私の変なくせ――会議中に居眠りしちゃうことです。うちの職場っていろんな会議が多いんですが、資料説明を10分もされると落ちちゃいますね。変なというよりは困ったクセなのかもしれませんが、本人はあまり反省していないようですw。だって、ペーパーに書いてあることを読めばわかるのに何で説明を聴かなきゃいけないんでしょうか?
読んで理解できない人のための親切? 識字力のない人なんて必要ないでしょう。ペーパーを作った人の思い入れ? 表現力のない人も必要ないですね。でも、そんな波風立てるようなことを言うわけにもいかないので、寝ちゃうとw。まあ、そんな理屈があるわけじゃなくて、今思いついただけのことで、眠くなるから寝るというだけのことなんですが。だから、自分で会議を開いたり、意見を言うときにはちゃんと起きてますよ……って、当たり前ですけど。
黙って待ってるのが嫌いなんです。だから行列に並ぶのが大嫌い。行列のできる何とかって最近よく聴きますが、私にとっては最悪の店ですねw。昔は有名なラーメン屋さんを回ったりしたこともありますが、今は並んでまで食べるようなラーメンなんかこの世にないって思ってます(フランス料理でも何でもそうですけど)。GWに諸事情からやむを得ずUSJに行ったんですけど、拷問でした。
コンサートとかでも寝ちゃいますね。これは気持ちいいからで、演奏家の皆さんは眠ってる人を見つけても悪く思ってはいけませんw。……折角チケット代を払ってもったいないって思われる方もいるでしょうけど、そんなケチなことを言わないで。高級ベッドなんかよりよほど快適ですから。
音楽を自分の家で聴くときも、電車の中で聴くときも、とても気持ちよく眠れて、目覚めもさわやかです。胎教用とか、赤ちゃん向けとかのクラシックってよく売ってますけど、ああいう感じのが寝るのにいいってわけでもないです。居眠りのプロを自認する私wに言わせれば、静かかにぎやかかとか、遅いとか早いとかそんな単純なものではありません。音楽の中に海に潜るみたいに入っていけるのがいいように思います。そういう意味では、バッハの音楽がとてもいいですね。でも、ゴルドベルク変奏曲はなかなか寝かせてくれないですよ、バッハさんw。
眠りって本当に天の邪鬼なもので、寝なきゃいけないときには目が冴えて、寝ちゃいけないときにはすうっと引きずりこまれます。色川武大(阿佐田哲也)はナルコレプシーという病気で、突然意識を失うように眠ってしまうという深刻な症状だったそうです。眠っちゃだめ、でも眠い……というまどろみの渚をぱちゃぱちゃ歩くのがすごく快感だと思うのですが、こういう病気だと快感もないんでしょうねぇ。
内田百の小説で「山高帽子」という芥川龍之介をモデルにした作品がありますが、百自身とおぼしき人物がやたら眠がってうつら、うつらしていました。一見のん気な話のようですが、二人の鬼才の「神経衰弱」ぶりがじわっと伝わってきて、怖かったのを覚えています。
TB BOX(http://trackback.jugem.jp/)は、gooのテーマサロンと同じようにお題を出してTBするところです。ブログのネタに詰まったりしたときに、これからも使わせていただきます。えへへ。