石井宏「反音楽史」 2006-01-07 | music この本の主張は明確です。音楽室にはバッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンといった大作曲家の肖像が飾ってありました(今でもそうかな)が、それはドイツの美学者たちが作り出したドイツ音楽中心の音楽史に沿ったものにすぎず、実際にはイタリアが音楽の中心、先進国であり、音楽の都などと言われるウィーンにしても実は後進地域で、サリエリのようなイタリア人が重用されて . . . 本文を読む