バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20230320 カフェOTTO通信 紀伊半島ツーリングレポート4

2023-03-20 15:38:06 | バイク

3月15日(水) 紀伊半島ツーリングレポート 3日目

お宿 熊野 新宮 すさみ 白浜 みなべ 柏ビーチ(nojuku)

山側のテントサイトには男女2人だけ。かなり離れた場所にテントを張ってはる。管理人さんがうるさいであろうバイクとは離れた所を指定されたんだろう。昨夜と同様、夜中に寒くなり革ズボンをはいて眠った。少々窮屈やな。

キャンプinn海山は整備が行き届いているしキレイ。ゴミ処理完璧。便所はウォッシュもある。子ども連れでも普通に過ごせるだろう。一級のオートキャンプ場と考えれば¥2.400は格安といえるかも。but僕のようにキャンプ場をホテルとして使う人間にはもったいないな、

7:00起床。天気は良いしテントも濡れていない。こんなに寒いのに結露も夜露もない。今日の走行は200Km以下なので8:20、ゆっくり出発。

国道42号線にでるとすぐに熊野古道の看板が。世界遺産そのものにあんまり興味はないが、せっかく道端にあるので撮影だけしておこう。

山中走行になるとかなり冷え込む。しかし交通量は皆無に近いんで快適に、豪快に走ることができた。

9:30 熊野の「鬼ヶ城センター」に到着。ここは熊野古道の世界遺産の一部として登録されている。リアス式海岸で、激しい荒波によって浸食されたらしい。日本百景にも選定されている。海賊=鬼退治の伝説が残る場所でもある。

さて、今宵の宿の予約ができていない。予定は日置川町営向平キャンプ場。入村量430円、テントサイト310円、バイク200円とある。合計¥1.000以下という、紀伊半島では安価なキャンプ場。しかも徒歩7分で温泉がある。☎☎☎「今晩バイク1台、大人1人宿泊願います」。答「営業は土日のみです」!!!え~!!!。信頼の高い「はちのす」というサイトで他のキャンプ場を探す。無い!

頭の中が(外も)真っ白になってフラッと鬼ヶ城を出発、海岸沿いの国道42号線は相変わらず交通量が少なく走りよい。だが今宵の宿は・・・。

12:10、道の駅たいじに到着。ここはクジラ漁とマグロが売りだ。お、マグロの切り身があるぞ。ここで食えという意味やな。キハダマグロで値段は¥250。醤油も箸もつけてくれるという。キハダというと安物で味もそこそこというイメージがある。but異常に旨かったような気がする。

出発して30分あまりで道の駅橋杭岩(はしくいいわ)に到着。マグマが吹き出て固まって、それが隆起してまわりの柔らかい土が削られてできたという900メートルにもおよぶ巨岩の列。

この地の名物、めはりずしも食ってやりました。3個で500円とは、ちと高いような・・・。

潮岬には立ち寄らず、御坊で食材調達。今夜はnojukuになるんで料理はできない。出来合の鯖寿司と南高梅のおにぎりを買う。野菜を食わないと出ないという形で症状が出る。キャベツとビヤソーセージを購入。以前はソーセージを野菜でくるんで食していたが逆にソーセージで野菜をくるんだ方が旨いという事が分かった。野菜で巻くと舌には塩分も旨みも伝わらない。逆にすると真っ先に塩と旨みが来るのだ。

今宵の宿は県道24号線沿いの柏ビーチという海水浴場。夏場はキャンプ場になる。便所もあるし東屋もある。走行距離は軽く200Kmを超えてしまった。

お一人様で大宴会をやっていると「ご一緒させてください」と、徒歩の旅人が現れた。

2年旅を続けている!

この人、長野の出身で新潟から北上、北海道を回り、太平洋側を南下して今に至っているという。出発してから2年になるという!この人、歩きなのに料理用のコンロを2台も持ってる。その上、ミニギターまで持ってるという!その代わりテントを持っていない!なんと、テーブルの下に潜り込んで眠ってしまった。

初日にナイフでペグを作ったらラインで「サバイバル!」と返事が来た。だが彼に比べたらおままごとやと思った。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