ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

雨降って、地が固まってほしいな…。

2014年11月24日 21時00分34秒 | 子ひつじ~ずの事
昨晩は。
またも、暴風波浪警報だった
ひつじ飼い家。

何でかって、ね~。
そう、皆さんのご想像?通り。

また、長男。
やらかしてくれました(爆)

毎度、毎度
「家庭の恥」をさらして
恥ずかしくないのかしら、と

思う方も
いらっしゃるでしょうが…。

わしは。
書くことで、

自分の気持ちを
整理してるし。

自分の子供が
世間から見たら、どうであれ

どうしようもない
悪い子だとは、思ってないし。

何はどうあれ、
本人を信じてあげよう、と
決めたので。

やっぱり。
書こう、と思うのです。

もちろん。
こんなアホな話に
つきあってられん、という方は

どうぞ。
スルーしてくだせえ。

今回も完全に
ぐだぐだの、愚痴話ですんで…。

日曜日の夜。
さあ、寝ようか、という時間。

長男がぽそっと
「明日の朝、俺の事起こさないでいいよ。
 俺、学校行かないから」

と。
言うではありませんか。

今度は、登校拒否かい?!


どきどきしながら
理由を聞くけど。

本人、なかなか
口を割らない(爆)

うるさいな~。
行きたくないんだよ~。
ぐずぐず~。
ぐずぐず~…。

知ってるよ。
そんな事、言っても

絶対、ウラが
あるはす。

やや、しばしの
押し問答の後

長男の口から
出た言葉は
「2日間の、停学くらったんだ」

おっほほほほほ~!!(涙)
今度は、停学かい!!!

さすがに
自己コントロールがきかなくなって

「あんた、一体、停学くらうような、何したの~!!!!」


近所中に
響き渡るような声で、

思わず
怒鳴り飛ばしてしまった…。

一応。
神妙な顔、をして

わしの前に
座った長男は

ぽそぽそと
事の顛末を、話した。

休み時間に
学校の裏庭をうろついてたら

そこで1本
地面に落ちてる、タバコを見つけたこと。

それを拾って
ポケットにいれて

下校時に
送迎バスに乗り込む時に

手に持っていたら
先生に見つかったこと。

教頭室に呼び出されて
停学を言い渡された事…。

アタマ、くらくらしながら
話を聞いた。

当然、状況的に
先生は

長男が学校内で
喫煙しているもの、と判断し

こういう
重罰をくだしたわけ、だな。

「でも、俺、吸ってないよ!
本当に、1本だけ、落ちてたから、拾っただけなんだよ」

「ちゅうか、何で拾うわけ?!」

「…友達にあげよう、と思って…」

わからん。
その、思考回路が、わからん。

どうしたって
疑いたくなる。

何で、拾うわけだ?
しかも、友達にあげる必要が
どこにある?!

信じるべきか。
信じないべきか。

とりあえず。
長男を部屋においやると

と~ちゃんに
電話をかけた。

今日もツアーで
くたくたに疲れて

すでに
寝る体制に入っていたであろう

むにゃむにゃ声のと~ちゃんが
電話の向こうで、飛び上がったのが、わかる。

「とりあえず、事実関係を確認するから
教頭と担任の電話番号、教えて」

ぶつり、と電話を切った
と~ちゃんから。

再度、電話がかかってきたのは
15分ほどしてから、だった。

「先生は、長男が、タバコを吸ってるところを
捕まえた、って言ってるよ。
で、本人には、お灸をすえるつもりで
停学、と伝えたけれども
事務処理上は、停学じゃなくて、病休に
してくれるそうだ。」

停学、といえば
イエローカード。

次に、何かやったら
レッドカード、

つまり
退学処分になる、ってことだもんね。

初犯だし。そこまで、
厳しくはしない、ってことだろうけど。

問題は。
停学かどうか、って
こともあるけど。

本当に長男が
タバコを吸ってたのか、どうかって事だよね。

「ちょっと、長男、電話に出して」

長男の部屋に
電話をもっていくと

驚いた顔で
長男が、わしを見る。

「ババが、あんたに話があるんだって」

しぶしぶ
電話を受け取り

ぶすっとした顔で
話をし始める。

かなり離れた距離でも
テンションあがってる、

と~ちゃんの声が
聞こえる。…怒ってんな…(爆)

「俺は吸ってないよ」
「見つけたのを、拾っただけだよ」
「そりゃあ、拾ったのは、悪いけど…」

時々
短い返答をしながら

ややしばらく
電話をしていた長男。

電話を切ると
くるっと、ひつじ飼いに向き直って

「何で、お母さん、ババに言いつけるんだよ!!」

始まった。

言いつける、って何だ?!
どういうこと???

