こういうタイトルのときはふざけた内容だなとわかるようなら、あなたはもう私のブログの愛好者と言っても過言ではないでしょう。最初はWカップを考えるってことでいこうかなって思ってたんですが、WまでいかなくてもCで十分ですっていう寒いギャグを思いついたら、そこで何故か思考が停止してしまいました。
さて、世の中コスプレ全盛、有史以来これほど市民権を得た時代もなかったんじゃないかと思います。しかしながら、一部には「コスらないともえないの?」という意見も女性の側からあるようです。マッチはこすらないと燃えませんし、同様の性質の物体も今ちょっと名前は思い出せませんが、ありますねw。
冗談はともかく、これはなかなかむずかしい問題を含んでいます。つまり「そういう服装をしてれば誰でもいいの?」という問題提起です。私としては「そういう服装」なるものの具体的表象を明らかにしてほしいという気もしますが、話を先に進めると次のようになります。
「誰でもいいわけはない。似合ってなければいけない」
「似合っていれば誰でもいいの?」
「誰でも似合うわけではない。本当に似合っているのは23%もいない」
「だからぁ、似合ってれば中身はどうでもいいの?」
出ました。人間は中身が大切という誰も証明したことがない命題をもとに攻撃されています。ここで、
「似合うっていうのは見た目の話だから中身の議論をするのはおかしい。君は友だちの服選びに付き合って、『あんたは約束にルーズだからそんな服は似合わない』って言うのか?」
などという論理的には正しい反論を試みると、議論には勝っても彼女は一生できないでしょう。それでは悲しいので、
「そんなことはないさ。君のやさしさがそのコスに現われてるから好きなんだよ」
とか言っておくのが正解でしょう。たぶん。ところがやさしくしてりゃあ、図に乗りやがって……もとい、過度の譲歩や迎合の報いと言うべきでしょうか、さらに次のように詰め寄られます。
「あたしの見た目と中身とどっちが好き?」
「そりゃ見た目……じゃなかった。ははは。中身に決まってるじゃないか」
「じゃあ、コスらなくていいのね」
「そ、そうなんだけど……でもさ、コスってもらえればよけいかわいいし……」
「ふん。男って結局女の子を見た目で選ぶのよね」
はい。これが最終兵器です。自分はそうじゃないと(ウソか本当かはともかくとして)いくら一生懸命反論しても男一般の話で言われちゃうとどうしようもありません。別に選挙で男の代表に選ばれたわけでもないし、世の男どもから『しっかり頼むよ』とおカネをもらったわけでもないのに。……悲しいかなそうした議論はたいてい泥沼に陥ります。
「ぼくと君の問題になんで男一般が出てくるの?」ってあっさり言ったらどうでしょ?もっと露骨に言えば『男って』っていう女性は(逆に『女って』っていう男は)実は無意識に異性とのコミュニケーションを問答無用で断ち切っているような気がします。……でも、そんなことを言っても始まりませんね。最初に「コスらないともえないの?」と訊かれた時点で腹をくくるしかありません。彼女を取るかコスを取るかです。どっちもなんていうのは虻蜂取らずになるだけ、どっちか片方って決めてこそ両方手に入れられる可能性もあるんです。彼女はちゃんとわかって訊いてますよw。
内面なんて、好きになってもらわなくてもいいのではないかと~♪ある程度が常識があれば~♪
劣化したから去られるのは悲しいけれどw
目に見えるものってあまりないから
なのでコスプレ大賛成です♪♪♪
楽しいと思うのだけど
コスプレ大賛成……ますますナイスです。コスってるとセンスや知性がはっきりわかるような気がします。
内面とか個性とか言っても、外見ほどの違いはないだろって思いますね。