2連詩100題vol.7-4,5 2007-11-08 | poetry 昨日と同じ手法で2つ書きました。 064 鳴らない電話 横目で見ながら化粧を落とす。灯りが。 ハリがないような気がする。黄色い。 メールの返事も来ない。外の工事が。 いつからないんだろう。うるさい。 ぬるい湯船に体を沈める。天井から。 なんでもないと言い聞かせる。滴り落ちる。 体と男が示し合わせたように裏切る。赤い目が。 足先がいつまでも温まらない。まとわりつく。 065 何でもない . . . 本文を読む