紙の健康保険証がついに廃止に
12月2日、政府はついに健康保険証を廃止しました。これからはマイナ保険証に移行するということです。私はこの制度に強く反対し、今からでも紙の健康保険証を残せと言いたいのです。
だいたいマイナンバーカードを持つかどうかは任意だということでした。しかし医療を受けるためにはマイナンバーカードに紐付けされたマイナ保険証が必要となるということでこれは当初の説明とはまったく異なります。国民にウソをついて始めた制度だと言えます。
マイナンバーカードを持ち歩くのはヤバい
70才を超えると頭の回転がかなり鈍くなった感じがします(自分は)。ですからいろんな情報がはいっているマイナンバーカードを日常的に持ち歩くのは怖い。で、未だにマイナンバーカードさえ作っていないのです。
小さな開業医は閉鎖のおそれも
週に2~3回接骨院に通っています。その医院は患者がまばらでカードの読取り機は設置されておりません。しかし「まばら」とはいえ、その地域には医院を必要としている一定数の患者が居ます。細々と医療を続けている医院の中にはこんな読取り機を購入する資金がない所もあるらしい。それじゃ地域の医療は崩壊します。大きな病院で長時間待たされてリハビリを受けるより近所の医院でスッスと施術してもらったほうが良い。待ってる時間に病気になりますから。
とりあえず資格確認書で受診をします
マイナ保険証を持っていない者に対しては資格確認書という従来の保険証に代わるものが送付されるそうです。当面はこれで受診できますのでマイナカードは作りません。
コスト削減のウソ
年間数十億~100億円のコスト削減になると言います。しかしマイナンバーカードを普及させるために税金を使い、開発費や運用費やらを含めると1兆円を軽く超える経費がかかっているそうな。その他にもマイナ保険証推進費が800億円。全部足したらこれらにかかったコストを回収するのに数十年かかります。どこかに儲ける奴がいるのかと勘ぐってしまいます。
紙の健康保険証を復活させよ!
マイナ保険証には持病や使ってきた薬などが記録されているので誤診がなくなり安心できるという説明もありますが、それならマイナンバーではなく、健康保険証カードを作って同じ記録をすればいい。今からでも紙の健康保険証を復活させる運動に取り組みたいと思うのです。
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