風の子
雪国の主婦のひと冬潜る編み物
二人暮らしの一つ屋根
゛余り毛糸マフラーに繋ぎ繋ぎて編んで行く冬の入り口゛
家族中の冬のカラフルな色糸を寄せ集めて編み込んで行く
手編みのマフラー
だんだんと仕上がって行く
母さんの温もりの冬の入り口
゛意味も無きのに愉快なり過ぎし悪戯の胸算用が穴捲り゛
振り向くと
病夫がクックックックーと笑ってる
否な予感
又やられたか
゛つるべーのしるしなり゛
゛吾の声に持ちた茶碗を落とす夫の伸びた顎鬚摘みし頃゛
゛お父さん゛と言うと゛ギク゛っとして
朝の納豆ご飯を床に落とし
゛びっくりしたひっくり返った゛よ
この人誰~れ?
それとも私は誰にみえるのだろうか
へのへのも~への
信じられない一つ屋根
雪国の主婦のひと冬潜る編み物
二人暮らしの一つ屋根
゛余り毛糸マフラーに繋ぎ繋ぎて編んで行く冬の入り口゛
家族中の冬のカラフルな色糸を寄せ集めて編み込んで行く
手編みのマフラー
だんだんと仕上がって行く
母さんの温もりの冬の入り口
゛意味も無きのに愉快なり過ぎし悪戯の胸算用が穴捲り゛
振り向くと
病夫がクックックックーと笑ってる
否な予感
又やられたか
゛つるべーのしるしなり゛
゛吾の声に持ちた茶碗を落とす夫の伸びた顎鬚摘みし頃゛
゛お父さん゛と言うと゛ギク゛っとして
朝の納豆ご飯を床に落とし
゛びっくりしたひっくり返った゛よ
この人誰~れ?
それとも私は誰にみえるのだろうか
へのへのも~への
信じられない一つ屋根