「俺は、お母さんが
秘密を守れる、と信用してるから、話したのに!
俺が話さなかったら、お母さんだって、ババだって
全然、わかんなかったことでしょ!それをわざわざ、話したのに
何で、ババにまで、教えるんだよ!裏切り者!」

こうくる、とは
思わなかった。

彼の言い分によれば
今まで、わしは

悩みを打ち明けても
誰にも、秘密をばらさない

信用できる存在、
だったのに。

今回は
ババにばらして、俺の立場を台無しにした、と。

もう二度と、お母さんには
秘密は話さない!って。

でました!
思春期スペシャル!!
「秘密」をバラしたな!攻撃!!

「あんたね。お母さんは、何でもかんでも
話してないでしょ。でも、学校が関係するんだから
秘密には、しておけないよ」

「何でだよ!俺が具合悪いから、学校行かない
とか言って、ウソついちゃえば
お母さんだって、わかんなかっただろ!
正直に話した、俺が馬鹿だった!
もう、あんたなんか、俺のお母さんじゃない!
2度と、信用なんかしないよ!あっち行ってくれよ!!」

あ~。
家出をしたくなる、瞬間って

きっと、
こんな時、なんだろうなあ~…。

ふと。
自分も、とお~い昔に

母親と
大ゲンカをして

家出をしてやる!!と
カバンに洋服をつめこんで

家を飛び出たところを
母親が

怒りながら
追いかけてきたのを、
思い出した。

しかし。
15年育ててきた

自分の息子に
「あんたなんか、俺のお母さんじゃない」とか
「俺なんか、どうなってもいいんだ!」とか
「俺は、こんな家族、大嫌いだ!」とか

とかとか、とかとか
いろいろ言われると、キツイね~。

とにかく。
落ち着かせようと思って

口をはさまずに
へえへえ、と聞いているのだけど。

聞いているだけで
涙がでてきそう。

狂ったように
悪口雑言を吐く長男をみながら

どっかで、子育て
間違ったかな~とか、考えたりして…。

顔は頑張って
しらり、としてるけども

心では
大泣きしてましたぜ。ホント。

へえへえ、と
生返事をしつつ

居間に移って
テレビを見ているフリを
続けていると

後からついてきて
機関銃よろしく、

騒いでいた
長男も。

大騒ぎをして
いくらか気が済んだらしく

終いに、
おとなしくなった。

じ~~~っと
沈黙の流れる、空間。

状況のわからない
テレビだけが

一人で、わ~わ~、
騒いでいる。

ふと、ひつじ飼い。
コーヒーを飲もうと、立ち上がった。

キッチンに行くと
またも、長男がついて来た。

まだ、悪口が
いい足りないのかな、と
思いつつ

わざと
しらんぷり、を決め込んでいると

「…お母さん、ごめん。ひどい事、言った」

いや。まじ。
こういう時、涙、出そうになるね。

でも。
ぐっとこらえて。

自分のやった悪いことは
どうひっくり返ったって
隠し通せない、こと。

親には、子供の面倒を見る
責任があるのだから

何でもかんでも、秘密には
できないこと。

タバコには、これからは
「接近」さえ、しないこと。
友達にあげる、うんぬん、なんて
もってのほか、と。

話し合いをして
何とか、仲直りにこぎつけたわけだ。

本当は
先生の言ってたように

吸っていたのかも
しれない。

でも、今回は
息子が吸ってない、というなら

信じる事にする、と
伝えた。

もちろん。
これが最後。

今度、こういうことがあったら
もう、信じないよ、と付け加えて。

秘密ごとがなくなって
安心したらしく

早速、鼻歌を歌いながら
ゲームを始めた、長男。

秘密を抱える、というのは
本人にとっても、

こちらの想像以上に
ストレスになるのだろう、というのが
よくわかる。

やったことは
良くない事、だったけど。

それを、ただ
責めるのでは、なくて。

それを、
反省材料に使いながら

子供の人生の
道案内が、できれば…。

雨降って、地固まれば
いいわけで。

世間の目、とか
学校の目、には

よたった子、に
映ってるのかも、しれないけど。

子供を信じて
守ってやれるのは

親しか、いないんだ、と
改めて、自分に言い聞かせたのでした。

でも。
次回の保護者会が、ユウウツだわ~い。




こんな、グダグダ話に
最後まで、お付き合いいただいて
ありがとうございます~。

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コメント (18)
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