マダガスカル共和国」の首都は、アンタナナリボ。人口約210万。
周囲を含めれば、約400万と言うから大きな都市だ。
赤い車は「シトロエン・ドゥシュボー」(Citoren Deux-chevaux)。
フランスで1948年に発売され1990年まで生産が続いた
フランスの国民車。デザインはフェラミニオ・ベルトーニ。
「ドゥシュボー」は馬2匹、と言う意味だから、単純に言えば
「2馬力」だが、実際は375cc~602ccの排気量がある。
日本で言えば、「軽自動車」の先駆け、と言った所だろうか。
かつての、フランスの名画にも数多く登場している。1990年
に生産が中止された、と言う事は、写真の赤い車は、少なくとも
30年以上前の車だと言える。塗装が赤で、白い幌は、布製で
オープンカーの様に巻き上げる事も出来る。
像はマダガスカル独立の父、フィリベール・ツィラナナ(1912-1978)
(Philibert Tsiranana)、共和国初代大統領。
手前にいるのは、水売だろうか?
(写真の調子が悪いのですが、拡大すると正常に見られると思います)