封韻されたの向こう側を覗いてみると、、、、
春を待つ水仙
春のときめき
編んでいる
セーターの毛玉から
拙いですが
ポエムが一つできました(^-^)
春へのときめき
流氷の便りを聞いた日
母さんの編んでいる
セーターの端に繋がった毛玉
春の陽を浴び
ころころと縁側に転がって行く
ひと冬潜る途中
不安な日も有った
吹雪きの日は
窓に近寄って明日を信じ
吐息の白く
キラキラと凍えた日は
樹氷の美に慰められ
ひと目ひと目編み込む
母さんの編み針に
春迄あやされ続けて行く
その意図は
遥か向こう側
雄大な自然の大地を意識して
赤い炎を点し続けるのだ
眠っていた自然界に
萌黄の水仙のひと束が
背を伸ばした花弁に
陽の微笑を詰め込んで
春への招待のエッセンスで擽りだす
鴎が鳴き海が動いた
赤い毛玉は母さんの編む
セーターの端を繋いで
縁側迄辿り
春の入り口を探している