三寒四温
再び一年の逆戻りが見えて来る
私の存在感、価値観が乏しくて淋しいな
誰にも云えずくよくよしても。。。。。。。
諦めて
スニーカーの解けた紐を結び直す
春風の連れてくる冬の出口の三月
春の入口の四月
訪れる春夏秋冬
新しい季節に向かって歩こう
振り向くと
大きな夕日
私の背中を温めている
この陽はきっと
この世から疎遠になっり去っていった肉親の温もりだろう
私もあの人達と別れた齢になって来た
だから
涙など流さずに
人生素敵にまっとうしょう
デイーサービスに行った
夫のテレビの留守をする私
昭和40年代のホップス調の曲が流れて来ると
生活の匂いがして何時も金欠病
それでも子育てをしていた心は豊かだった
無我夢中で切り盛りをしていた台所に
主婦の日の目が注いでいた筈
人生って充実ばかりで無く
喜怒哀楽が入り混じる
未来への空腹が遣る気を起こすのかもしれない
あの色褪せた曲から蘇る懐かしさ
涙くんさよなら