8月12日~20日盆迄
ご先祖様の墓石の扉が開かれ
お墓からそれぞれの家族の待つ故郷へ帰郷する
今年の出会いを待つように
8月蝉時雨
蝉の鳴く声に振り向くと
昨夜の枕辺
゛俺はまってるぜ゛
ファンだったあの日の裕次郎さん声
冷たく凍えた手
もがけばもがく程掴んで離さない
お前に逢いたくて迎えに来たんだよ、、、、絶句
三途を渡る瀬と際の死の苦しみ
未だ生きていたくて゛手を握って欲しかった゛
それをお前は弱ったこの手を払いのけた
その時の埋もれ木が
この墓前の線香の煙だ
今年は例年に増して
暑の苦しみに蝉がよく鳴いている
生きるって大変だろう
そんな中、、、、、
お前に幸せを届けたく
今年も来た
お前は元気で生きているか
あれからの歳月
炎天で立ち止まる線香の煙を仰ぎながら呟いてみる
8月が来ると思い出す
長兄、次兄に届けられた新盆の提灯を見て
私も無性に欲しかった
店頭で涼しげに廻る灯篭から離れない私に
゛娘が。。。。゛
゛お母さん提灯が欲しいの゛
゛買ってやるかい゛
゛否や゛いいんだ自分で買うから。。。。。。
はっと吾に返り恥ずかしかった
どうして私は盆提灯が欲しかったのか
支え信じて来た私のこの世の道程
孤独が弾け不幸が弾け、、、、、
理解に苦しむ(^_^;)
死後の私の行方の意図
図らっていたのかな~と苦笑します
そんな八月蝉時雨
お前に小さな幸せを届けに
今年も来ましたよ(^_^;)(´∀`)