呼吸で癒そう

ゆっくり呼吸するだけでカラダは安心して落ち着き
内側からゆるんでいきます
ゆるんで笑ってぷくぷく参りましょうぞ

そして、そこに意識を向ける

2009年01月13日 | 呼吸統合セラピー
前回のタイトルは、‘タッチ、まず触る‘でした。
今回は、自分の手で触ったところ、痛みがあるところ、症状があるところ、に
‘意識を向ける‘です。

前回の尾てい骨の話。
まず触って、痛みの中心に息を送りこむと書きました。
普通なら、痛みがあった時には、その痛みをなるべく感じないように、紛らわしたりします。
そうではなく、痛みの中に自分が入っていくような気もちで、痛みを邪魔にして消すのではなく、意識を向けて、その痛みを感じるのです。

それは例えば、とても辛いことがあって落ち込んでいるとき。
友達が言ってくれる言葉、どちらが安心しますか?

A. 大丈夫、そんなこと何てことないわよ。。。
B. 辛いね、辛かったね。。。

正直に本当に辛い時、立ち上がれないくらいに力が出ないとき、前が全く見えないとき、
A だと何故だかあまり元気になれません。この励ましは、ちょっと元気が出始めた時に力づけられますが、トンネルの出口の光が見えない時は、実は辛いだけです。
しかし、Bの様に少しでも自分の辛さを理解してもらえたとき、なぜだか人は安心します。

それと同じことを自分の体にするのです。
痛いね、って感じる、理解する。
すると不思議にその痛みを作っている滞りのエネルギーが、自由になります。

自分の体にもっと意識を向けてみると、必ず体はそれに反応します。
触って、意識を向け、感じて、そのままを受け入れる。
すると、体はどんどん喜んで元気になってくれます。
自分の大切な体ともっと優しくつきあってみませんか。

明日は、息を送り込む時のことをお伝えします。
ご質問はどんどん書き込んでください!