食った。そしてそこのコンビニで買ったカップラーメン。昨夜は袋ラーメンだったから少し高級になったかな。

「ア缶」かぁ・・・あえて評論はすまい

 



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