夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

警察は最悪の官僚組織

2012-07-29 | news
ストーカー殺人やいじめ自殺のたびに警察が被害届を受理しなかったという話が出る。
単なる届け出なんだから受理するも、しないもない。
たかが役所の出先のくせに生意気だ。
署長だってキャリアなら30歳前後でなれる警視や警視正にすぎない。

検察に送検するかは捜査をしてからの問題。
検察が起訴するかはさらに次の問題。
ところが裁判所にでもなったつもりで思い上がっているのか、単に捜査して書類を作成するのが面倒なのか、なかなか受理しようとしない。
死亡事件になってから「再発防止に努めたい」などと曖昧な言い方でごまかしているが、「すべての被害届を受理して必要な対応を取る」と言えばいいだけのこと。

そのくせ交通違反や痴漢はどんどん摘発する。
なぜか?
お手軽に処理できるからだろう。
反則切符を切られた者のほとんどは反則金を払う。
痴漢でしょっぴかれても行為を認めれば職場に連絡されるくらいで済む。
もしそれを否認しようものなら、相当の覚悟が要ることはよく知られている。
長く留置され、裁判になっても冤罪を晴らすのはむずかしい。
検察、裁判所が警察を盲信してるから。
かくして警察は安直に検挙数を稼ぐことができる。

オウムの平田信、菊池直子、高橋克也が捕まって、ニホンの警察の無能さを世界に知らしめた。
警察庁の特別指名手配を受けながら、15年以上も逃亡できたのもルーティンワークに流された警察の体質を表わしている。
べたべたポスターを貼り、人形まで作っておきながら、カラオケボックスの店員に念を押されてやっと職質をかけるんだから。
ぼくは今まで一度も職質を受けたことがないし、チンピラに絡まれたこともない。
つまり警察もチンピラも人を見かけだけで判断してるんだろう。

警察の力の源泉は種々の情報だろう。
政治家は後ろめたいことがあるに決まっているし、マスコミはリークしてもらって記事にする。
官僚批判がかまびすしいが、最大の官僚組織であり、公安委員会という隠れ蓑の下で地方自治のコントロール外にある警察がいちばん問題だと思うな。

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