もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

海が動いた

2011-01-21 06:12:01 | Weblog

封韻されたの向こう側を覗いてみると、、、、

春を待つ水仙





春のときめき
編んでいる
セーターの毛玉から
拙いですが
ポエムが一つできました(^-^)






春へのときめき

流氷の便りを聞いた日
母さんの編んでいる
セーターの端に繋がった毛玉
春の陽を浴び
ころころと縁側に転がって行く

ひと冬潜る途中
不安な日も有った
吹雪きの日は
窓に近寄って明日を信じ
吐息の白く
キラキラと凍えた日は
樹氷の美に慰められ
ひと目ひと目編み込む
母さんの編み針に
春迄あやされ続けて行く
その意図は
遥か向こう側
雄大な自然の大地を意識して
赤い炎を点し続けるのだ

眠っていた自然界に
萌黄の水仙のひと束が
背を伸ばした花弁に
陽の微笑を詰め込んで
春への招待のエッセンスで擽りだす
鴎が鳴き海が動いた

赤い毛玉は母さんの編む
セーターの端を繋いで
縁側迄辿り
春の入り口を探している